太陽系が変わります。

軽くかまびすしい話題。

現在チェコのプラハで国際天文学連合(IAU)総会が行われているらしい。
それによると、太陽系の惑星が2つほど増える可能性が濃厚だという。
僕が小さい頃に習った、というかアニメのテーマソングにあったと思うのだが、
「水金地火木土天海冥」、すなわち、
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星、
これらの星が再編成される。
水星から海王星までの8つが「古典的惑星」(すごい呼び方だが)とされ、
冥王星が言わば「矮惑星」としてランクダウンする。
矮惑星のグループに、今回話題となった「カロン」などの星が入ってくる。
「9」だった太陽系の惑星が「12」ないしは「11」に増えるのだ。
22日に開く討議で矮惑星の名称を決め、
24日の総会で投票にかけ、承認を求めるとのこと。
それにしてもなんだか可愛らしい総会である。
プラハで行われているというのもクラシックでいい。
そういった牧歌的な話し合いに、プラハという街はよく似合う気がする。

さて、太陽系である。
我々が時々目にするのは「宵の明星」「明けの明星」と呼ばれる金星くらい。
星そのものに関しても、とおりいっぺん的な知識しか僕は持っていない。
しかし、何につけイメージというものはある。
追って見て行きたい。

【水星】

太陽にもっとも近い。冥王星に次いで小さい星。
温度のアップダウンが太陽系で一番激しい。
昼間は427℃、夜はマイナス183℃まで一気に下がる。
マーキュリー。といえば思い出すのはやはりクイーンである。
ボヘミアンラプソディー。バーイシクゥ。

【金星】

地球に最も近い星。位置が、である。
別に環境が似ているわけでない。むしろ、とてもじゃないが住めない。
なぜなら太陽系でもっとも熱い星だからだ。
その温度、実に465℃、鉛も溶かすという。恐ろしい。
しかも雲は酸性で、その下の地表は言わば灼熱地獄なのだった。
ヴィーナスと呼ばれる優雅なネーミングからはほど遠いイメージ。
いや、美しいものこそ…というアレなのだろうか。ゴホンゴホン。

【地球】

まさに「水と生命の星」。
地球は、存在自体がちょっとした宇宙の奇跡だ。

【火星】

火星といえば、タコの姿の宇宙人(アナクロだな…)。
赤い星。軍神マルス。
その公転周期の長さから、1年が地球のおよそ倍あるという。
と言っても地球のような豊かな四季をイメージしちゃ駄目なんですけど。
昔、水があったと思われることが調査でわかっている。
やっぱりタコがいたのかもしれない。

【木星】

太陽系でもっとも巨大な星。ジュピター。
ガスで出来た星で、目玉のような表面の大赤飯、じゃなかった大赤班が特徴。
質量が今の50倍あったなら、太陽と同じ恒星になっていたらしい。
自転速度は約10時間、太陽系で一番速い。
そういや「プラネテス」の主人公・ハチは木星探査船に志願したんだっけ。
というかね、僕は木星が怖いんですよなんか。
「巨大なもの恐怖」ですからね…。もちろん、星なんかどれも巨大なわけですけど、
木星がなんかね…ああ怖い怖い。

【土星】

子供の頃に読んだ「宇宙のひみつ」という本で、
「大きいけれど、軽い星。水に浮かべると浮いてしまう」という、
土星に関する一節が忘れられない。
しかも釣竿の糸の先に土星がくっついてて川に浮いているイラストつき。
もっとも個性的な星でしょう、あの輪っかがね。
強い風の吹く星であるらしい。なんと風速1800km/h!
大きさは木星に次いででかい星。怖い怖い。

【天王星】

タイピングすると「天皇制」が先に来る。どうでもいいですね、はい。
発見は18世紀、比較的ニューカマーにあたる惑星。
自転軸が公転面に対して98度傾いてるのが特徴で、
どういうことかというと、太陽が当たる面は42年間あたりっぱなしで、
反対面は42年間にわたってひたすら冬だということだ。これはつらい。
しかし、なにぶん太陽から遠いため、夏と冬の温度差は2℃しかない。
大して変わらないというわけなのだった。

【海王星】

ネプチューン。地球に次いで青い星。
あとはあんまりイメージがない。

【冥王星】

プルートゥ。太陽を一周する期間、つまり1年が非常に長く、
なんと地球年にして248年もかかるのだという。
1979年から1999年の20年間は、その軌道によって海王星と位置が逆転した。
「水金地火木土天冥海」となっていたわけである。
前述のアニメソングに関しては、作成されたのが1979年以前と思われるので、
別に間違いというわけではない。
今回の「惑星再編成」により、ちょっとした降格の危機に瀕している。
しかし惑星の座を降りるわけではないので安心である。
って、誰が安心するのかよくわかりませんけど。
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Tracked from 本の海のアストロラーベ at 2006-08-22 22:15
タイトル : 惑星が増えるかも
はじめまして!「冥王星」>作曲した方がすでにおられます。「コンテンポラリー」…というべきなのかもしれませんが。... more
Commented by 李花 at 2006-08-22 19:14 x
惑星再編成ですかー。
平原綾香が歌って有名になった「ジュピター」の原曲でもある、ホルストの「惑星」が作曲された頃は、まだ冥王星が発見されていない頃で、組曲も「海王星」で終わっているわけですが・・。
時間は進んでいるのだなぁ、と改めて感じますねぇ。
Commented by HAJI at 2006-08-22 19:51 x
小学校の頃に
実は゛水金地火木土天海冥゛と呼ばれてるけど
自転の関係で゛土天冥海゛の時がある
という騒動以来の話題ですね

まあ、何はともあれ
あいうぉんとぅーれんまい、バーイシークゥー
Commented by shinobu_kaki at 2006-08-22 20:42
>李花さん

>組曲も「海王星」で終わっているわけですが・・。

なるほどねえ…しみじみ。

しかし、この後作られた組曲には冥王星どころか、
いろいろ入ってくるのかしらん。

ていうかこれから「組曲」は作られるのか?
現代に作られたものはもはや「クラシック」ではないのでは?
むしろ「コンテンポラリー」ということか?

謎はつきませぬ。
Commented by shinobu_kaki at 2006-08-22 20:43
>HAJI

あいうぉんとぅーれんまい、バーイシークゥー言いたかっただけちゃうんかと。


バイシコバイシコバイシコバイシコー! チリンチリン♪
Commented by kuro at 2006-08-22 23:51 x
火星っちゃぁ、
一時期、ミッション・トゥ・マーズとか、
トータルリコールとか、マーズアタックとか、
レッド・プラネットとか、
いろいろ映画が作られましたねぇ
(全部観てるかも。ビデオだけど)

レッド、レッド・オクトパス
じゃない、オクトーバーを追え、は関係ないですね(赤いタコを追っても)。


惑星、っちゃぁ、
セブンの、怪獣の出てこない『第4惑星の悪夢』(#43)とか、
ロシアだっけかB級SF映画『不思議惑星ギンザザ』とかを思い出してみたり。
Commented by shinobu_kaki at 2006-08-23 06:37
>火星のくろさん

映画、どれも観てないかも。やべ。
レッドオクトパシーは観た記憶がおぼろに…。

「第4銀座の悪夢」も観てないね。
セブンはメトロン星人のちゃぶ台しか覚えてないや。
Commented by ササ at 2006-08-23 09:18 x
アニメソング、私も覚えてますね。
「すいきんちかもくどってんかいめい~」っていうフレーズがアタマに焼き付きます。
Commented by shinobu_kaki at 2006-08-23 11:12
>ササ

そうそう、強烈に焼きつく…。

この歌って、「どってん」が効いてるんじゃないのかと思うんだ。
「どってん」がね。擬音のような。どってん。
by shinobu_kaki | 2006-08-22 12:00 | エウレーカ! | Trackback(1) | Comments(8)

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