ジョン・レノンの日。

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1980年12月8日。

あまりにも有名なジョンの最期。
ジョンの自宅であるNYのダコタアパート前で、
狂信的ファン、というかマーク・チャップマンの凶弾5発により死亡。
最期の言葉は「I‘m shot!(撃たれた!)」だったそうである。
チャップマンは事件時、サリンジャーの小説、
「キャチャー・イン・ザ・ライ」を手にしていたという。

ジョン・レノンって40歳で死んでるんだよね。

ジョンは1940年に生まれて、
これまたあまりに有名な「ビートルズ」として活躍し、
1970年に解散、ソロ活動に入り、1980年に亡くなった。
人生が綺麗に10年刻みなんだよね。

平和を歌った「Imagine」が世界に浸透したことや、
若くして亡くなったことも含めて、
まるで神的な存在、平和の使者みたいな扱いだけど、
エピソードをかき集めると、なんというかかなり純粋な人という印象。
怒りっぽいし、激しいし、時として凄く嫌なヤツだったと思う。

それでも彼は「俗物」ではなかった。

化け物じみたと言えるほどの音楽の才能もそうだけど、
彼の人間としての純粋さに、
またその内面が投影された曲や詞の数々に、
今もオーディエンスが酔うのだと思う。

19歳、学校の卒業製作を夜中にこしらえてる時、
借りてきたビートルズ全集をずうっと掛けっぱなしにしていた。
飽きることなく何度も何度もリピートしながら。
もちろん「ジョン=ビートルズ」ではないけれど、
(そしてポール・マッカートニーの曲のほうが好きな時もあるけれど)、
「一人の人間の、愛すべき凄まじさ」
みたいなものをズンズン感じながら聞いていたように思う。

あらゆる手法を試し、あらゆる主題を歌い、あらゆる音を奏で、
マザーグースの国であるイギリス式のシニカルで包んで、
「マジック・モーメンツ」と言われた60年代、
世界中に向け圧倒的勢いで曲を放ちつづけた。

巨大すぎる存在は、カテゴリー分けが難しい。
ロックであり、ポップであり、クラシックでもある。
だから「ビートルズ」はミュージシャンではない。

「ジャンル」だ。



追悼。
ジョン・レノン。



ジョン・レノン経歴
ジョン・レノン ミュージアム
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Tracked from |||||NAVEL||.. at 2005-06-21 14:11
タイトル : 回覧板
みかち嬢、けいちゃん、noryから回ってきましたミュージカルバトン。 エーマイッタナーと思いつつもウキウキしながら書いてみる。 ♪Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量) 325MBデス。 なにせ私のPC、ハ... more
Commented by けろよん at 2004-12-08 18:37 x
そうだねー。今日かあ。
ばんばひろふみがラジオで泣いてたの覚えてるよー。

「トラトラトラ」
真珠湾攻撃の日でもあるのよね。
Commented by shinobu_kaki at 2004-12-09 00:59
>けろよんさん

今日は、そうですね、そっちの日でもある。
毎年きちんと世界中に弔ってもらって、
ジョン氏も果報もんです。
Commented by kuro at 2004-12-09 01:31 x
高校の時の英語の授業で、
毎回、最初の10分くらい、
誰かしらの英語の曲がかかって、その歌詞を勉強する、
というのがあって。
starting over と beautiful boy がとりあげられ。

beautiful boy の終盤に入ってるショーン(当時幼児)の笑い声とか聴きながら、
みんなしてしんみりした憶えが。


ジャンル、
確かに。

比類なき。
Commented by shinobu_kaki at 2004-12-09 01:38
>KUROさん

>beautiful boy の終盤に入ってる
>ショーン(当時幼児)の笑い声

あったねえ。
しんみりと言えばしんみり、
夜中に聞くとちょっと怖かったりも。

なぜか当時、車輪を眺めるあの唄がとくべつに好きでした。
Commented by earll73 at 2004-12-09 02:11
実は私もビートルズはポールの曲のほうが好きだったりします(笑)
でも、12/8のこの日は忘れません。
Commented by shinobu_kaki at 2004-12-09 07:18
>earll73さん

僕は「Mother nature's sun」とか、
「Black Bird」とかあのへんがやけに好きなので、
楽曲的にはポール系です…(笑)

はい。でも忘れません。
Commented by たーちゃん at 2004-12-09 23:14 x
彼を偲んで彼の曲を聞いてました。

これからの時期、クリスマスソングをよく耳にするわけですが、
私にとっては何と言ってもHappy Christmas(War Is Over)なんです。
そのstraightな表現に、そのクリスマスの華やかさと対極にあるような曲調に、聴いて言い知れぬ感動のような鳥肌を立たせた曲、です。
Commented by shinobu_kaki at 2004-12-10 12:02
石川県の某温泉街、友人宅のpcよりカキコです。

>た~ちゃん

>Happy Christmas(War Is Over)

これ、歌いだしから美しくてぞくぞくしますよね。
クリスマスらしいアレンジ、子供たちのコーラス、
すべてがウツクシイ。

あまりのきれいな旋律ゆえに、
好き嫌いは別として、
反戦的なニュアンスのパートがなければ、
クリスマスソングの大定番として定着しまくっていたかも、
などと天邪鬼に思ってみたり。

でももちろん、その反戦の部分が一番言いたかったところで、
かつ、この歌の魅力なのだろうね。
Commented by シホ at 2004-12-10 22:47 x
もう過ぎちゃったケド、コメント。

毎年12/8になるとしみじみとジョン・レノンの事を想う。
ウチの父親と同い年なんだよな。

私はビートルズの楽曲で「この曲好き!」ってヤツのほとんどはジョン・レノンの作品。「Come Together」とか。(ジョージ・ハリソンもかなり捨てがたいんだけど。)

このクリスマス時期、ジョンの命日と重なってた~ちゃんが言うように「Happy Christmas(War Is Over)」を耳にする事が多いケド、私の好きなのは「(Just Like)Starting Over」「Waching The Wheels」
で、一番好きなのはなんたって「Woman」デス。
Commented by shinobu_kaki at 2004-12-13 15:17
>シホさん

コメント、ありがと。
シホさんかにっしーはコメントくれるものと期待していたり(笑)
レノン好きだしね、シホさん。

>「(Just Like)Starting Over」
>「Waching The Wheels」
>「Woman」

ああ、この時期のいいやねえ。
上のコメントにも書いたけど、
初めて聞いたとき「Waching The Wheels」に
なぜかやたら魅かれたのを覚えています。

ビートルズの楽曲で、
「Glass onion」は夜中に聞いてすごく怖かった覚えが。
Commented by シホ at 2004-12-13 15:57 x
Glass onionは確かに言われてみれば。笑。

コワイ雰囲気出してちょっとお遊びしたような雰囲気というか。

マジメに怖くなるのは「レボリューション9」だけどねぇ。
あと「アビーロード」に入っているポール作品「マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー」も子供ウケしそうな可愛いメロディに殺人劇を歌った歌詞というギャップがある意味怖い。笑。

でも私は「アビーロード」がビートルズに限らず今まで聴いたアルバムの中で一番好きでGREEで自分のおススメにも確か選んだなー。
Commented by shinobu_kaki at 2004-12-13 17:07
>シホさん

>マジメに怖くなるのは「レボリューション9」だけどねぇ。

そうやねえ。
あれ怖い。

実は「ストロベリー・フィールズ」がなぜかちょっと怖い。
(「巨大恐怖」みたいな話になってきた笑。ビートルズ恐怖)
なんかちょっと、あの
「マザーグース的なねじくれたノスタルジー」みたいな音が怖い。
小さいころ、「ハンプティ・ダンプティ」が怖くて仕方がなかった。
なんでだろ。割れるから?
よく分かんないけど、イギリスの、あの世界観が怖かったんだよね。

「アビーロード」、ジャケももちろんそうだけど、
「Come Together」から始まる構成とか、
ダダダーッって曲が連なってく後半とか、
最後の超短い曲でのラストとか、いちいちセンスがいいんだよね。
いまさらって言えばいまさらだけど。いいものはいい。
Commented by シホ at 2004-12-13 17:47 x
あーー。私、シノブさんに言われて気付いた。

私、結構ブキミ怖い作品って好きかも。
「ストロベリー・フィールズ」は私、ジョン作品の中でも一番好きなんだよね。のどかな風景なんだけどじっと見てるとだんだん世界がゆがんで異次元に飛んでしまいそうというか。
「ストロベリー」に対抗した(?)ポール作品の「ペニー・レイン」はそのまんま正統派な雰囲気であれはあれでいいんだけどやっぱちょっとひねってる「ストロベリー」が好きなんだな。

ハンプティ・ダンプティ、私、子供の頃、近所の図書館にこの絵本でさし絵がすごくリアルすぎて怖いヤツがあったの。
それが好きで好きで何回も借りた覚えがある。
今でもその絵、思い出すほど印象残ってる。

そういう意味では上に書いたポールの「マックスウェルズ」も好きなんだよな。
Commented by シホ at 2004-12-13 17:55 x
イギリスって言われてみればちょっと怖い雰囲気あるかもね。マザーグースにしても。

私もイギリスって行った事ないんだけど、イギリスものは結構好きかも。底なしに明るいアメリカンな雰囲気よりは。

例えばハリウッド映画なんかそうだと思うけど、
恐怖を表現するのに隅から隅までどこまでも恐怖を演出していかにも怖がらせようとしてる作品より
恐怖を全く想像させないモノの中に恐怖を盛り込んで
そのギャップが却ってなんとなく怖い。。みたいな演出の方が好きというか。コメディものもそうかな。「爆笑」系より「クスクス笑い」系というか。

だから私は正統派な面を残しつつも皮肉やジョークを込めたりしてたジョンの作品が好きなのかな?と。。
Commented by shinobu_kaki at 2004-12-13 18:08
局地的に「ビートルズ恐怖(またはイギリス恐怖)」話が(笑)

>のどかな風景なんだけど
>じっと見てるとだんだん世界がゆがんで
>異次元に飛んでしまいそう

そうそう。
一見きれいな庭(♪sitting in the English garden だっけ?)
に座ってどうこうというメルヘンチックな話だと思ったら、
ぐにゃ〜っと世界がトリップする感じね。
「マックスウェル」はかなりブラックだよね。
そのくせ、あの明るいメロディとのギャップに、
ねじれというかイギリス的なシニカルを感じるんだけどね。
そういう怖さ。

メロディ・メーカーとしてはポールのが「優秀」だと思うんだけどね。
「オール・マイ・ラビング」を20分で作って、
ジョンが「参った」と言った話とかさ(どこで読んだんだっけ…)。

絵本の挿し絵って怖いのあるよね。グリム童話とかさ。
昔、「クリスマス・キャロル(スクルージのあれね)」で、
過去、現在、未来と3人の幽霊が出てくるじゃない。
あの挿し絵で凄く怖いのがあって、その本ずっと開けなかった(笑)
Commented by kuro at 2004-12-13 18:28 x
ブラックでいえば、
やっぱしモンティ・パイソンとか、フォルティ・タワーズとか、
アメリカの situation comedy ものから言えば「対極の笑い」だよねぇ。
ぼくは圧倒的にモンティ・パイソンとかの方が好きだけど。
ばかばかしくて。


ハンプティ・ダンプティの割とリアルな絵のスタンプ、
ロンドンで買ってきた覚えがあるんだけど、

ハンプティ・ダンプティ、
どっか行っちゃった。
Commented by shinobu_kaki at 2004-12-13 20:45
>くろさん

>ハンプティ・ダンプティ、
>どっか行っちゃった。

ハンプティ・ダンプティ、
もとには戻らない…
by shinobu_kaki | 2004-12-08 14:06 | エウレーカ! | Trackback(1) | Comments(17)

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