欽ちゃんのスゴさ。

「ほぼ日刊イトイ新聞」を購読しているのだけど、
最近のコンテンツで面白いのがあった。

おもしろ魂という、
三宅恵介&土屋敏男の二人のテレビマンを交えた鼎談である。
ここで、ある人についての話で持ちきりになった。


欽ちゃんである。

まあ詳しい内容はリンク先を読んで頂ければわかるのだが、
あえて鼎談の中での欽ちゃんについてのエピソードを
いくつかピックアップしてみたいと思う。


(欽ちゃんには)ヨイショしても心の内を見破られてしまう、
 もう人間的に大きくなることでついていかないとやっていけないと思った

萩本さんは、今までのテレビのやりかたをぜんぶ否定されるんですが、
 それがすべて「目の前のお客さんをどれだけたのしませて、
 おもしろさを伝えるか」という理屈に合っているんです

「欽ドン」で会場のマイクを3倍に増やし、
 「中身のセリフが聞こえなくていいから、笑い声を大きくしろ、
  そうすると、チャンネルをまわす手が止まる」

ただ、半年だけ大きくして、その後は笑い声を落とせとも言うんです
 半年たつと、ワーワー騒いでいるのが(視聴者は)うっとうしくなるから

公開録画で「カウントダウンを聞くと、お客さんがどんどん緊張するんだ」
 から、本番のカウントダウンの秒読みは絶対にやらせなかった

リハーサルについては段取りくらいはするけれども、
 「本番でこうやったらおもしろくなるな」と、
 リハーサルは変化させる前提の前振りにすぎない、本番では必ず変えてきた

「ふつうに入っていって、知らないあいだに虚構の世界に
  お客さんを連れていくのがコントなんだよ」と。ウソの世界からだと、
  もうお客さんにとっては「ダメ」なものなんですよね

マイクを隠して、服の裏に貼って隠すことも、
 欽ちゃんの演出だったと思うんです
 たぶん、あの方が「そういうの、できないの?」と言ったというような
 あの時期のテレビについてのソフトやハードの技術は、 
 欽ちゃんによってとんでもなく発展をみた、と言えると思います



「欽ドン」は好きでいつも見てましたが、
やっぱりかなりの傑物だったんですね欽ちゃん。
関わった人みんなが「天才」と褒め称える永六輔もスゴイが、
欽ちゃんも相当である。
何より、これだけ演出の根幹に関わりながら、

「演出家じゃなく出演者」
ってのは驚異的ですらある。

たけし、さんま、タモリもいろんなエピソードありそう。
そうそう、あとドリフもね。
ドリフについては故・いかりやさんの著書「ダメだこりゃ」で
その当時の裏話を読むことができますぜ。

思えば僕の世代は、
欽ちゃんとドリフとひょうきん族で育ってるよなあ。
影響力大だ。
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Commented at 2004-08-10 12:26 x
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by shinobu_kaki | 2004-06-17 12:41 | エウレーカ! | Trackback | Comments(1)

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