連休の朝と清原和博。

a0022014_9224661.jpg

正月明けの3連休最終日。
朝。
どの日も天気が良かった。
その分、よく冷え込んではいたけれど。

娘はもう寝返りする。
気づくところんとひっくり返ってプレイジムにハマっていたりして、
目が離せない。
あと、リラックスしているとよくしゃべる。
しゃべると言っても、
言葉になる前の甘い声で何か言っているだけだ。


木曜日に発売のNumberは清原和博特集。
出塁率など以外の主だったタイトルを一つも獲ることなく、
清原はついに現役を引退する。
Numberは興味深い証言で構成されているのだが、
いくつかの清原に関する要素が網羅された誌面になっていると思った。
豪放磊落、どこかダーティなイメージは虚構であり、
実は非常に繊細な部分を持った人物であるということ。
PL学園からあのドラフトの騒動に至る桑田との関係。
デッドボールのよけ方が苦手で、そのために怪我が多かったこと。
昭和的な、義理人情に厚いメンタリティを持った選手であるということ。
さらに高卒で西武に入団した1年目が、
選手・清原和博の全盛時であるという事実だ。

僕の清原のイメージは、あの最強西武の4番時代だね。
そしてどちらかというとセカンドの頭上、
右中間に向かって綺麗に打ち返すバッティングが思い浮かぶ。
つまり「右打ち」である。

清原の右打ちに関しては、いくつかの証言もある。
「清原さんの特長は、ピッチャーのベストピッチであるアウトローの直球を、
反対方向にホームランできるということなんです」(藪恵壹)
「ライトへのホームラン、ピッチャーとしてはイヤだよ。
だって困ったらアウトローって教わってるのにさ」(佐藤義則)

恵比寿の街で何度か見かけた清原は、
まるでゴリラみたいなごつい体躯だったけれど、
選手としてのイメージはスマートなものだった。

Number巻頭、金子達仁によるロングインタビューのタイトルは、
「心に空いた穴」というものである。なんという寂しいタイトルであろうか。
無冠の帝王。未完。無念。もっとやれた…。
清原のプロ野球人生はいつも、幾ばくかの寂寥感とともに語られる。
トラックバックURL : http://kakiwo.exblog.jp/tb/7809526
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by kuro at 2009-01-13 19:09 x
ナマ清原、(恵比寿とかではなく)試合でも何度か観ているはずなんだけど、
不思議とあまり強烈な印象というのは無いです。
もちろん、TVとかそういうのは別にして、ですが。
高卒時がピーク、というのも切ないものがありますね。
(まぁそれでも長嶋を超えるHR打ってますが。)
どっちかというと甲子園活躍組のピッチャーに多いと思う。
古くは銚子の土屋とか。長崎海星のサッシーとか。
最近だと、  だれだろ?

打者の熟成のありようとして、清原・落合のような、
晩年の、あの走れないけど150㌔で飛んで来た球を打ち返すには、
これくらいのガタイが必要なんじゃいっ、ていう、
ある種ギリシャローマ時代的な(適当)がっちりな感じになってく人と、
(元ロッテ・西武・楽天のフェルナンデス、西武 中島のバッティングフォームも、
 跳ね返す感満点ですが)
金本や前田みたいに、鍛えてても違うタイプになってく人がいますやねぇ。

まとまりのない長文になってしまいましたが、
今年最初のコメントであるとさっき気づきました。

今年もよろしく。
Commented by shinobu_kaki at 2009-01-13 19:43
>くろさん@ことよろです。

甲子園優勝投手は大成しない、
みたいな有難くないジンクスがありましたよね。
松阪がそれを覆したわけですが。
桑田は実績残してはいるけど…清原と同じ寂しさがなぜか。
ちなみに高校サッカーの得点王も同様の話があるらしいです。
今回の大迫はどうでしょうか。

ギリシャ・ローマ的、恐竜時代的な打者としては、
例えば門田なんかがそうでしょうか。
まさにバッティングに特化した選手であり、
イチローや西岡に代表される昨今のアスリート系選手とは、
実に一線を画すものであります。
長距離ヒッターでは確かに金本はアスリート寄りですかね。

ではでは、今年もよろしくお願いいたします。
by shinobu_kaki | 2009-01-12 09:54 | ライフ イズ | Trackback | Comments(2)

移動祝祭日


by Shinobu_kaki
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31