手軽な贅沢。

めずらしくスーツ出勤。
夜から会社主催のアコーディオンライブとやらがあるため。
今日は夏日、おまけに満月。
満月は関係ないけれど、この気候でジャケットは暑い。
サラリーマンリスペクト。
それでもやはり服装は気持ちに影響を与える。
アロハと短パン・半ズボンだととてもリラックスできるし、
アイロンのきいたシャツに革靴・ジャケットを羽織ると、
それなりに気持ちが「ぴん」とするのも確かだ。

家から会社までの数十分で、短編小説を一本読む。
よしもとばなな「デッドエンドの思い出」の中の、「幽霊の家」。
怖い話ではない。むしろほのぼの暖かい。
すべての物語は恋愛について書かれている、
そう言った人がいた、ような気がする。
長いものであれ短いものであれ小説を読むと、
何かしら精神がツブ立つ感じがいつもあるのだけれど、
よしもとばななのものに関しては、
そのツブ立ちが日常に近い位置にある感じがする。
感受性のソースがどこにでもありそうなないような感覚、
それが不思議な非日常感として入ってくる。

普段生活していてそんな気持ちになれるのは、
人に会って話した時か、旅をした時か、
映画を観た時か、小説を読んだ時かのどれかだ。
つまり「物語」に触れるということだと思うのだが、
これらの中では、小説がもっとも手軽に手に入れられる。
かなり手軽な贅沢といえよう。
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Commented by HIRA at 2006-07-11 16:49 x
「精神がツブ立つ感じ」かぁ。あるかもねぇ。子供の絵本について昨日ちょっと小冊子を読んでいたのだけど、子供の絵本は子供が読めたり絵が可愛かったりするものが良いのではなくて、大人が大人の声で呼んで聞かせて、子供が絵を見ながら想像を膨らませて挿絵のないストーリーの出ているまでもを絵で思い浮かべるという作業が大切なんだってありました。これが「つぶ立つ感じ」のいわゆる第一歩なのかもしれませんねぇ。
Commented by シノブ at 2006-07-11 17:13 x
>HIRAさん

それはそうと、

もうすぐ、
そろそろ、
いよいよ、

なのでは。
Commented by HIRA at 2006-07-11 23:01 x
いよいよじゃなきゃ困るんですけどねぇ・・・(;^_^A
Commented by shinobu_kaki at 2006-07-12 11:24
>hiraさん

いよいよの時は、がんばってくださいね。
うむうむ。
Commented by kojikaism at 2006-07-12 16:46
スーツなんて、着てたっけ。
Commented by シノブ at 2006-07-12 16:58 x
>こぢかいずむ

離れてるからね。
着てたのよワタシ。
by shinobu_kaki | 2006-07-11 11:03 | ライフ イズ | Trackback | Comments(6)

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