2006年 02月 04日
鍋!鍋!鍋!
ほんと、鍋っていろいろです。
平野レミさん(料理愛好家)
私が最近凝っているのは「ニラ鍋」。土鍋に水を張り、火を付けて、しゃぶしゃぶ用の豚肉とざく切りしたニラを大量に入れる。グラグラと煮立ってきたら、今度は形がわからなくなるくらい細かく叩いたニラを入れ、市販のそばつゆを加える。それだけなんだけど、すごく美味しい。ポイントはドロドロになるくらい細かく刻んだニラ。これが甘くなってなんとも言えない美味しさになる。
マッキー牧元さん(タベアルキスト)
ウチで最近人気の鍋が「白菜鍋」。この鍋は中国で「ピエンロー」と呼ばれているものだとか。
まず、干しシイタケと干しエビを用意して、水で戻す。鍋に昆布を引いて、鍋の高さに切った白菜を鍋にみっちり詰める。その白菜の間に豚バラ肉を押し込んで、先ほどの戻し汁とほんのちょっとの水を加え(水は白菜から出るので本当に少しだけ)、火にかける。もし好きだったら、骨付き鶏もも肉のぶつ切りなんかを入れても可。干しシイタケは細切りにして、干しエビはそのまま鍋にいれる。蓋をしてぐつぐつ煮込めば出来上がり。
北吉洋一さん(旅行作家)
鍋の中で特に好きなのが「常夜鍋」。これは「じょうやなべ」と読んで、「毎日食べても飽きない」という意味の鍋。具はシンプルに2種類。ほうれん草と豚の三枚肉(ばら)だけ。昆布だしが基本で、お酒を思いっきり入れる。水と日本酒の比率は1対1くらい。それを沸かしたところに豚肉を入れ、温まったところにほうれん草を入れ、ポン酢でいただく。こんなシンプルな鍋が本当に美味しくて、毎晩食べても飽きない。
今日は寒かったし、鍋がいいですね。
我が家も今夜は豆乳鍋でした。