2006年 04月 02日
小田原桜。
この写真は家の前の水路の鯉たち。
水は湧き水、大きな鯉が数匹、ゆうゆうと泳ぐ姿を見る事ができる。
不思議なことに花見には「この日」という日があるもので、
週末で、天気で、桜は満開前後の状態という条件を満たした日が存在する。
(まあ、それが無い不幸な年もありますけど)
先日の土曜日、4月1日がそれだった。
そういえば昨日はエイプリルフールだったですね。
みなさん、なにか素敵なウソはつけましたか?
というわけで、「この日」ゆえ激混みが予想される都心を避け、
ちょっと小田原まで足を延ばしてきました。
小田原には、昔の良い記憶もあったしね。
あの時は人も少なかったけれど、昨日はそれなりに混んでおりました。
以前は恵比寿発だったので、品川経由で東海道線。
今回は東横線で横浜へ、そして東海道線乗り換えで1時間。
道中、ビールなど飲みながら(風邪は完治したからね)、
ふらり小田原詣で。電車の左の窓に海が見えたら、もうすぐ到着。
久しぶりの小田原は駅前にペデストリアンデッキなどできて様変わり。
今日が花見のピークとあって観光客もかなり多い。
小田原城のお堀まで10分弱、お堀端の桜はやはり見事。
去年より開花の時期の早い今年の桜、
晴れたとはいえほんの少し肌寒い。
それでも時折ちらちらと、散る花びらは極上の風情。
個人的にとてもお気に入りの一枚。
白いようなピンクなような、桜の花がハイライトのごとくに光を受けていた。
お堀と桜ってやはり絵になる。
もう少し経てば、桜吹雪が舞い、お堀は花びらで埋め尽くされるのだ。