計算されたキャスティング。「ノルウェイの森」

思わず耳を疑った、今朝のニュース。

映画「ノルウェイの森」に松山ケンイチさん、菊地凛子さんら

耳を疑ったというか、「え?マジで」と思ったのである。
松ケンかー。
ちょっと意外だったな。
もっとナイーブな感じのキャストになるかと思っていた。

しかし松ケンはホント人気ですね。
出演作はwikipediaでチェックできるけど、まあ実に演技派です。
しかも「デスノート」のLや「銭ゲバ」に顕著なのだが、
ちょっとヘンテコな役がはまる変わったタイプ。
今回のトラン・アン・ユン監督がどう見たのかは不明だけど
(一応、下に松山ケンイチに関するコメントがあります)、
確かに今の日本の俳優で、学生役もこなせる程度に若く、演技派で、
何より旬のきらめきがあるといえば彼に落ち着くのかもしれない。

映画は興行だから、
いくら監督自身のイメージに合っていたとて、
広く世の中にアピールする配役でなければ、
観てもらえる映画も観てもらえなくなってしまう。
村上春樹という世界的作家の作品を映像化するのだから、
映画にマイナー臭を漂わせてはいけない。
そういった意味で、これは絶妙に計算されたキャスティングなのかも。

そしてヒロイン直子役には菊池凛子。
アカデミー監督賞受賞作の「BABEL」にも出演した、
要は「世界デビュー済み」の女優。
撮影にあたって体重を5キロ増やしたり、
聾唖者を演じるために日常からなりきって生活をしてみたりと、
いわば「デニーロ・アプローチ」を試みるような職人的気質があるようだ。
彼女は原作のファンで、どうしても直子役をやりたいと申し出たらしい。

主要キャストは以下のとおり。

ワタナベ…松山ケンイチ
直子………菊池凛子
緑…………水原希子
キズキ……高良健吾
永沢………玉山鉄二
レイコ……霧島れいか

キャスティングについての監督のコメントを、
シネマトゥディより引用。

(松山について)「会った瞬間、好きな俳優さんだと思った。
無垢な部分があり、純粋さを表現する能力があると感じた」。
(菊地について)「(出演作の)『バベル』を観たときは
直子という想像ができなかったが、オーディションビデオを見たら
近い雰囲気を感じ、3秒で直子になれると直感した」。
米国人と在日韓国人のハーフという雑誌ViViの専属モデル、水原にも
「雰囲気が新鮮で素晴らしい女性」とほれ込んでいる。


映画「ノルウェイの森」は2010年3月に完成、同秋公開予定。
楽しみですね。
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Commented by yukachin at 2009-05-14 22:59 x
私は菊池凛子さん=直子がイメージつかなかったです。
だって高校生から話はスタートしますしねぇ。
むしろ緑でもいけるんでないかと。演技力あるから大丈夫なのかな。
Commented by shinobu_kaki at 2009-05-15 11:20
>ゆかちん

直子さん、じゃなかった凛子さんは各地で不評?ですね。
そんなことも含めて仕上がりを楽しみにしたいところ。
あれ、セリフってやっぱり日本語なのかな?
監督はどうするんだろ?
by shinobu_kaki | 2009-05-14 12:04 | 人生は映画とともに | Trackback | Comments(2)

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