贅沢な耳。

ぐったり疲れている時は、聴ける曲が限られる。
日本語の歌はまず、全部ダメだ。
歌詞がノイズとして入ってくるからすごくうるさい。
でもそれが英語の歌詞だとしても同じかな。
歌詞が理解できるかどうかじゃなくて、人の声がうるさいってこと。
あとポップス系のメロディラインのものは聴くのがつらい。
波長が短いというか、全部サビみたいでガチャガチャする。
疲れている身体が、もっとゆったりした素朴な音を欲している。
例えばビートルズですらうるさいというレベルだ。
ロックは無理。
クラシックはいいね。
ショパンはだいたいいいけど、モーツァルトは曲によるかな。
モーツァルトって忙しい曲も多いでしょ。ああいうのはダメ。
サティがNGなのはなんでだろう。グールドもきつい。
クラシック系でも、葉加瀬太郎的アレンジのものはあざとくてNG。
マイケル・ナイマンはゆったりしていてOK。
エンリオ・モリコーネOK。
ホリー・コールOK。
カエターノ・ヴェローゾOK。
いい音楽の条件は「風景が変わること」だとすると、
ラテンはけっこういいね。海の近くの音楽な感じする。
ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブのサントラもいいし、
日本で言えば琉球、三線の音もいい。
波のようなビート。肯定的な明るさ。
音楽に心性はあるのか?
抑圧や、コマーシャリズムを感じすぎるのはダメだね、今。
自分が疲れているのをここでも感じる。
逆に言えば、それは休養できてるってことでもある。

久しぶりにテレビで、サッカーとフィギュアスケート。
サッカー、ゴールシーン見逃した(2つとも!)。
うたた寝しながら観ていた。
高原、やっぱり性能の良いフォワード。
俊輔はレベルが違うね。試合を決められる選手だ。
あと、キックの弾道やプレーが美しい。エレガントなんだよ。
中村憲剛、判断のスピードが早い印象。
最後に出てきた家長、水野、藤本。キラリとした空気。
たった数分間だったけれど、新しい日本のサッカーのイメージがあった。
もっと見たいこれからの日本を背負う才能たち。

スケートは女子フリーのみ見た。
浅田真央、凄みというか、華がある。
上手さ以上の何かを人に感じさせる才能。
演技が終わった瞬間、なぜかこみ上げてうるっと来てしまった。
優勝した安藤、演技はほとんど完璧に見えた。
19歳がベテランと呼ばれる世界。
というか安藤は浅田と3歳しか違わないように見えない。
フィギュアって忘れがちだけど、ダンサーなんだ。
スケーターじゃない。
だから音楽のチョイスと表現力が人の心を打つ。
表現ということは、自分との戦いってこと。
点数や評価なんて当てにならない。
いつだって、大事なのはそういうことじゃない。

食べても食べてもなくならないほどのカレーを食べ、
大きな冷蔵庫にストックしてあるビールを3本ほど飲みながら、
本当に何もしないで過ごした本当の「休養日」。
今日はよく休んだなぁ。うんうん。
トラックバックURL : http://kakiwo.exblog.jp/tb/5282674
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by 春のあらしを呼んだ男 at 2007-03-25 15:33 x
この時期になると夜は必ずと言っていいほどNightnoiseを聴きまふ。
Commented by shinobu_kaki at 2007-03-25 17:45
>どらごん桜

Nightnoiseって知らなかったな。
アイルランドのアーティストなんだね。
by shinobu_kaki | 2007-03-25 00:25 | ライフ イズ | Trackback | Comments(2)

移動祝祭日


by Shinobu_kaki
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31