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「バンディエラ」って何だ?

イタリア代表でユベントス所属のサッカー選手、
アレッサンドロ・デル・ピエーロのことを調べていたら、
「バンディエラ」という言葉が出てきた。
直訳で「旗頭」、つまりチームにおいてシンボル的ポジションの、
「長期に渡って同一のチームの第一線で活動し続ける選手」のことを指す。
例えば「デル・ピエーロはユベントスのバンディエラである」
というふうに使うわけだ。フランチャイズ・プレイヤーとも言う。

他にもそういう選手はいるだろうか。
見て行きたい。

パオロ・マルディーニ(ACミラン、1984年〜)
長くイタリアのディフェンスのリーダーとして君臨したマルディーニ。
この人はデビューからずーっとミランである。すごい。
フランスのテュラム、デサイー、ブラン、リザラズも素晴らしかったが、
イタリアのディフェンスラインの3人、
ネスタ、カンナバーロ、マルディーニも歴史に残るメンバーである。

フランチェスコ・トッティ(ASローマ、1992年〜)
“ローマの王子様”トッティ。名前がかわいい。
テクニックがありフィジカルも強い。
イタリア代表の中心選手として申し分のない才能を発揮する一方、
テレビのどっきり番組にまんまとひっかかり服を脱ぐ場面を撮られるなど、
「アホキャラ」「おバカキャラ」として愛されている。

ハビエル・サネッティ(インテル・ミラノ、1995年〜)
足の速いサイドの選手、アルゼンチン代表。イタリアのザネッティとは別人。
エレガントというよりはフィジカルの強いハードな印象の選手であり、
インテルはそういう選手が多い気がする。
DFで言えばコロンビアのコルドバ、マテラッツィ、マイコン、サムエル、
FWのクレスポ、クルス、イブラヒモビッチ、アドリアーノ。
夜道でばったり会いたくないタイプの選手が揃っている。

ライアン・ギグス(マンチェスター・ユナイテッド、1990年〜)
ウェールズの突然変異的名選手。ルックスはさすがに老けてきた印象だが、
こないだのクラブワールドカップの活躍を見てもバリバリである。
自身のルーツとか家庭内不和とか、プライベートでは結構な苦労人。
だがサッカーにおけるキャリアは非常に輝かしいものがあり、
長年語り継がれるべき、まさにレジェンドといった選手である。

ジェイミー・キャラガー(リヴァプール、1996年〜)
「ザ・ロック」(岩)の異名をとる鉄壁のディフェンダー。
スティーブン・ジェラードと並ぶ「リヴァプールの魂」。
ジェラードと言えば1998年からリヴァプールひとすじの選手であり、
そろそろ「バンディエラ」と言ってもよい選手ではないかと思う。
(今回のリストアップはwikipediaに準じました)。

ラウール・ゴンサレス(レアル・マドリード、1992年〜)
この人を忘れてはいけない、ラウールである。
非常に上手く、器用で、ゴール前でなんでも出来る万能型の選手。
「選手として十点満点は付けられないが、全ての要素に九点が付けられる」
そう言ったのはヨハン・クライフだそうである。
UEFAチャンピオンズリーグ最多得点、スペイン代表最多得点、
レアル・マドリード歴代最多得点という勲章を見てもそのすごさがわかる。


他にもチェルシーのテリーとかバルサのプジョルとかいますけど、
そろそろ飽きたのでこのへんで。

今日は野球のワールドベースボールクラシック決勝ですね。
会社でもラジオを流してみんな聴いてます。
韓国と何回対戦してんだーとか、あんなに負けたのに次勝てば優勝?とか、
正直よくわからない部分もあるこの大会ですが、
真剣勝負の盛り上がりというのはなかなかいいもんです。
個人的には、以前ほど野球に夢中になれない自分がいるため、
そういう意味では残念なところもある。
10年前にこの大会が開催されていたら…とか思うんだけど、
そーゆーものでもないよね。
アメリカがあまり力を入れてない感じなのもなあ。
by shinobu_kaki | 2009-03-24 12:14 | さかー考

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