「神の雫」と法隆寺の百済観音像。

木曜日は週刊モーニング。

「シマシマ」、派手さはないが面白くなってきた。
ランがどう動くのかというとこに注目か。
シオさんのモデルはバドミントンの「オグシオ」の潮田選手、
という人がいたが本当かな?

前は読んでなかった「ひまわりっ」だが、最近とみに面白いね。
同人系漫画家のウイング関がやっぱり秀逸だ。
名前の由来はもちろん「関羽(羽=ウイング)」ということで、
ちょうど「レッドクリフ」もあることだし時流に乗っている、
と言えない事もなくはない。

「神の雫」、今回の使徒(ワイン)は弥勒菩薩がイメージのようだが、
僕は純粋に勘違いから百済観音のビジュアルを想像していた。
そうしたら今回のラストで主人公の神咲雫が飛鳥へ行くという。
意外と本当に百済観音なのかもしれないと思ったけど、どうかな。

そう、僕の中でアルカイックスマイルと言えば百済観音像だ。
イメージ検索 百済観音
それは実際に見た時の印象に基づいている。
5、6年前だったか、京都へ旅行したついでに、
飛鳥まで足を伸ばしてみたことがあるのだ。

前も書いたかも知れないけど、
京都が「華やかな都」だとすると奈良は「失われた都」という感じ。
京都から奈良線で行ったんだけど、奈良駅も古くて小さいし、
その賑わいは京都と比べるべくもなかった。
駅前で簡単に食事をしてから、阿修羅像などのある興福寺、
本殿の巨大さに圧倒されつつ東大寺などをめぐる。
それからバスで法隆寺へ。梅原猛いわく数々の謎がある古寺である。
とにかく人が少なくシンとしている。
天気もいい。そんな中を歩く。
五重の塔が唐突な感じでそびえ、少し歩いて夢殿を除くが、
この時期、秘仏の救世観音は公開されていなくて見る事ができなかった。

百済観音は法隆寺の奥のほう、大宝蔵院に安置されている。
全体的に華奢で、表情はスマイルというよりニュートラルに見える。
左手には薬壺を持っている。光背の形が印象的だ。

僕は別に仏像を見て回るようなアカデミックな趣味はないのだが、
百済観音は結構良かったね。
インパクトのあるはずの千手観音像や阿修羅像よりも、
ずっとずっと記憶に残っている。
シチュエーションの問題もあるんだと思う。
法隆寺までわざわざ「会いに行った」という感じがする。
もちろん駅前とはいえ興福寺だって遠く奈良にあるのだから、
東京からおいそれと行ける場所ではないのだけれど。

それにしてもこの時はアクティブに動いた。
同じ日、電車で橿原神宮前駅まで行き、
駅で自転車を借りて、飛鳥寺蘇我入鹿の首塚のあたりや、
あの石舞台古墳まで見て回った。
石舞台古墳の下はちょっとした室になっていて、
ひんやりとした空気から受ける感じはまるで墓の中のようだった。
そして頭上にはあのでっかい石が乗っているわけである。
これが落ちてきたら一巻の終わりだな、とバカな事を思った。

ふたたび京都駅に着く頃にはすっかり夜になっていた。
僕は一度ホテルに帰り、2つの都の強烈なコントラストを思いながら、
四条河原あたりにふらふらと飲みにいったのだった。
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by shinobu_kaki | 2008-11-20 11:13 | shinoBOOKS | Trackback | Comments(0)

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