正月休みは風邪とともに終わる。

どうやら風邪を引いたようで、年が明けて2日、3日と寝て過ごした。
家が床暖房であったかいのが幸いで、
ずっとベッドに寝ていなければならないということはない。
昨日は太陽がまったく出ていなくて冷え冷えと寒かったけれど、
今日は窓から暖かい日差しがあるだけちょっとまし。

短い時間なら外に出られるくらいにはなった。厚着をして、荻窪駅前へ。
前から気になっていた整体屋に飛び込みで、鍼を打ってもらう。
口数は多いが腕のいい人らしい。しかしマッサージは痛かった。
久しぶりに「素で、ギブアップ」しそうになる。痛いっつの。
牛タンシチューを食べて、DVDをレンタルして帰る。

借りてきたのは「ロスト・イン・トランスレーション」。
コッポラの娘であるところのソフィア・コッポラ監督作品。
主演はビル・マーレーとスカーレット・ヨハンソン。
舞台は東京、主に西新宿のパークハイアットである。
泊まった事はないが、何度か食事やら酒とかに使った事のあるホテル、
そこで繰り広げられる高等遊民的エトランゼの孤独と倦怠。
見た事ある場所(バーやらロビーやら…)が次々で、なんか変な感じ。
あと、行った事がある新宿のカラオケボックス(景色がいい)まで使われていたり。
作中に描かれるTOKYOは必ずしも魅力的ではないが、
(例えば「ブラックレイン」における大阪のような「色付け演出」はない)、
いわば等身大の描き方と言えなくもない。渋谷はちゃんと雑多だし。
しかし、東京に行ったことのない人がこの映画で初めて東京を見たなら、
ずいぶんと寂しい街に見えるのだろう、と思った。京都のシーンは余分。
アカデミー脚本賞受賞、らしい。そうなの?よくわからないね。
スカーレット・ヨハンソン、初めてまともに見たけどあんまり良くなかった。

それにしても食欲がない。食べても、ものすごくもたれる。
風邪で弱ってるのに栄養を摂らないのも良くないので無理矢理食べるのだが、
正直あまり栄養のあるものを食べてるとは言いがたい。

明日から出社である。とは言え、昼過ぎには終わって帰って来れる。
それに明日と言えば、同居人が帰ってくる日でもある。
前は成田まで迎えに行ったものだが、今回は朝9時に成田着だそうで、
自宅に帰ってくるのもむしろ向こうが早そうだ。

話変わるけど(←サリンジャー的話題転換)最近、新書にハマっている。
「岩波新書」とか「文春新書」とか「中公新書」とかのアレである。
知識系が面白いと感じる。ええと、ここんとこ買ったのは…、
それはまた「shinobooks」のカテゴリで改めて紹介したい。
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Tracked from TOKYO HAPPYL.. at 2006-01-04 00:51
タイトル : ロスト イン トランスレーション
週末は埼玉の実家に帰っていた。 別に特段の用があったわけではない。 月に一回ペースで帰るようにしているだけだ。 この春から母親が埼玉で独り暮らしを始めた。 父を亡くして20年近く、僕と姉が家を離れてからも10年以上、 母は岡山の広い家で独りで暮らしてきたのだが、 トシもトシなので、埼玉の姉夫婦の住む家近くに越してきたのだ。 しかし岡山の家はそのままだし、お墓も岡山にあるので、 厳密に言えば僕の実家はまだ岡山だ。 基本的に週末はヒマなので、月に一度は母の様子を見るため、 ...... more
Commented by colorcube at 2006-01-03 21:37
焼き肉と風邪の関係、調べる必要有り!

お大事に。

はあ〜、お陰でパークハイアットタカズギですね。
Commented by shinobu_kaki at 2006-01-03 22:12
ほ。
なにか、同様のケースがっ!?

1室最低5万とかではねえ。なかなか。
Commented by mk-happyman at 2006-01-04 01:01
明けましておめでとうございます。

「ロスト・イン…」観られたんですね。
この映画って『酷評』する人が多いですが(笑)、
僕はいい映画だと思いました。
僕がまだ「東京エトランゼ」だからなのかなぁ?
主人公が感じたような、東京の「ヘンテコさ」への苛立ちを
未だに僕も感じますからね…。


風邪大丈夫ですか?
寒い日が続きますがくれぐれもご自愛なさいますように。
今年もよろしくお願いします。
Commented by シノブ@まだ風邪 at 2006-01-04 10:53 x
>mkさん

あけましておめでとうございまする。

僕の印象としては「まんまの東京」で、
アメリカ人があの東京らしさを撮れたというのは評価すべきなのでしょうが、
当然ながら自分にとっては「ごく見慣れた東京」で、
あと主演の二人のココロの邂逅というか通じ合ったであろう部分も、
あまり響かなかったですね…体調のせいかな。

風邪、まだ回復をみません。
休みの日に体調崩すのは珍しい僕ですが(笑)、
今日、人の少ない電車に乗ってみると、
咳きこんでいる人が少なからずいて。

「寒い元日」にやられたのかもしれません。
Commented by た〜ちゃん at 2006-01-05 01:40 x
遅くなりましたが明けましておめでとうございます。

"lost in ...."は確かに酷評されてるみたいですが、
私は海外にいた時に見たんですが、その状況のせいもあったのか、なかなかよかったと思ってます。語学力に不安があったので日本でももう一度見たんですが(笑)。 よく言われるところの日本を如何によく映せているかよりも、如何に他文化に埋没する自分を表現できているか、かと思います(前者も不要とは思わないけど)。

新書は×OOKOFFとか登場してから、手が出し易くなりました。思いついたら、100円コーナーのを買い漁って、ゆるゆる読んでます。
そういうところでばっかり買っていると、あれでしたっけ、岩波でしたっけ、買い取り制のところの元の新品の流通に支障が出そうですが。
長文失礼しました。
Commented by shinobu_kaki at 2006-01-07 21:57
>たーやん

松も明けちゃいましたけど、
おめでとうございます。今年もよろすぐ(←秋田弁)。

>如何に他文化に埋没する自分を表現できているか

監督のソフィア・コッポラが
実際に体験した感覚をもとにしているらしいですが、
それなりにゼータクながらも空虚な寂しさを感じたのでしょうか。
パークハイアットが「孤島」に見えたよね。
それか、童話にでてくる「捕われの塔」みたいな。
ラブンツェルラブンツェル。
by shinobu_kaki | 2006-01-03 20:43 | ライフ イズ | Trackback(1) | Comments(6)

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