2004年 08月 24日 ( 2 )

夢三夜。

クーラーと間違えてヒーターをつけて寝た、
あの悪夢の一夜のごとく、
俺は寝汗でぐっしょりになりながら飛び起きた。

エアコンは…大丈夫だ。
今日はちゃんと消して寝ていた。
季節はもう暑い盛りを過ぎ、
夜中に冷やしながら眠る必要もない。

時計は…まだ早い。
午前3時。
眠りについてから1時間ほどしか経っていない。
いつも朝まで熟睡する俺にしては珍しい、
途中で起きるなんてな。
それにしてもこの不安感はなんなんだ?

ぞくっ

突然、寒気がした。
布団が湿るほどの汗をかいているのに、
涼しくてもまだ8月だというのに。


視線を感じた。


しかも一人じゃない。
強い視線を感じる。
カーテン越しの、窓からだ。

ここは一階、アパートの柵の先はすぐ道路とはいえ、
人通りは少ないほうだ。
しかも今は午前3時。
人がいるほうがおかしいってもんだ。

信じたくはない。
だが、不安は確信に変わった。

誰かいる。


絶対に、誰かいる。


気持ちが悪いし何より恐ろしいが、
このままで朝までは過ごせない。

カーテンを開けよう。

今思うとそれは蛮勇とでもいうべき
果敢な行動であると言えるのだが、
その時の僕はこの恐怖感と不安感の正体を確かめたい、
そんな気持ちでいっぱいだったのだ。

俺は左手でカーテンの端をつかむと、
ごくりとつばを飲み込んでから、
一気にカーテンを左に引き開けた!

瞬間、俺は凍りついた。





いた…

たしかに男が2人…














全裸のフランス人とイタリア人が、

窓に張り付いているではないか!








…ラ、








ラテン系の呪い…?








…つ、つうか、

















…なんで…?











俺は寝汗でぐっしょりになりながら飛び起きた。
時計はそのとき午前3時を差していた。

…怖かった…。
by shinobu_kaki | 2004-08-24 22:30 | 夢十夜 | Trackback(1) | Comments(17)
それは昨夜の午前零時。
私は仕事中であった。
深夜の静寂を切り裂くように、

ちぇらりらーん♪

とメールが届いた。
文面は、

「羽澤ガーデンのBarに浴衣美女3名あり、直ちに急行せよ」

私のマックはその刹那、
すでにシステム終了されていた。

タクシーを飛ばした私は、
メールを受けた7分後に羽澤ガーデンの入口にいた。
羽澤は僕の家から徒歩5分と近いのだが、
利用頻度といえば夏に1〜2度ビアガーデンに来るくらいだ。
「良い」というウワサはかねがね聞いていたが、
実はBarは初めてであった。

タクシーを降りて、
ホテルマンのような格好の羽澤のドアマンと
「待ち合わせです」
「どちらさまの?」
「浴衣3名」
「わかりました」
「Barは?」
「こちらです」
という短いやりとりを交わし、
赤いじゅうたんを踏みしめ建物の中へ入っていく。
ぎしぎし。

古い調度品を使った味のあるしつらえ、
外にかかげた松明とテーブル上のローソクのみの薄明かり、
そしてバーカウンターにずらりと並ぶ酒。

家から徒歩5分に桃源郷がありますた。

ステキ空間に浴衣を探す。
トリオ・ロス・浴衣美人ズは手前の4人掛けのソファ席にいた。
うち一人はお初、紹介していただく。

ビール、ビール、ギネス、ボンベイサファイアロックの順でいただいた。
あと、ひさしぶりにシガーなど。優雅である。

彼女らは仕事の打ち上げがあったとかで、
(もう一人いた男性は仕事で帰ってしまったそうだ)
さっきまでテラスレストラン(ビアガーデン)のほうで
肉やら海老やらを焼いてご満悦らしかった。
そう、ここのBBQは結構美味しいんだよね。

女性が集まると、やはり恋愛話になったりする。
「姫タイプの女性に釣り合う男とは」や
「とても仲の良い異性の友人と一線を超えるタイミング」などについて話す。
8時から飲んでいる彼女らは結構いい感じに。
GOOD SLEEPな人も現れたり(僕じゃないYO)。

一人がトイレから戻ってきた。
ほどなく隣の女性客が彼女に話しかけ、
「お姉さん、途中で草履落としてきませんでした?」
「まあ、  たいへん」(←「間」がすでにいい感じ)
「きっとトイレと間違えて脱いだんじゃないかと思うんですけど」
「そーお?○○さん、大丈夫ですか?」
なぜ横にふる!(笑)
「いや、隣のかたじゃなくて」
「不思議ねえ」
見ると、彼女は裸足であった。
あなたですから!他にいないから!
ぜんぜん不思議じゃありませんから!

草履は、ナイスタイミングで
お店のかたが持ってきてくれました。
めでたし。

さらに酔って話したりしていると、周りの客が帰りはじめた。
気がつくと閉店時間(2時)をオーバーしていたのだった。

2時半過ぎにそれぞれタクシーを呼んでもらって解散。

僕はみんなを見送った後、
雨の止んだ夜道を歩いて帰ったのだった。

帰り際にお店の人に挨拶。
「またぜひいらしてください」
はい、また来ます。近いですし。

羽澤のBar、
か・な・りオススメです。

浴衣かしましシチュエーションが
とても贅沢な一夜でありました。
by shinobu_kaki | 2004-08-24 14:25 | 最初の一皿、最後の一杯 | Trackback | Comments(11)

移動祝祭日


by Shinobu_kaki