ケコーン式

先日、友達の結婚式に行ってきた。

「ほら逆さにすると怒った顔」みたいな
ヒゲづらの神父のもと、神田にあるカソリックの教会で式を挙げ、
飯田橋のホテルで披露宴、神楽坂のスペースでパーティ、という流れだった。
その結婚した彼女は前の会社の同僚で、
同い年ということもあって今でも仲が良い。
彼女自身のキャラクターという事もあるが、
式からパーティが終わるまで彼女は終始

超リラックス状態で、
披露宴でそれぞれのテーブルに顔見せで回る時にも、
「ドーヨ!」といった顔を作ってみせていた。
結婚が決まってからも「別になんにも変わんないわよ」と
話をはぐらかしていた彼女の、ちょっとした照れ隠しのようにも見えた。

新郎新婦席のすぐ前の卓だった僕は、
披露宴中に一度新婦と目があった。
彼女は「やれやれ、もう大変よ」という顔をして、
僕は苦笑いで返した。
それはとても彼女らしいしぐさだった。

20歳の時、同級生の結婚式に出てから今回は7度目の列席だった。
仙台で3度、名古屋で1度、東京で3度目だ。
幹事役として結婚披露宴の仕切りを一度やった事があり、
その大変さや面倒くささは少しは分かっているつもりだが、
結婚式に出るのは好きだ。
なんたってみんな、細かい部分はどうあれ祝いに来ているのである。
みんな同じような格好をして、近場から遠方から祝福しに来ているのである。
なんというか実にかわいらしい、愛すべきイベントではないか。

当人たちは結婚式を挙げたからといって、
突然生活が180度変わったり、赤いものが青くなったりはしないだろうけど、
親しい人への挨拶の意味と、親孝行と、もっと言えば
自分達への「覚悟」の部分で結婚式というのは機能している気がする。
大きな「ハレ」のイベントにすることで「特別な事」としてお互いに認知する。
つまり、儀式なんだよね、やっぱり。
…などと結婚もしたことのない男が申しておりますが…。

ともあれ、誰でも間違い無く結婚式の当日は主役になり、
拍手を受け、花をもらい、「自分について」のコメントをもらって過ごすのだ。
人生にこういう一日があるってのはきっと悪くない。

旦那になる彼の友達は体育会系のノリで、
肩組んで「乾杯」を歌う人たちを僕は生まれて始めて見ました。
すぐに一気のみするし。彼はそうとう飲まされていた。
あの後はつぶれちゃったんだろうなあ。
その彼のスピーチによると「僕は100回以上プロポーズした」との事。
惚れられぬいて一緒になるのはいいことだよね、うん。
幸せになってね遊子ちゃん。
これからも。

梅雨の合間にぽっかりと晴天、
素敵な式、素敵な一日でした。
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Tracked from 日々雑感 at 2004-06-21 00:41
タイトル : スピーチ慣れ
またまた、KHAKI DAYS ケコーン弁Eurl=http://kakiwo.exblog.jp/485792 にトラバさせていただきました。 同僚の女子社員のときは、「新婦側」で出席させていただいたが、 うん!圧倒的にコッチがいい!といつも思う。 ------------------------- >披露宴中に一度新婦と目があった。 >彼女は「やれやれ、もう大変よ」という顔をして、 >僕は苦笑いで返した。 >それはとても彼女らしいしぐさだった。 (転載 ご容赦!m(_ _)m) ------------------------- とてもイイ!!目に浮か...... more
Tracked from VIVA!ちどりあし at 2004-06-21 17:56
タイトル : 愛、あふるる儀式。
■ 関連したブログ KHAKIDAYS「ケコーン式」 はっきり言って、披露宴なんかに興味はなかった。 ドレス姿をみんなに見せびらかせたかったので、式は挙げたかったけれど 褒め殺しか?!っちゅーくらいの、持ち上げられまくりのスピーチとかも寒いと思っていたし、 ... more
Tracked from K@FINEDAYS at 2004-06-22 16:51
タイトル : ブーケトスッ!
独身男性諸君が自ら頑張らずして独身女性を見つけ出す絶好の機会なのがブーケトスだ。独身女性は恥じらいながらもゲン担ぎか、はたまた神頼みなのか本気モードもチラホラ・・・。んでもブーケもらってすぐに結婚した話は聞いた事が無いな。 ◎ 独身でも彼氏付き多し ★☆... more
Commented by kuro at 2004-06-21 11:10 x
結婚式の記憶。
初めて披露宴に出たのは、
親戚の結婚式@名古屋に出ようとした父親に忘れ物を届けようとして追っかけてって、
なぜかそのまま一緒に行っちゃった、という3歳くらいのとき。
しかも、

ぱぢゃま着たままぢゃなかったか?<自分。

ありえねー。

直近では2年前の秋に、会社同僚。
とても素敵な花嫁になってましたが、
気がつくと今年の初めに(以下、文脈的にやや不適切な話題につき略)。

確かに結婚式って、
いろんな思いが、ぎゅぅ、と凝縮されている感があるです。
さらに、そのベクトルも同じ方向向いてるわけで(。普通)。
式次第やら食事やら天候も含めて、
居心地のいい式は、
ほんと、こっちも幸せになるもんです。


で、シノブ氏の

>僕は苦笑いで返した。

のくだりについてですが、
思うに、
通常、「笑」のバリエーションの中にもちろん「苦笑い」はあるですが、
ことシノブ氏に関して言うと(本人のつもりはともかく)、
あまり「苦くない」と思うのはぼくだけであろうか。

つーか、
「苦笑いのシノブ氏」が、

どーしても思い浮かばん。

んむ。
Commented by shinobu_kaki at 2004-06-21 11:38
Sweety?(苦笑
by shinobu_kaki | 2004-06-20 18:26 | ライフ イズ | Trackback(3) | Comments(2)

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by Shinobu_kaki
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