環境と感覚、そしてその鈍化。

やっぱり、身体を含む環境すべてが、すごく大事だなって思います。
身体がいい状態にないと、いい発想どころか
発想そのものがなくなるし、押しつぶされちゃう。
たとえば、お腹いっぱいだと、
風が肌を撫でる感じとか、雑木林の匂いだとか、
そういうことも感じなくなってくる部分があると思います。

都市の中で情報に埋もれていると、
感覚を常に閉じて鈍感な状態にしていないと、
やっていけなくなってしまうでしょう。
でも、僕は常に身体をクリアな状態にしておきたい。
自分が健康でなかったら、人に優しくもできないしね。

自分の身体により近い足下の場所で、
いろんなものを積み上げてくことが大事なんだと思う。
いまの社会は全員が余所の場所で余所のことをやっていて、
その結果誰も幸せになっていない気がするんだな。

馬場浩史(ディレクター、プロデューサー、陶芸家)
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Commented by のこのこ at 2005-05-12 13:48 x
>都市の中で情報に埋もれていると、感覚を常に閉じて鈍感な状態にしていないと、やっていけなくなってしまうでしょう。

ああ、これ。 私大学は埼玉(いちおう首都圏という意味ね)でしたが、学生時代の後半はイヤでも飛びこんでくる無秩序な情報に辟易してました。
地元に戻りたいと思った。情報は欲しいものを自ら求めたい、そして都会にはちょくちょく通えばいいと。
ほんと、感覚閉じてないとやっていけないもん。 

私の趣向は都会的な感性を必要としないから、ムダな・・・負の情報が多すぎたんだね。 ただし、そうは言っても学生は都会で勉強するのが絶対にいいと思ってる。情報量、刺激量の違いがほんと、全然違う。

その点今はいいね。
インターネットもあるから地方にいても能動的に欲しい情報をいくらでも引き出せる。

復活しましたか? 味噌汁に生姜と一味とあれば酒かすを入れてポカポカに温まって寝ると熱と汗がば~~~っと出て熱冷めるよ。
お大事に。
Commented by shinobu_kaki at 2005-05-13 02:19
>のこのこさん

僕ももともと、圧倒的に情報のない山村(笑)の生まれで、
それでこんなに「情報」に飢えてたのはなんでだろう、
と思ったりするよね。若かったからかもだけど。

テンションと体力がハイの状態の学生は、
ここぞとばかりに刺激を受けたほうがいいよね。

感覚閉じないとやってけない、ていうのは、
かなり「正常」なんだろうなと思ったりしてね。
ていうか、そういう感覚の解放が好きで、
のこのこさんは辺境(失礼)に行くのかと思ってたけど。

風邪、おかげさまで随分復活です。もうちょい。
特製味噌汁、今度の風邪(?)の時にやってみます。
Commented by neco at 2005-05-18 22:38 x
おひさしぶりです。すごく以前に一度TBさせてもらったことが。

私も山育ちで人混みが苦手なタイプ。で、東京では、なるべく人と目をあわさないように、くらいの勢いで、まっすぐ欲しいものだけだったかも。

今地方にいて、もうちょっと外界―自然とか、町とか、人―に対して自分をひらいていられることが、いいなって感じてます。流通する情報やモノの量で言えば比較のしようもないけど、足元っていう意味では、自分が見えやすいかもしれません。ジュディ&マリーの「少しだけ優しくなって、夕暮れにも早く気づく」って感じです。

でも、前東京の下町を歩いてる時、見ず知らずの洗面器抱えたお祖母さんが、「こんばんは」って挨拶してくれたんですよ。すごーく感動しました。東京でも根っこがある所にはこういう関係があるんだっていうこともだし、そうしてもいい相手だと思ってもらえたってことがとても嬉しくて。
都市だとつい「人を見たら・・・」的になりがちなんですが、自分自身がそういう「人」になってないかまず考えなくちゃと思いましたね。

長くなっちゃってすみません。しかもちょっとズレてますよね・・・
by shinobu_kaki | 2005-05-12 01:07 | 言葉は踊る。 | Trackback | Comments(3)

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