春樹風。

僕の書いたものをうちの奥さんに読ませると、
「ねえ、このところちょっと村上春樹風じゃない?」
って言われたりして、そういうときには
「えええ、やだなあ」と思ってすぐにさっと書き直します。
ほんとに。嘘じゃなくて。

村上春樹(作家)



世の中、いろんな悩みがあるものです。
「自分自身に影響を受ける」ってどんなもんでしょうね。
  
トラックバックURL : http://kakiwo.exblog.jp/tb/1165027
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented at 2004-10-13 09:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-13 09:33
>鍵さま

おはようございます。
いえいえ、こちらこそ。

はい、また。
Commented by いづみ at 2004-10-13 09:40 x
村上春樹は奥さんに自作を読んでもらってるんだよね。
その辺も彼の人気に加担しているよねと
友達と話したことがある。
で、引き合いに出したのが女性に不人気T氏(冷静と情熱)。

>「自分自身に影響を受ける」ってどんなもんでしょうね。

作家って、書けなくなるとほかの人の真似をするらしい。
それでも書けないと、過去の自分の作品を真似るらしい。
そこまでしたら、もう作家としては終わりだって聞いたことあるな。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-13 09:56
>いづみちゃん

春樹氏奥さんはけっこうダメ出しするらしいね。

>女性に不人気T氏

T氏って女性に不人気なんだ(笑
T氏と言えば、
文春連載中の近田春夫の「考えるヒット」で、
「zoo」の歌詞を指して、イメージの貧弱さと
言葉の選び方の薄っぺらさを指摘されていたな(笑
「芥川賞作家としていかがなものか」とか。
Commented by S24(にっしー) at 2004-10-13 12:00 x
おじゃましまーす(笑)
これはね、作曲やってると露骨にあるよ。
いや、バンドとかのほうがよくあるかな。
何となく自分あるいはバンドのイメージとかにしばられて気がつくとそこから曲作りを始めてしまっていることがよくある。
創りたいという衝動を得るためには他人或いは過去の自分の作品を含めて色々なものを自分の中に取り込む必要があるのだけど、作ることが仕事になってくるとそのプロセスをマニュアル化していってしまうんだよね。
頭ではわかっていても締切とかあるとそこから逆算して「このコードとあの曲のリズムパクってベースにしよう」なんてやってたり。

オレみたいなぺーぺーは人の作品パクってればいいけど村上春樹なり、音楽なら小室哲哉とかは注目が大きいから自分にパクリ元を求めるしかなくなってくるのかもね。って申し訳ない、オレは村上春樹はよく知らないのだけど(ォィ)

創作って楽しいけどその分エネルギーもたくさん蓄えないといけないのだな。
Commented by いづみ at 2004-10-13 13:00 x
>T氏って女性に不人気なんだ(笑

不人気です。かなり。
いやらしいんだよね、品がないというか。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-13 18:47
>にっしー東京

おお、面白い。
自分がやった経験ないせいか、
音楽紡ぐのってどうすんだろ、スゲーなあとか思ってる。
降りてくるの?
いや、ある程度構築的なんだろうね、書いてもらってるように。

「こーゆー印象にしたい」っていうイメージがあれば、
それを感じられる曲にするのってはスキルの部分なんだろうね。
そういう意味ではGデザインもそうかな。

「仕事」ってことは「満足してもらう相手」がいるってことで、
さらには「納期」ももちろんある。
その範囲でもって行なう作業は戦略的にならざるを得ないよね。
「パクリ」っていうか「必要に応じて持ってくる」感じ。
方法論とかをね。
お題に対して「もっともふさわしい表現」であれば、
実はパクリもアリだと思ってる。
要は志の問題。

お客さん(相手)に満足してもらったり絶賛してもらったりする、
その瞬間が無上のヨロコビです。
頑張ってよかったと思う。それだけです。本当に。
僕は仕事に対して、そういうスタンス。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-13 18:49
>いづみちん

T氏。
でも、なんかモテルよね(笑

南果歩だ中山美穂だ。
たしかに節操ない気はする。
Commented by のこのこ at 2004-10-13 20:55 x
うん。これはすごくわかる。
私もネット上で文章書くときに、静であれ動であれ、読み手を意識してついつい「のこのこ的なノリ」を必要としちゃうんだけど、これはホントは終わってる。実は私はのこのこじゃないし。(笑) 
バーバパパみたいに、変幻自在にいろんなものになれるんだけどやっぱりバーバパパ、ってのがイイ。
わかってるけど難しいんだよね。
音楽やってたときは、もっとダイレクトに思い知りました。
過去にウケたパターンや自分の好きなパターンをまたやっちゃった時点でまったく評価されなくなるもの。
ま、シロートですから、自分の色を持ちつつ常に新しい風を引き入れるべく努力しようかと。

しかし、村上春樹妻、いいねぇ。 
Commented by kuro at 2004-10-13 21:21 x
>お題に対して「もっともふさわしい表現」であれば、
>実はパクリもアリだと思ってる。
>要は志の問題。

そうなんだよねぇ。
構成する要素であるデザインもそうだろうし、
一般的に「広告」になっちゃったりすると、もはやアートよりビジネスの領域が急激に大きくなって、
「志」も、だってこの方が売れるもん、とかになっちゃって。
そのものズバリだったり、或いはメタな概念だったりするにせよ、
いろんなものをいろんなところからパクリ、くっつけ、ちょっと変え。
小説であれ歌であれ、純粋にアートであるからこそ、
オリジナリティとか新しさとかが厳しく求められることなんだろうねぇ。
でも一方で、その作品に触れた後に伝わってきたものの中に、
「似てる」とは別の、その作者「らしさ」とか「世界観」とか、そういうものもあって然るべきだし。

でもでも、歌とか曲とかって、たくさん作っていくと、
Voの音域とかで使える音符が限られてきちゃって、
どうしても似てきちゃうところもありそうな気が。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-13 23:18
こないだ「パクり」について直接的に書いたけど、
その時じゃなくてこの記事でより深い意見が出てくるのは
なんか面白い。


>のこのこさん

>実は私はのこのこじゃないし。(笑) 

そうだよね、のこのこさんはのこのこじゃない(笑)
絶対にオリジナリティに溢れてなくちゃいけない、
ていうわけじゃないけど、
「新しいこと」もしくは「新しくあろうとすること」は
何かをこしらえる際に大事だと思う。
楽してるのって、どうしてもばれちゃう。

>しかし、村上春樹妻、いいねぇ。

いいですねぇ。
パートナーとのこういう関係は憧れます。
どっちがどう、というんじゃなくて。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-13 23:27
>くろさん

何がプライオリティか、という話なんですよね。
「売れる」ことか「美しい」ことか、それとも…。
で、作り手としては、
どういった表現がもっともいいのか考え抜くことが、
一番大事なんだと思う。これは、経験的に。
センスも、テクニックも、いわば二の次。
大事なのは考えること。考えて、理解すること。
一番大切なテーマが何かわかれば、表現もおのずから決まると思う。
くろさんのフィールドの広告においては、
「らしさ」って凄い大事でしょう。
その企業の「らしさ」、シズルを間違えない事。
ということはつまり、作り手がいかに企業の事を知っているか。
自分のことのように知っているか。
そこに時間を掛けて深く対象を知ることができれば、
表現は間違いなく良いものになると思うよね。
自分の今の仕事のちょっとしたテーマでもある。
だから今…まあいいや、

オマーン戦観よう。
オラオラ、負けんなYO!
Commented by ユウイチロー at 2004-10-14 00:25 x
村上春樹。実はまだ読んだことないです。
村上春樹が好きな女性って本当に多い。
「あの人はもう結構歳なんだけど、自然に若者の文化を語れるからすごいんだよ」と熱烈な村上ファンに力説されたことがある。
ふーん、人それぞれだしねとか思ったけど口には出さなかった。

嫌いというわけではないです。
ただなんとなく避けていたのかも。なにせB級好きなもので、名がとおりすぎたものは避けがちなんですよ。
でもそのうち読んでみようと思います。
多分普通に面白いんだろうな。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-14 00:36
ハーフタイムです。

>ユウイチローさん

僕自身が好きなこともあり、
周りには「村上好き」な人が非常に多いです。
でも、
「普通に面白い」と思うかというと分かりません。
かなり好きか、合わないか、どちらかにわかれるような気もします。
それくらい一般に浸透している。
そして読んで頂ければ、僕がとても影響を受けてしまっている、
ということが分かると思います(笑
思い出話の文体とかね。
でも、

>「あの人はもう結構歳なんだけど、自然に若者の文化を語れるからすごいんだよ」

という風には思わなかったですね。
なんだろう、今の「ニッポンの病理としての喪失感」やら何やらに、
非常にフィットした感じが支持されるところなのかも。
あと、文体が非常に魅力的なので、
読書体験的に「心地よく酔える」というのもありますね。
ちょっと簡単には語りきれんです。
でも、読んでほしいな。ユウイチローさん。

ああ、後半はじまったっ
Commented by kuro at 2004-10-14 01:50 x
うむ。
「らしさ」=ブランド論的なことにもなったり。
「新しさ(刺激・鮮度維持)」との共存ってのが、難しいです。
特に長寿ブランドにおいては。

いいんですが。

本論的なる村上春樹作品的には、
『世界の終わりと~』『羊を~』が。やはり。とっても。
あと最近の長編は、ぢつは『ねじまき~』以降読んでなかったりするので、
語る資格なしなしです。
でも、短編の『神の子どもたちは~』は、好きです。
特に最後の表題作。

あと、
今、本棚で『神の~』のタイトルを確認しようとして「目に入った」のですが、
やはり好きなポール・セローの『ワールズ・エンド(世界の果て)』、
ハリソン・フォード主演の同名B級(?)映画をビデオで観て原作買った系なんですが、
これ、訳が村上春樹だったのか。

いや、今知った…。



つーか、
勝ったね。突破したね>ぢーこ。
Commented by kuro at 2004-10-14 01:56 x
あ。
映画タイトルは、『モスキート・コースト』でした。
訂正。

ぐ。 あれ、リバー・フェニックスだったのか。


んー。 
やおら再発見多し。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-14 09:41
>突破くろさん

勝ちましたねー。
まあ僅差でしたが、尻上がりでしたので。
中澤さまさまですな。

最近ミスター・マラカモが文庫で出していた、
「若い読者のための短編小説案内」(すごいタイトルだ)という
本を買っていま読んでるですが、
その中で、『神の〜』の中では
「かえるくん、東京を救う」という作品への反響が一番多くて、
ミスター・マラカモ自身も「あの作品があの中ではコア」
といった発言をしています。
どんな話だったか僕は忘れてしまいましたが。

蚊海岸。
観てないっす。まだね。
Commented by S24(にっしー) at 2004-10-15 03:48 x
シゴトでなんらかのオーダーがあるものならそれに忠実に行動するのはルールの中の自由といえると思うんだよね。
だけど「あなたの作品なら何でもいいです」みたいな世界になってきちゃうと逆にルールが無いから自分の創作活動そのものをルール化することが必要だと思ってしまう。
これがたぶん「自分に影響を受ける」ことのネガティブな一面でしょう。じゃあポジティブは何かと言ったら人より多くお金を稼げる事くらいしかないのかもね。

なんにせよ売れっ子ならではの悩みでしょ。
Commented by shinobu_kaki at 2004-10-15 10:05
>にっすぃー

「制作」の「制」は「制約」の「制」だ、
みたいな話もあるけど、
ルールはどっか必要なんだと思うよね。
それがまったく無くて、「なんでもいいから自由に」なんて
どうしたらいいのか困ってしまう。
自分でルールを決めていく必要が出てくるかもね。

僕は作家ではないので、そのへんの悩みはいかばかりか、と思う。
むしろ真逆の姿勢で仕事をやっている。
Commented by いづみ at 2004-10-15 13:03 x
売れっ子作家の特権て、何でも自由に書けることだと思う。
「売れる」という大前提はもちろんあるけど。
自分だけの世界を書けるからこそ売れっ子にもなれるわけで
制約がないと書けない人は、そもそも作家になれない。
と思いますが・・・・・・



Commented by shinobu_kaki at 2004-10-15 16:23
>いづみちゃん

「売れる」って、人と違う突出した部分が支持される、
でも大多数に共感される(または啓蒙する)要素があるという、
かなり微妙なラインを突破した状態かと。
それには自分だけの世界、もってないとキツイんでしょうね。

僕は作家系ではないやねえ。
by shinobu_kaki | 2004-10-12 23:08 | 言葉は踊る。 | Trackback | Comments(21)

移動祝祭日


by Shinobu_kaki
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31