2005年 03月 29日
炎のランチ。陳麻婆豆腐
…麻婆豆腐は中国・清時代末期の「四川・成都通覧」に
有名な食品として記載されている。
陳ばあさんの豆腐料理は、厳選された材料と
独特の調理方法にこだわっており、
味は勿論、香ばしく、四川料理の特色を全部備えていた。
陳ばあさんが調理したその豆腐料理はすぐに有名になって、
多くの客で賑わうようになった。
陳ばあさんの顔に痘痕(麻子)があるため、
“麻婆豆腐”というニックネームがつけられ、皆から愛され、
その店も“陳麻婆豆腐店”といわれるようになった…
…陳麻婆豆腐店は最初、店名がなく、
陳ばあさんの痘痕(あばた)顔を目印として
客が陳麻婆豆腐店を食べに来ていた。
さらに商売が繁盛し、店名が必要となり、
60年代に四川省の有名な書家の余中英氏に
“陳麻婆豆腐”と書いてもらい、
看板を作り、それを店名とした…
(陳麻婆豆腐HPより)
「世界最強」麻婆豆腐。そんなふれこみのココ、
「陳麻婆豆腐」の西新宿店。
新宿アイランドタワーは「ニャーベトナム」も捨てがたいが、
この日はピリカラ・ランチ方向で。
それにしても凄いのが、
辛くない皿がない。
あっちを食べてもこっちを食べても辛いのだ。
凄いです。
だって麻婆豆腐のあとに坦々麺ですよ。
原宿にある中華料理屋の東坡(トンポー)が、
僕の知っている中では一番辛い麻婆豆腐。
なにしろ完食不可能なほど辛い。
さらに、少しでも食べたら次の日がツライ。
それくらい辛いわけだが、
この陳麻婆豆腐はそこまでではない。
でも、新陳代謝がグーッと上がる感覚、
食べてる間は汗がダラダラだ。十分辛い。
そして、美味い。
美味しい麻婆豆腐の常として、
辛さをあとに引かない、さっぱりとした食後感。
山椒の風味ビシバシの、
まさにピリカラ・チャイナ・ランチ。
こういうのもたまにはいいね。
陳麻婆豆腐
東京都新宿区西新宿6-5-1
新宿アイランドタワーB1スパイスロード内
TEL:03-3349-8111
11:00〜23:00(L.O.22:00) 無休