2005年 03月 24日
サッカー、最終予選。
僕も来週の水曜日、埼玉スタジアムのバーレーン戦を
会社を休んで見に行く予定。サッカー有給です。
まあ初めての有給消化だし。許されたい。
ていうかあったのか有給って感じだけど(笑)
まず明日25日の夜10時35分(日本時間)キックオフのイラン戦。
明日の夜は都内のあちこちのサッカーバーから、
悲鳴やら歓声やらが聞こえるんだろうな。
恵比寿のそばだとフットニック、イニッシュモアとかね。
特に駅から近いフットニックは代表戦ともなると予約チケット制ときてる。
2002W杯のベルギー戦&ロシア戦はここで観たけれど、
小さな箱の中の盛り上がりはスタジアムさながらだ。
前回のW杯は開催国だったということで予選が免除。
(トルシエのチームがアジアを勝ち抜けなかったとは思えないけどね)
でもW杯の醍醐味は予選にあると言われる。
以前の最終予選は前々回ということだからフランスW杯予選。
そこまでさかのぼる。懐かしいね。
ジョホールバル、あの岡野のVゴールまで。
あの最終予選、カズに変わって中田英寿が「王様」になっていった。
中田、名波、山口素弘、相馬…このへんのメンツは特に好きだった。
みんな足は対して速くない(笑)
名波言うところの「遅攻のメンツ」。山口素弘ってのがいいね。
そして監督も加茂から岡田へ。いろんなドラマがあった。
あの時の相手も、そういえばイランだった。
イランはFWのアリ・ダエイをはじめ、マハダビキアも残っている。
ダエイは随分長い事イランの中心選手として活躍していて、
それだけに代表選手としての通算得点の世界記録を持っているほどで、
さらに会社をいくつも持つ事業主としても成功している。
アパレルの会社も経営してて、イラン代表のユニフォームは、
ダエイのデザインだっていうんだから笑えるよね。
そういえばダエイって「ドーハの悲劇」の頃から名前を聞いてたような。
そう思うと本当に息が長い。
日本では中田英寿が、いろいろあるけどまだ元気だし(彼は頑丈だ)、
息の長い選手になりつつある気がする。
彼は最も上手いとは思わないけど、日本人の中では最も強い。
話はずれるけど、日本人って上手いは上手いんですよね。
器用だと。そう言われます。世界の選手と比べてもね。
日本は両方の足を使ってプレー、なんてけっこうザラだけど、
海外だと「彼は両足でプレーできるんだ!」なんて言われてる。
でも、「凄い!」って感じのキック力、あとすごく曲がるとか正確だとか、
ミハイロビッチやベッカムやロベカルみたいのがいるかというと、
日本人にはいないわけでしょ。俊輔のキックはエレガントでいいと思うけど、
アフリカ人みたいに筋肉の密度から違う感じの人たちと比べるならともかく、
コーカソイド、ヨーロッパ人といったい何が違うのかと。
ニ軸動作がどうとか、民族ルーツ的な話とか色々あるとは思うけど、
ひとつには「強く正確に蹴る」という意識のこもった練習の積み重ねとかね。
ベッカムもジダンも小さい頃から死ぬほど練習してるわけだから。
あとはサッカー文化自体の底上げ。身の回りに一流があるかどうか。
これは一朝一夕にはいかないよね。時間が必要だと思う。