やずやの件。



やずやが就職の選考に落ちた学生に対して
「敗者復活」と称してYouTubeに動画をアップさせネットで炎上に



確かに色々と気の毒な結果になっている。
この学生はもとより、
やずやの社長も「非公開にしろって言ったのに…」と
怒り心頭なのではないだろうか。

やずやの社長の公式コメントにもあったように、
社長の本音としては、
「非公開のご案内はしていたにもかかわらず」
ここだろう。
「こちらの配慮が欠けていた」という言い方は、
裏を返せば「(相手は)思った以上に分かってなかった、バカだった」
という本音に対するオブラートだからね。

しかし、最初のリンクのコメント欄に
「まだ就職していないのに思いも何もないだろ」とあったように、
面接の時のアピールってなんだか不思議な世界ではある。
確かに学生だから、その企業に対する印象なんてそれほど深いわけがない。
「子供の頃に病気で生死の境をさまよって、やずやで元気になりました!」
だったらいいのか?
それもなんだかナンセンスだ。
結局、人を見る判断基準というものがない、ということだろう。

かつて「課長島耕作」の中で、
「大企業の採用なんてもんは正直言って大ざっぱだ」というセリフがあった。
人事の人間の言葉として出てきたのだが、
確かにある程度そうならざるを得ないという部分はあるだろう。
だからざっくりと学歴で採用が決まったりもする。
ところで学歴で人を判断するのはまるで不公平なように言われるが、
(まあ「偏重」が良くないというのは確かにその通りだが)、
逆にこれは非常に公平な「身分制度」なのである。
古い言葉に「皇族といえど東大に入れず」というものがあり、
要するに誰でも勉強ができるようになればのし上がれるということなのだ。
そこで声高に反対を唱えるというのは、
言わば「機会の平等」ではなく「結果の平等」を求めることになるのであって、
とうてい冷静な声とは言えないだろう。

話が逸れたが、この学生はどうなるのかな。
やずやとしては採りたくないだろうが…。
逆に世論をかわすために採用するのであれば、
企業としての芯が少々緩いと言わなければならないのではないか。

結局、「ネットは怖いね」という事件だったように思う。
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by shinobu_kaki | 2010-04-26 07:27 | エウレーカ! | Trackback | Comments(0)

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