歌詞の時代。

雑談袋さんより、「歌詞でよくある展開」だそうです。
ちょいと抜粋など。


・前髪を切りすぎてしまう

・ショーウィンドウに姿が映る

・桜の下で出会って後にいい思い出になる

・会いたいけど会えない

・気持ちを閉じ込めたまま

・I want you
 I need you

・I love you
 I miss you

・(マブタじゃなく)瞳をとじる

・自分を見失う→君が変えてくれた

・思い出を抱きしめる

・扉を開ける

・風に吹かれる

・鳥や風に憧れる

・君は一人じゃないんだよ、的なことを誰かに言われる
 →自分は一人じゃないんだと思う
 →頑張って生きていこう

・羽が無くても飛べる

・同じ空の下にいるから寂しくないよ

・泣き止む頃に、雨もあがる

・夢なら覚めないで

・手を伸ばしても届かない

・儚き○○よ

・月明かりor夕日が僕達を照らす

・あなたの瞳に私が映る(その逆もあり)

・音を立てて崩れていく

・再会したきみは髪が伸びてきれいになっている

・都会の中で自分を見失う

・雑踏の中でたたずむ

・メリーゴーランドがでてくる

・まわりがすべて閉ざされている

・切なさが止まらない

・かならずめぐりあう

・ラジオのことをレディオという

・昔悪かった俺が父親になり人の痛みがわかる

・広く深く澄んだ青空を見上げる
 →自分はちっぽけな存在と気付く
 →悩み解決

・砂に名前を書く


ざっとこんな感じ。
こうして歌詞だけ見ると歌謡曲の世界という感じもしますが、
今のジャパニーズ・ポップスの歌詞もまったくこの通り。
「定型」としての変わらない言い回し、つかい古されたフレーズ。
ここに新しいものはまったく感じられないわけですが、
アヴァンギャルドというか、まったく新しい表現をしようとすると、
客に受け入れられづらくなっていくというジレンマがあります。
つまり経済活動としてポップソングを大量に売るなら、
ある程度安心感のある、レールに乗ったお決まりの世界が必要なわけ。
新しい表現って疲れるんですよね、受け取る側にしても。


歌と言えば、作詞家の阿久悠さんが亡くなりましたね。
「ペンネームの由来は「悪友」から」というセンスが凄いですけども。
ともかく信じられないほどの膨大な曲(歌)を作った人で、
どれが代表作とか分からないけれども、知ってる曲を挙げてみると。

石川さゆり「津軽海峡冬景色」
五木ひろし&木の実ナナ「居酒屋」
尾崎紀世彦「また逢う日まで」
小林旭「熱き心に」
沢田研二「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」「憎みきれないろくでなし」
ザ・タイガース「色つきの女でいてくれよ」
西田敏行「もしもピアノが弾けたなら」
ピンクレディー「ペッパー警部」「S.O.S」「カルメン'77」「渚のシンドバッド」
「ウォンテッド(指名手配)」「UFO」「サウスポー」「モンスター」「透明人間」
フィンガー5「恋のダイヤル6700(シックスセブンオーオー)」「学園天国」
都はるみ「北の宿から」
森田健作「さらば涙と言おう」
八代亜紀「雨の慕情」「舟唄」
山本リンダ「どうにもとまらない」「狙いうち」
和田アキ子「笑って許して」「あの鐘を鳴らすのはあなた」

これでもほんの一部なんですよね。
昭和という時代に完全に乗った、まさに時代の寵児だったことがわかる。
それにしても歌謡曲ってタイトルからして味わい深いですね。
あと、歌謡曲ではないが「宇宙戦艦ヤマト」もこの人です。
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Commented by ささ at 2007-08-05 02:13 x
今、新人さんの曲のレビューしてるんだけどさあ
そんな視点で見るとさあ、そんな予定調和ばかなんだよね。

この花はあなたがいなくても咲くだろう
なぜひとは恋をするの
膝を抱いて泣いた夜
あの日、のばした指先の夢
また巡り会うために走り出すよ
空の向こうには一体何が待ってるんだろう

なんか、順列組み合わせで私にも書けそうな(w
Commented by shinobu_kaki at 2007-08-05 18:40
>ささん

あんた色々やってはるね(笑)

でも「面白すぎる歌詞」てのも難しいんでしょうね。

僕はどうも歌詞にシラッちゃけるともう聞けなくなってしまうかもだ。
ありえないような英語のフレーズがいきなり入るのも恥ずかしいしね。
Commented by kuro at 2007-08-06 12:26 x
面白すぎる歌詞、というか、
非定型というか規格外というか、の歌詞は、
パワーが感じられますね。
「小売の世界」

もとい
「氷の世界」(陽水)とか、なかなか普通の生活とか感覚では、
出てこない着眼点、というか。

「正義の味方」(シカオちゃん)とか。
「もしかしてあれはもしかして昔正義の味方で、
 出番が無くて家にいるのかも。」
って仮に思っちゃったとしても、
フシを付けて歌ってレコーディングして売り出さないよなぁ。

なかなか。
Commented by shinobu_kaki at 2007-08-06 13:32
>kUroさん

陽水もシカオちゃんも、なんちゅうか「変」ですよね。
いい具合に。
それが個性ということなのかもしれないけど。
上記、阿久悠氏の詞も変なの多いしね。
ピンクレディーなんか、のきなみ変だと思う。
考えてみると「ピンクレディー」って名前がすでにかなり変だけど。

あと、奥田民生も変ですよね。
それにスピッツも変かな。いい具合に。
Commented by kuro at 2007-08-06 14:10 x
そうそう。スピッツも思いついてた。
「ニノウデの世界」って言われてもねぇ。
「ウサギのバイク」とか。 詞、というか、不定詩、というか。

確かに、
歌詞に「あんちくしょう」って、
普通あんまり出てこないですね。。>うー、うぉんてっど。
Commented by shinobu_kaki at 2007-08-07 10:00
>くろさん

ゴン中山と同い年というスピッツの面々ですが、
いつまでも失わない少年のココロというかへんてこさというか。
でもやっぱり言葉から自由な感じがするのは、
よくわかってるからだと思うんですよねー。
他のアーティストもそこがリスペクトなんじゃないでしょうか。
by shinobu_kaki | 2007-08-03 14:45 | 言葉は踊る。 | Trackback | Comments(6)

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