「季節」吉本ばなな

「人は自分が相手に飽きたから、
 もしくは自分の意志で、
 あるいは相手の意志で別れたものだと思い込むものだ。
 でも、それは違う。
 季節が変わるように、時期が終わるのだ。
 ただそれだけだ。
 それは人間の意志ではどうすることもできない。
 だから逆に言うと、
 それが来るその日まで、楽しく過ごすことも可能だ」

 吉本ばなな(作家)
  

 
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Commented by いづみ(プチ作家) at 2004-10-11 15:58 x
納得しないけどね、時期が終わるとか言われも。
出会いというか始まりは、時期がきたからでいいけど
別れは少なくともどちらかの意志で終わりにしたい。
と、ちょっと吉本ばなな先生に楯突いてみました(笑)
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-11 16:38
まあまあ、まあ(笑

ばなな先生、何というかちょっと「彼岸」寄りの人だけに、
言葉の真意として、字面以上のものを読もうとしてしまう。
諦観のようにも読めるし、前向きな決意にも読める。
僕自身もちょっと計りかねたまま、
引っ掛かった言葉としてアップしてみました。

休日出勤、思ったより長引きそうなヨカソ

Commented by のこのこ at 2004-10-11 19:23 x
あひゃ。「納得できない!」とか騒いでる女がいるぞ?
世の中納得できないもんばっかりっすよ。

>季節が変わるように、時期が終わるのだ。
ばなな先生、イイゾイイゾ。

>それが来るその日まで、楽しく過ごすことも可能だ
そうそう。そうありたい。

恋愛小説家・いづみの現在にピッタリな言葉ですな。(あの映画はなかなかよかったねぇ~。)
・・・ダメだよいづみちゃん、キミがばななに楯突いても。青い青い。
>ただそれだけだ。
って、ホントはわかりかけてるくせに☆ (ニヤリ)
Commented by いづみ at 2004-10-11 19:51 x
のこのこ様、お帰りなさい。熱海の天気はどうでした?

>それが来るその日まで、楽しく過ごすことも可能だ
>恋愛小説家・いづみの現在にピッタリな言葉ですな。

ちょっとこれ、どういう意味?
私、そこまで達観してないけど……ブログのこと言ってるの?

恋愛小説家(映画の)、私も好き。
Commented by のこのこ at 2004-10-11 20:19 x
>恋愛小説家・いづみの現在にピッタリな言葉ですな。

映画の話だよ。恋愛小説家は実際の恋愛に不器用で妄想系(頭で考えて恋愛しがち)だってこと。
恋愛にあるべき姿なんて、ナイ!
キミはまだまだ、これから。(笑)

あ。すんません、管理人さんを無視しちゃいました。(爆)
>諦観のようにも読めるし、前向きな決意にも読める。
「彼岸寄り」って何ですか? 
どちらにしてもばななのこの発言は仏教的ですな。よろしい。
Commented by いづみ at 2004-10-11 20:27 x
のこのこ様
>実際の恋愛に不器用で妄想系(頭で考えて恋愛しがち)

私って、このタイプなの?
確かにかなり強い妄想癖はあるけれど。

「彼岸寄り」って、仏教的ってことじゃないの?
私も管理人無視しちゃいますが(笑)
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-11 20:53
管理人です。
お邪魔しますYO。
いえいえ、お話をつづけちゃってください。


>謎の彼岸寄り

いや、自分でもよく分からないんですけど(笑)、
吉本ばななで思うのは、
実はちょっとスピリチュアルというか、
かすかだけど「この世のものではない感覚」でもって
書いてるというか。微妙だけど。
モチーフは結構普通だったりするんだけど、
やっぱり「物語書き」だよなあとか思うんで。
「物語というのは基本的にこの世のものではない」という
言葉もあったりするわけですが、
なんだか自分でもよくわからなくなってきたので流して。

「恋愛小説家」観ましたよ。劇場で。
良かったよね。予想外に良かった。

Commented by のこのこ at 2004-10-11 21:31 x
>いえいえ、お話をつづけちゃってください。

なんだ。管理人さん、コメントくださいよ。どう切り込むか期待してるのに。
この際いづみちゃんは無視していいですから。(笑)
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-12 03:59
生還。いちおう。
今さっき終わって、会社から帰ってきた。
変に長引いて、ひどい目にあったYO…。


>恋愛小説家は実際の恋愛に不器用で妄想系(頭で考えて恋愛しがち)

「恋愛小説家」というか「小説恋愛家」って感じですね、これ。
いづみちゃんは自分で「かなり妄想系」って言ってたし、
事前に想像めぐらす部分はあるんでしょうね。
まあでも、僕も人のこた言えませんが。
ただ僕はいわゆる「恋愛体質」では(そんなに)ないと思われるので、
妄想の幅というか深度は浅めかもしれません。
でも、そんなの比べられないしね。わからない、というのが正しい。
どんな恋愛もど「いびつ」だと思うし。

お腹すきました。
Commented at 2004-10-12 08:55 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kuro at 2004-10-12 11:56 x
ばなな先生はちゃんと読んだことがなく、
単にこの字句通りにしか反応できませぬが。
でも、ひっかかりますね。これ。

確かに、意思を持って終わりにしている、とも言えるけど、
その意思に至る、元というか原因というか変化というか、
そういうもの自体が、何か「季節が変わるように、時期が終わる」ように変わってしまう、
ように読めた。
そう考えると、これまでのあれやこれや、受けたもの与えたもの、
もやもやしたしたものが軽くなるというか、
かっきーの言う、諦観のようでもあり前向きのようでもある言葉のように思えるような。

でも逆に、悪く言うと都合のいい逃げの言葉、みたいな側面もあるかもだけれど。

恋愛小説家、いいですよね。
あれはニコルソンしかできない。
つーか、そういうの多いよねぇ(アバウトシュミットは未見ですが)。


かっきー、おつかれ。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-12 12:48
>鍵さま

連休明け(しかも実質3連休ぢゃない)初日から
ほぼ徹夜状態なんてのはいかがなものか、ですよね。
やれやれだぜ。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-12 13:40
>くろ先生

そう、悪く言うと「無責任」とも言える。
もしかしたら真実かもしれないけど、
本人の立場でこれを言ったら不誠実かもしれんね。

ばたつき気味です。
Commented by えいこ at 2004-10-13 02:07 x
ばなな大好きです。ストーリーと言うより、些細な部分の表現が絶妙で。
「季節」って感覚もよくわかります。
っていったら思いっきり「えぇーー!!?」って感覚の方が多いのですね。

四季よりは長いことも短いこともあるけれど、
抗えないパワーで周りの風とにおいがぐんぐん変わっていくことはあって
それを「季節」と称しているのかなぁ、と。

恋愛も友達関係も、そういう「意志と無関係な流れ」があるから
人生って策略どおりにいかなくて、だから面白いのだと思うのです。

…って、肝心の『季節』原作読んでいないので、
 ものすごく的外れだったらごめんなさい…。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-13 08:13
>えいこはん

ばななはディテールですよね。
「抗えない流れ」を意識するかどうか、
これはかなり人によると思うのですが、
僕は委ねたいと思う方ですね。

自分の気持ちも含めてね。
だから面白いと言える。
Commented by kuro at 2004-10-20 18:37 x
今日、metro min. の藤原新也の「撮りながら話そう」のコーナーの『記憶の海が消えるとき』という、ちょい重たい文章読んでて、
その最後のとこで、あれー、最近似たような話、したよなぁ、と思い返し。
「あ。 かっきーで、ばなな」だ、と(@九段下~竹橋間)。

「大半の人は自分の感情は自分の中にあるもので自分のものと思っているが、そうじゃなく、自分の感情の変化や高まり、そして低下というものはちょうど海の満ち干に似て大きなものごとが支配し、人間はそれといかに折り合いをつけるかということしかできないんだ。 今後はその感情の落としどころをきちんとみつけることだね。 それも自分と他者に誠実に。」

前後の文章がないとよく分からないか。
分からないね。

お近くの地下鉄の駅の metro min. のボックスまで。
考えさせられるエッセーでした。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-20 19:18
「自分がいろんな事をコントロールできるとか思わないほうがいい」
ってのは最近とても思うんですよね。

それは放棄じゃなくて。

自分の感情も結局他人との化学反応の発露だし、
他者に不誠実ということはそのまま自分に不誠実ということで、
それがどんなにもったいないことかとか、
言わば…ガキっぽいことかというのはホントに思うですね。

例えば、
なにか「現象」とか「理屈」があって感情があるというより、
「なんか良くわからないけど気持ちや感情」が
説明のできないレベルでもって発生して、
理屈はその次だぁなとも思ったり。
その、感情のおっきな波に理屈で逆らっても、
結局説明しきれず自家撞着を起こしたりね。不可逆的。
こう書いちゃうと誤解されがちなんだけど。
ていうか僕はいったい何を書いているのでしょう(笑
夜中のカキコのようだナ。まるで。

誰にとってももっともハッピーな状態というのは、
自己が消えてるというか、
外部のなにかに夢中になってる状態ですよね。
「自分が」とか考えてるうちは、まだふっきれてないというかさ。
難しいですけど。

多分に理想論的ですが。まあ、ね。

やれやれ。
Commented by kuro at 2004-10-20 20:21 x
昨夜、ビールからタンカレーにうつった頃@Bizarres、
となりの女性とやや似た話になり>理屈と感情。

彼女、子供の頃からピアノとかやってたのだが、音符が読めない。
そんなあほな、と思うのだけれど、
「上がり下がりは分かるけど」読めない。 でも、1,2度聴くと、だいたい弾けちゃうらしい。
あと、これも子どの頃の話らしいのだが、(夢の中で)音楽、しかも交響楽というか、が浮かんだ、と。 かなりはっきり。
で、起きて、その浮かんだ曲を、


音符にできない。 (そのうち、大人になって忘れてしまったらしいが。)

曰く、曲イコール(喜怒哀楽的なる)感情からくる全体的イメージ、なんだそうな。

昔のロマン派とかの作曲家たちが、どうやって作曲してたのか分かりませぬが、
「ええと、まずリズムはこんな感じ、打ち込みしといて、主旋はヴァイオリンでこんな感じにして、そこに、管を、こう」
なんていう風に、パラレルに、理屈で考えてたとは思えないし。

ぐあーっと湧き上がってくるんでしょう。
感情が。  爆発しながら。
by shinobu_kaki | 2004-10-11 15:14 | 言葉は踊る。 | Trackback | Comments(18)

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