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日出処のペテン師。

もちろんタイトルに意味はない。
「ペテン師」って凄い言葉だよなあと思って。
もともとは中国語由来らしいけど、
文字としては誰もが見て知っていても、
実際に口に出したことのある人はほとんどいないはずだよね。
味わい深すぎて誰も使いこなせない言葉ではある。

8時前に起きた。
だから何でせっかくの休みなのに
もっとゆっくり寝ていないかね?(笑)

ほんっと休みの日は早起きしてしまう。
子供か。

自分の中で、忙しくて余裕がないんだと実感するバロメーター。
まず、TSUTAYA DISCASで借りた映画などが借りっ放しになる。
(借りたまま観ずにもう一ヶ月も経ってるんじゃないか…)
そして、巡回するウェブサイトが減る。
具体的には「ほぼ日刊イトイ新聞」を読まなくなる。
もっと忙しいと「MORI LOG ACADEMY」を読まなくなる。

数日前、たまたま帰るタイミングがかぶったので、
自宅の方向が近い社長に車で送って行ってもらった。23時過ぎだった。
車のテレビをつけると、ふとスポーツニュースが流れていた。
サッカー、ヨーロッパチャンピオンズリーグの季節である。
ワールドカップよりも明らかにテンションが高く、また盛り上がっている。
それはそうだろう。寄せ集めの代表チームではなく、
こちらは普段からチームとして熟成されたクラブ同士の戦いなのだし、
サポーターのロイヤリティも明らかに高い。
参加がヨーロッパのチームのみということで、戦力も拮抗していて面白い。

チェルシーのエシエン、すごい選手だと思った。
ガーナはもともと素晴らしい選手を輩出していたが、
デサイーのように宗主国であるフランスに帰化するケースが多かった。
ガーナ代表は2006年ドイツW杯でもインパクトを示し、
すでにガーナはひとつのブランドになっているかのようだ。
チェルシーは素晴らしい選手が多い。
ロッベン、ドログバ、シェフチェンコ、バラック、チェヒ、グジョンセン、
ジョー・コール、マケレレ、そしてテリーにランパード。
ロッベンはオランダの伝統的ウイングの系譜に名を連ねる選手だ。
ドログバ、シェフチェンコ、グジョンセン、弱小国の突然変異的名選手。
まるでサッカーゲームのように選手を集めているチーム。
チェルシーはロンドンのチームだが、富裕層にファンが多いらしい。
同じロンドンのチームであるアーセナルが、
主にワーキングクラスのファンが多いのとは対照的。

メジャーリーグ、松坂とイチローの対決が話題に。
松坂はイチローを押さえたが、チームは黒星。
どこかふてぶてしさを感じる松坂が、
荒くれ集団とでもいうべき個性派の集まるレッドソックスなのが面白い。
そういう意味ではなんとなく、メジャーの日本人選手は
それぞれに似合うチームに収まっている気がする。
スマートで線が細く、シャープなイチローはマリナーズ。
もともと「巨人」という保守派ブランドのチームにおり、
どこか老成すら感じさせるコンサバーティブな松井秀喜は名門ヤンキース。
松井稼頭央は今はロッキーズだけれど、メッツが似合っていた。
メッツの僕のイメージはダリル・ストロベリーにドワイト・グッデン、
つまり才能はあるがどこか脆くてツメの甘いイメージが、松井稼頭央を思わせた。
城島健司はイチローと同じマリナーズだけど、
がっしりと頑強で頼もしい彼はダイヤモンドバックスかロッキーズが似合うと思う。
城島は濁音が似合うのだ。アンドレアス・ガララーガみたいにね。

今日は所用で昼から日比谷へ。銀座方面は久しぶりだな。
by shinobu_kaki | 2007-04-14 08:54 | ライフ イズ

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by Shinobu_kaki
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