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四谷のとんかつ屋にて。

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今日は撮影用の小物を探しに、都内巡遊。
まずは四谷へ。
ちょうど昼時だったので、メシを食おうと店を探す。
さながら「孤独のグルメ」のように裏道をぶらつくように歩いた。
裏道に行列のできている洋食屋を見つけたが、
残念ながら並ぶほど待てない腹具合だった。
あきらめて、もうちょっと歩く。ああ、ここが「北島亭」か。
たしかこのへんに牛タン屋があったはずだが…見当たらないな。
そんな感じで行ったり来たり。
そのうち、とんかつ屋を見つけた。有名店ではない。
佇まいもそれほど美味しそうな店のそれではなかったが、
なんだか急にとんかつが食いたくなって、この店に入ることにした。
ロースカツ定食、800円。

四谷のとんかつ屋にて。_a0022014_2265223.jpg

職人さんがどうみても20代の若い人で、
なぜそんな若い人がとんかつを揚げているのだろうと色々邪推。
お弟子さんが代わりに揚げているというわけでもなさそうだし、
彼は若くは見えるが店を切り盛りするに値する腕がそれなりにあるのかとか、
もとの店主が何かの理由(病気とか)で調理場に立てなくなって、
まだ若い彼がなんとかする必要に迫られたのだが、
人間切羽詰まるといやはやなんとかなるもので、
見違えるような成長を見せた彼が次期店主として認められたとか、
見知らぬとんかつ屋の事情を勝手に思い描いたりしていたら、
足の悪いおばちゃんが「おまちどう」と言ってロースカツを持って来た。
揚げたてのロースカツは、中の肉が「えっ?」と思うほど柔らかい。
僕が今までに食べたとんかつの中で特に印象的なのは、
名店の誉れ高い淡路町「勝漫」や恵比寿「天津」なのだが、
この名もなき四谷のとんかつ屋(名前はちゃんとあるのだけれど)の、
ふわっとしたカツの柔らかさもとても印象的ではあった。

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都心が好きな僕にとって、この四谷という場所もとても好ましい。
駅のホームへ降りていく。緑が多く、ちょっとしっとりしている四谷駅。

四谷のとんかつ屋にて。_a0022014_22214130.jpg

この後は浜松町へと移動し、
映画などの撮影用小物をレンタルしてくれる、
倉庫のような店舗を訪ねて歩いた。
例えば古ぼけた本を開くとページの中央がくりぬいてあって、
銃などが隠せるようになっている小物とか、おもしろグッズがいっぱいだった。
その後は二子玉へ移動し、ハワイの前に行った以来の美容室へ。
結構痛んでいた髪をマッサージでケアしてもらい、ちょっとだけ短くしてスッキリ。
久しぶりに頭皮をカメラでチェックしてもらった。
特に何をしているわけではないのだが、髪の毛穴はちゃんと綺麗らしい。
良かった良かった。でも寝不足で頭皮はちょっとピンク色がかっていたのだった。

帰ってから鮭のホイル焼きをこしらえて、
冷やしたエビスホップなど飲みつつ晩ご飯。
その後、久しぶりにDVD「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などを観た。
現代が1985年、というのがどうにも古いのだが、
やっぱり楽しませ方を分かっている感じの素晴らしいエンターテイメント。
一言で言うと、ものすごくわかりやすくて面白い。
製作総指揮のスピルバーグ、そして監督のロバート・ゼメキス、
国籍関係ない共通の楽しませ方のコードというものを知っているのだろう。

というわけで今日は半分仕事の休日。
月曜日の後半は仕事だけど、明日は完全オフである。
休むよ!(`・ω・´) シャキーン
by shinobu_kaki | 2007-10-06 22:32 | 最初の一皿、最後の一杯

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