2006年度アカデミー賞速報。

アカデミーはスコセッシが受賞しましたね。
初受賞だったんだ。大ヴェテランのイメージだったから意外。
そういや「テクニックはあるが才能は北野武に遠く及ばない」とか何とか、
さる高名な映画評論家に言われていたようないなかったような。
ともかくミスター・スコセッシ、どうもおめでとうございます。
受賞作は「ディパーテッド」。作品賞と監督賞をW受賞。
ところで前にも書いたけど、この2賞を分ける意味が僕にはよくわかりません。

うやうやしいと言えばうやうやしい名前の「アカデミー賞」ですが、
今までに自分は受賞作をどれくらい観ただろう?と思って数えてみました。
結論から言うと、20作ほど観ていました。
日本アカデミー賞受賞作は含んでいません。当たり前ですが。
今まで観た20作をリストアップしてみると。


アラビアのロレンス(1962年)
大長編と言えばコレ。ただでさえ207分とかある映画ですが、
さらに長い完全版(227分)をDVDで持っています。

スティング(1973年)
20代の頃に、自分の中で「ムカシ名作ブーム」が来たんですね。
その時に色々観た中のひとつがコレ。でも思ったより響かなかった。

カッコーの巣の上で(1975年)
ニコルソンが出るだけで、その作品はちょっと異様な世界になる気がする。
それだけ存在感がすごいのだ。「ロボトミー手術」というのが怖かった。

ロッキー(1976年)
ラズベリー賞常連のシルベスター・スタローン主演・監督。
今思うと「ロッキー」がアカデミー賞獲ってるっていうのも凄いね。
この年、ノミネートしてたのがスコセッシの「タクシードライバー」。
関係ないけど仙台に住んでたときに、近所のコンビニのお兄さんが、
シルベスター・スタローンに激似だった。仙台のスタローンは元気かしら。

クレイマー、クレイマー(1979年)
18歳の時に観た。今観ると、違う味わいがあるんだろうな。

アマデウス(1984年)
7回は観てるはず。僕も好きだよなあ。
題材といい出来といい、アカデミーっぽいよね。

愛と哀しみの果て(1985年)
ちょっと前に記事にしたけど、こないだDVDで借りて観ました。
大仰なタイトルが似あう映画。とんでもなく素晴らしいアフリカの美景。
こういうのを面白いと感じる感性は、きっと若者のそれではないよなあ。

プラトーン(1986年)
「メジャーリーグ」で好漢を演じたトム・ベリンジャーが、
ちょっと性格の悪い役をやっていて意外に思った、
という記憶があるけれどもどうか。あと、ウィリアム・デフォーのあのポーズね。

ラストエンペラー(1987年)
たしかアカデミー9部門独占だったんだよね。
でも、意外に軽い映画だと思ったな。英語なのも違和感(しょうがないけど)。
溥儀がジョン・ローンっていうのはカッコ良すぎだと思う。

レインマン(1988年)
なんか、すごい好きだった映画。何度も観ました。DVDも持ってる。
主役の二人が並んで歩いているDVD(ビデオ)のジャケットの写真が、
本編内のシーンと逆になっているという変な豆知識を知っています。

ドライビング Miss デイジー(1989年)
地味だけど、いい映画。モーガン・フリーマンはこういうのが似合うよね。
「セブン」とかじゃなくてさ。「セブン」も結構好きですけど。

シンドラーのリスト(1993年)
映画館で観た。感動、というほど響かなかったけども。
あの、モノクロの中にあって1点だけ赤が出てくるシーンが印象的。
ほんっっっっとスピルバーグはあざといというか、上手いというか。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年)
ロバート・ゼメキスは楽しい映画を撮るよね。
これも好きだが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は本当に素晴らしいと思う。
あれぞエンターテイメント、あれぞ娯楽作。

ブレイブハート(1995年)
歴史ものは好きだけど、これはラストも痛々しいし、もっかい観る気にはなれん。
しかし「パッション」といい、メル・ギブソンはある意味際どい映画を撮るね。

イングリッシュ・ペイシェント(1996年)
とてもいい映画だと思う。ちょうど良い大人の退屈さがある。
この年は「秘密と嘘」「シャイン」などの名作もあったが(どちらも観たのだが)、
まあアカデミー的には「イングリッシュ〜」というのもわからんでもないかな。

タイタニック(1997年)
はい、ちゃんと観ました。DVDだったけど。
まあなんというか、とても良くできたパニック映画だと思う。

恋におちたシェイクスピア(1998年)
これは良作。脚本も見事だし、テーマもちゃんと高尚。
なおかつユーモアもあるし、女優もキレイ(グウィネス・パルトロウ)である。
でもこの年は「ライフ・イズ・ビューティフル」に獲らせてあげたかった気もする。

アメリカン・ビューティー(1999年)
これの良さがいまいちよくわからないのは、僕の読解力が低いのか、
僕がアメリカ人ではないからなのか。

グラディエーター(2000年)
冒頭の合戦シーンが凄かったね。歴史映画ブームの嚆矢。
哲人皇帝の息子・コンモドゥスはやっぱり悪役。歴史って残酷だぁね。

ビューティフル・マインド(2001年)
1年前はローマの剣闘士、この年は実在の天才数学者。
ラッセル・クロウも大忙しです。そんなに上手い役者だと思わないけども。


やれやれ、以上20作、今までに観ているアカデミー受賞作でした。
結構、まだ観ていない有名作品が多いんだよね。
「ゴッドファーザー」シリーズはなぜだか1作も観ていないし、
「真夜中のカーボーイ」「ディア・ハンター」「羊たちの沈黙」あたりは
映画が好きな人なら観てないなんてありえないような作品だ。
あと「ロード・オブ・ザ・リング」もなかなか食指が伸びません。

ちなみに映画館で好きなのは、
恵比寿のガーデンシネマと、渋谷の「ル・シネマ」。
どちらもこぢんまりとした個性的な映画を上映するシアターで、
そういう意味で僕は、アカデミー的ではない作品を好む傾向にあります。
もちろんアカデミー賞を獲るくらいの良く出来た映画も好きですけど。

今朝、会社の朝ミーティングで後輩から、
「今日はなんの日か知ってますか?」と言われて、
普通に「2.26事件」の日、だと思ったらアカデミー発表の日だった。
まったく、日本人なら2月26日って言えば、
「2.26事件」の日に決まっているじゃんねえ、ぶつぶつ。
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Commented by HIRA at 2007-02-27 08:37 x
「ライフ・イズ・ビューティフル」がそんな最近の映画だったとは知りませんでした。「イングリッシュペイシェント」なら私も「シャイン」がいいなぁ。
Commented by shinobu_kaki at 2007-02-27 14:35
>HIRAさん

「シャイン」はサントラも持っていたなあ。
HIRAさんみたいにラフマニノフ好きだったらさらに面白いのかもね。
Commented by HIRA at 2007-03-03 21:24 x
これを観てより好きになったんですよ、ラフマニノフ。それまでは有名どころのピアノ協奏曲第2番だけでしたから。このねっとりと盛り上げていく過剰に情操的なメロディーが好きなんですよね。
Commented by shinobu_kaki at 2007-03-04 10:13
>HIRAさん

僕のiTunesにもクラシックがいくつか入っていますが、
ラフマニノフはまだ入っていません。
今度入れようかな。
by shinobu_kaki | 2007-02-26 17:28 | 人生は映画とともに | Trackback | Comments(4)

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