「スウィング・ガールズ」

今さらながらDVDで「スウィング・ガールズ」を観た。
なんというか「かなり楽しい」映画で、
ある種の感動はしっかりとあるし、観て損はないのではないだろうか。

舞台は山形だそうだが、東北の他の方言というのはよくわからない。
「訛り」としてのリアリティはあったと思うけどね。
つまり、「標準語スピーカーが無理矢理方言をしゃべっている」
感じではないということだ。

女子高生「たち」が主役の映画であるが、
(もっと言えば主役は「ビッグバンドジャズ」かもしれないのだが)、
その中でも主役というか「顔」なのは上野樹里で、
「そこそこ地味」をそろえた顔ぶれの中で、主役らしい目立ち方をしていた。
演出は言うまでもないとして、彼女自身に表現力があるのかもしれない。
映画の主役を張るには主役らしい説得力が「顔」になければならない。
それはおそらく美醜度とは比例しない。
グラビアモデルと女優では、求められるものが違うというのと同じである。

どこか『下妻物語』に似た快感のある一本で、どうしてだろうと思っていたのだが、
おそらくそれはキャラクターと展開が限りなく「マンガ」である、
ということにある気がする。ストーリーはある程度読めるのだが、
「そうそうそうそう」といった感じで肯定的に追って行ける。
上手くはまったご都合主義は時として水戸黄門的カタルシスを生む。
違う言い方をすると、「ベタ」とは気持ちがいいものなのだ。
次々登場する主要なキャラクターが、上手いこと順繰りに役立って行くのも楽しかった。
主要キャラクターの中では、メガネのセキグチさんがいい味出していたと思う。

作り手が楽しんでいる様子が見えるような、
こういう映画はいいよね。こういうのをもっと観たい気がする。
いわゆるハッピーになる映画である。
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Commented by yukachin at 2005-10-11 13:33 x
この映画みたことないんだけんど、
なんだか高校時代の自分見てる気がするさね。
わたしも長いスカートのセーラー服着てたし、
田んぼのど真ん中だったしさぁー。

・・・と、訛りまじりで書いてみたり。実際は東京での暮らしが長いので、
東北弁あまりしゃべれなかったりしますw
Commented by コジロウ at 2005-10-11 19:12 x
これどんな映画だったっけ?
吹奏楽部の話しだったっけ?
私は音楽はからきしダメなので
(歌はOK)演奏のテストは散々だったなあ
DVD探してみよう~

Commented by colorcube at 2005-10-11 19:32
“水戸黄門的カタルシス”とは、逆シドニーシェルダン的と?

“制服でジャンプとラッパ”ポスター気にはなてましたが、はい。
水戸黄門ですか〜〜〜見てみよ。
Commented by shinobu_kaki at 2005-10-12 01:50
>yukachiso

ンだが、田んぼのドマンナがだすがー。
(もうめちゃくちゃ)
オラも、…いや、僕も東北弁はさっぱりだす。…いや、です。
Commented by shinobu_kaki at 2005-10-12 01:52
>こぢろー

>吹奏楽部の話しだったっけ?

吹奏楽部の話です。
や、正確には部活ですらなく、オリジナルの音楽同好集団、
「スウィングガールズ」の話ですな。

>歌はOK

得意ってことかしらん?
Commented by shinobu_kaki at 2005-10-12 01:53
>ぶらんち氏

>“水戸黄門的カタルシス”とは、逆シドニーシェルダン的と?

ええと、よくわかりません(笑)
「超訳」?(←意味不明)
Commented by colorcube at 2005-10-12 20:07
ふふふ・・・
Commented by みさ at 2005-10-12 20:28 x
お久しぶりです。憶えてないかも。。
私も、好きな役者さんが出ていたので
スウィングガールズ観ました。
ウォーターボーイズ女子版なんだろうなぁという
感じもしなくはなかったですが
10代!って感じが、伝わってきましたね。

クドカン初監督の「真夜中の弥次さん喜多さん」も
よかったですよ。
大人計画チームが素晴らしい活躍を
魅せています。
Commented by shinobu_kaki at 2005-10-12 23:52
>いしし

ほほう…
Commented by shinobu_kaki at 2005-10-12 23:53
>みささん

いえ、ちゃんと憶えてますから!
お久しぶりですね。

好きな役者さん…誰だろう。竹中?
真夜中の弥次さん喜多さんは、コミックスで何巻か持っていたのですよ。
見たいとはおもっているのですけれども。
by shinobu_kaki | 2005-10-10 21:56 | 人生は映画とともに | Trackback | Comments(10)

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