2時間早い朝、雪、そして「蝶の舌」。

懐かしい友達とメシを食べる夢を見ていて、目が覚めた。
起きたらまだ暗い。
ぼんやり見える時計の針は、朝6時を指している。
休みの日も8時には起きる僕ではあるが、
朝6時というのはさすがに早い。でもその理由はハッキリしている。
昨日は疲れて夜10時には寝てしまったからだ。
6時に起きても8時間の睡眠。十分だ。

朝風呂に入って、コーヒーを飲んで、
まずパソコンに向かうのはいつもの休日と同じ。
いつもと違うのは、窓の外にじゃんじゃか雪が降っていることかな。
「ちらほら降っている」ではない、まるで雪国のように降っている。
今も、降っている。

昨日はDVDで蝶の舌という映画を観た。

1936年、内戦期のスペインが舞台。
8歳の少年モンチョと老教師グレゴリオの物語だが、
田舎の日だまりのように退屈な前半とは裏腹に、
フランコ政権前夜という時代のリアルが残酷に襲いかかる後半が面白い。
存在の耐えられない軽さにおけるプラハの春
覇王別姫における文化大革命…僕はこういうモチーフが好きなのだ。

しかし「蝶の舌」という映画自体はかなり枯れた感じで、
映画的な艶の部分が少し足りない。ヒロインが出ないからだろうか。
そして少年と「人生の師」としての老人というキャラクター設定は、
まるでニューシネマパラダイスのそれのようだが、
比べると少し寂しい感じがするのはイタリアとスペインの違いということだろう。
例えれば京都と奈良のような違い、と書くと僕にとってはしっくりくる。
あと、サブストーリーとしての兄の儚い恋のエピソードがいい。

ちなみに「蝶の舌」というのは、老教師が授業でモンチョに教える、
「蝶にも舌があるのを知っているか」という話によるもの。
それにしてもあのラスト。きっと最後のあの行動がモンチョ本人にとって、
一生忘れられないものになるだろうな、という切ない気持ちの余韻が残る。


こうしている間にも雪はどんどん降り続けている。
都心の交通期間は大丈夫だろうか。
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by shinobu_kaki | 2008-02-03 08:08 | ライフ イズ | Trackback | Comments(0)

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