印象(偏見)のみであの楽器を斬る!

思い出した頃にやりたくなる、勝手なシリーズ。
欧州篇大作曲家篇につづいて「あの楽器篇」です。
ポイントは、ぜんぜん詳しくないってことやねー。


[ハーモニカ]
誰でも一度は吹いたことあるはずのハーモニカ。
ハーモニカの語源はやっぱり「ハーモニー」だと思うけれども、
パトリス・ジュリアンの指摘を待つまでもなく、
ハーモニー(調和)は、この世の中で一番美しいもののひとつだ。
そんな名前を持つハーモニカはなかなか素敵な存在と言わねばならない。
連想されるミュージシャンはやっぱりボブ・ディランが一般的かもだけど、
個人的には山崎まさよしなんかもそうですね。

[リコーダー]
縦笛。あまりにネタが普及しすぎて、間接キスのあれしか思い浮かばない。

[サックス]
ジャズ。NY。または港の近くの夕暮れ。
正式名称(サキソフォン)で呼ぶほうがなんだかいやらしい、
という意味では自分の中でファックス(ファクシミリ)と似たポジションの言葉。

[ヴァイオリン]
あご痛そう。不自然な演奏姿勢。弾けるまでが大変そうなイメージ。
例えば笛は吹けばとりあえず音は出るし、ピアノも叩けば音が出る。
もちろん誰が弾いても同じ音がするわけじゃないのは知っているけれど、
まあ音階としての音は鳴らせるじゃないですか。
ヴァイオリンはまず、音を鳴らすこと自体の難易度が高い、という感じするね。
パガニーニ。シベリウス。映画「北京ヴァイオリン」。
そして伝説の名器ストラディバリウス。

[シタール]
ジョージ・ハリソン、ラビ・シャンカール。というわけでインド。

[二胡]
結構好きなんですよね、この音色が。
似合う漢字は「悠久」。たゆたう時間。川。黄河、そして長江。

[ピアノ]
今も昔も、憧れる楽器です。

[トランペット]
黒人の少年がショーケース越しに…。

[チェロ]
音色が人間の声に近いと言われる。どっしりした演奏形態。
ポップスの導入部にストリングスとして使われたりする。
チェロのポピュラリティ獲得(が良いことかどうかは置いといて)には、
ヨー・ヨー・マの功績が欠かせない。というわけでリベルタンゴ。
バッハの無伴奏チェロ組曲。カザルス。コダーイ。
宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」のセロはチェロのことですよね。
あと、「ゴーシュ」っていう名前の音はチェロの音色っぽいと思っていた。

[ウクレレ]
ハワイという土地柄も相まって、幸せな音がする楽器という印象。
高木ブー。IZ(イズラエル・カマカヴィヴォオレ)。というわけで、
太っている人が小さいウクレレを持っている図、というのが絵になる楽器。
語尾に2音、同じ音が続くのがすでにハワイ的だよね。
(「ハワイイ」、「ホノルル」、「ワイキキ」…)。
でも日本の気候でウクレレ、というのは不思議な居心地の悪さも感じる。

[三線]
「さんせん」ではなく「さんしん」。言わずと知れた沖縄の楽器。
前に沖縄に行ったときに、お店で試しに弾かせてもらった。
弦の少なさもあるが、非常にシンプルで、楽器の苦手な僕にもとっつきやすかった。
あと、誰が何を弾いても沖縄っぽくなる。これはコードの問題。
沖縄の音階は「レ」と「ラ」がなくて「ドミファソシド」なのである。
登川誠仁が有名。いわゆる「ナビィの恋」のおじい役の人ね。

[リュート]
古楽器。かつてヨーロッパの吟遊詩人が使っていたといわれ、
その来歴はそうとう古い。日本のアーティスト「タブラトゥーラ」の作品で、
美しいリュートの音色を聴くことができる。

[オルゴール]
楽器、と呼んでいいのかどうか。センチメンタルな音色。
昔、長渕剛の映画で「オルゴール」ってのがあったが、
あれはなんというかキツかった。哀川翔と仙道敦子がかわいそうでさあ。

[笙]
しょう。雅楽。雅楽と言えば「越天楽」。
東儀秀樹のアルバムは僕も一枚持っている。
じっくり聴いたりはしないですけど。

[大正琴]
日本人の作り出した唯一のオリジナルな楽器、という説があるらしい。
あと、琴でどうしても思い出すのは「おこと教室」。
どうしても「おとこ教室」って読めちゃうね(スミマセン…)。
それにしても、なんで平仮名にしちゃんだろう。


しかし、調べてみると楽器の数の多さに驚く。
名前を聞いたことのない楽器のなんと多いことか。
ちなみに僕は昔から、音楽の授業レベルでも楽器は苦手で、
何人かグループになって一曲奏でる、なんて時はもっぱら歌でしたね。
ボーカルと言えばボーカルだが、コーラス隊と言えなくもない。
あと、カラオケの時にタンバリンを叩くとかね。
…なんて、ちゃんと音楽をやってる人から怒られそうですが。
まあ、素人のたわ言ということで鮮やかに流していただけると幸いです。
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Commented by sasa at 2007-11-01 15:10 x
みんながカスタネットだと思っている赤青のパコパコやるやつは
本当は「ミハルス」と言いまして、日本人が作った楽器です。
Commented by shinobu_kaki at 2007-11-01 15:17
>sasa

工エェ工エェ(゜Д゜(゜Д゜)゜Д゜)ェエ工ェエ工工

http://blog.goo.ne.jp/narusemusic/e/552b5a85d864552bbafa510fbe195f81
…ほんとだ…カスタネットだとずうっと思っていたですよ。すごいな。

それにしても「みはる」さんだから「ミハルス」なのねw
Commented by 李花 at 2007-11-01 16:49 x
シノブさんのこのシリーズ、好きです♪
是非今度私のやってる楽器も斬ってください!
(知名度低すぎですけど・・・)
Commented by shinobu_kaki at 2007-11-02 15:47
>李花さん

ありがとうございます。
また思い出した頃にこのシリーズやるかもです。
でも、3回のうち2回が音楽って、
僕にとって音楽が「詳しくないけど興味のある分野」ということでしょうか。
Commented by kuro at 2007-11-02 18:02 x
ついこないだ、どこかでガボットが流れてきて、
あー、小学生の時にこれハーモニカで吹いたっけかなぁ、
とか思い出したりなどして。
その時にふと思ったのだけれど、
よく考えるとハーモニカって難しくないですか?
吹くだけでなくて、音によって吸わなきゃいけない、
てのは、実は高度な技術が必要というか、
タテ・横の笛とかラッパ系とは明らかに違う、「不自然極まりない呼吸」を
強いられるわけで。

映画『デリカテッセン』で出てきた、あの平べったい鋸の親方みたいなやつを
くねらせながら演奏するやつ、
不思議な音色ですやね。


不思議な楽器といえば、「テルミン」とか出てくるかな、と思ったが。
(註 : 埼玉の照美さんが作ったわけではなく)
Commented by shinobu_kaki at 2007-11-04 20:28
>くろさん

>吹くだけでなくて、音によって吸わなきゃいけない、

「吸う楽器」というのは新鮮…なのかも?
ハーモニカというかブルースハープ、
鮮やかに奏でられるとカッチョイイかもしれません。
練習したとてなかなか披露する機会はなさそうですが。

テルミン!
映画にもなりましね。
こないだ中目黒のフリマで見かけたような気がします。
Commented by best_tieup at 2007-11-20 21:51
ご無沙汰してます。
ヴァイオリン、確かにアゴ痛いですよ。首にアザ出来たりしますし。(ちなみに私はシミみたいになってしまいました。)
合宿で何時間も弾いていると、背中が板みたくなってきます。極めて不自然です・・・らしいです。というか推測つきます。大学のオケでヴィオラ弾いてたので、経験的にも仲間のコメントからも、おっしゃるとおりです。
ちなみにヴィオラなんてどーですか?マニアック過ぎますかねー。
Commented by shinobu_kaki at 2007-11-21 09:52
>best_tieupさん

ヴィオラはよく知らなかったのですが(というか他のもよくは知りませんが笑)、
調べてみたらヴァイオリンより大きくて重く、音は低めなのですね。
あのスタイルは顎が痛そう…と前から思っていたのですが、
やっぱりそうなんですね。肩もこりそうです。
街で楽器ケースを持って歩いている人を見かけると、
「おっ」と思ってしまいます。ちょっとした羨望のニュアンスですね。
by shinobu_kaki | 2007-11-01 10:49 | エウレーカ! | Trackback | Comments(8)

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