2009年 06月 20日 ( 3 )

解放区に遊ぶ。

いつからか、
ビールを缶のままで飲まなくなった。
家でひとりで飲むときでも必ずグラスに注いでいる。
何かの象徴か?
髪を染めなくなったとか、
ジーンズをはかなくなった、みたいなこと。

何もかもネットで済む世の中だから、
もはや都市に住む意味などなく、田舎の空気の良いところに暮らす、
そんなライフスタイルの話が会社で出た。つまらない雑談だ。
確かに通信はできるし、買い物にもほとんど不自由しない。
だが、身体性は?
「会う」とか「行く」ということは絶対に必要だと思うし、
そういった肉体的接触なくしては人は生きては行けないだろう。
少なくとも僕は今、田舎暮らしをしようという気はない。

それにしてもブログは解放区だね。
上記と矛盾するかもしれないが、言葉だけが自由だと思う。
イメージの中でならどこへでも行けるし、何にでもなれる。
その時に感じる解放感のイメージと、肉体的に感じる現実の解放感の間には、
実はそれほどの差はないのだ。

自分自身で言えば、家族と住まいのことが固まってきた。
今は長期的な視野で、仕事のことを考えている。
義務やタスクではなく、もっと欲望を。
もっと自由を。もっと可能性を。
生きているということは、何が起こるかわからないということだからね。
by shinobu_kaki | 2009-06-20 22:30 | ライフ イズ | Trackback | Comments(6)

スヤスヤ。

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駅前からの帰り道、
良く寝ています、パパの腕の中で。

笑いかけると、笑い返してくれるようになりました。
「いないいないばあ」をしたりします。
パパのメガネを奪う頻度は、もはや使命感すら漂わせます。
自分でボトルを持って麦茶を上手に飲みます。

娘は元気に育っています。
by shinobu_kaki | 2009-06-20 21:45 | パパなのだ。 | Trackback | Comments(0)

昨日の夜は明らかに体調が限界で、
頭痛と気持ち悪さとぼんやりしたふらつきを覚えたり、
歩くとやけにモノにぶつかったりして危険を感じたので帰って来た。
といっても通常通り、家に帰って23時とかそんなもん。

休養はもちろん、生活に何かが足りてない気がする。
ここ最近でもっとも健康的だった時のことを思い出してみると、
5年くらい前の、ジムに通っていた頃かなあと思う。
運動が足りていないのかな。
今は運動らしい運動はまったくやっていないからね。
休養するのはもちろんだが、ジョギングでもするようにするか。

仕事と体調と言えば、小林まこと「青春週刊少年マガジン」を読んだ。
小林まことは『1・2の三四郎』『柔道部物語』『What's Michael?』が代表作で、
個人的に柔道部物語はマイ・オールタイム・フェイバリットのひとつだ。

「青春週刊少年マガジン」とは週刊少年マガジンの創刊50周年記念企画で、
黎明期を『1・2の三四郎』というヒット作で支えた小林まことが、
「1978年から83年までの苦労話や楽しかった思い出などを漫画で描」くというもの。
しかし漫画の冒頭、小林まこと本人に言わせれば、
「楽しかった思い出など、ない!」どころか、
「下手したら死んでるところだった」のである。
つまりそれほどまでに、週刊連載の漫画家稼業というのは壮絶だったのだ。
この「青春〜」では、主に小林まことの新人時代が描かれる。
恐ろしいことに、初期はアシスタントもつけずに一人で仕事していたため、
「週刊連載に8日かかるペース」で、休載がちと有名になった。
しかし少年マガジンの躍進とともに、小林まことは確実に人気作家になっていった。

そんな「風雲立志編」とでもいうべき前半に比べ、後半は壮絶な色に染まっていく。
「新人三バカトリオ」と言われた小林まこと、小野新二、大和田夏希の3人。
同時期にデビューし、苦闘の中で友情を育んできた3人だが、
1994年に大和田夏希が自殺、小野新二も肝臓の病で翌年亡くなっている。
また小林自身も、過酷な仕事に心身ともに疲れ果て、
マンションのベランダから飛び降りそうになるのを自制するエピソードを語るのだ。
作る仕事とはかくも壮絶なり、である。

思えば『柔道部物語』のピカレスクヒーロー・西野新二は、
その名前や、シニカルで冷笑的な佇まいも含め、
この小野新二をモデルとしたものだったのかもしれない。
「青春週刊少年マガジン」はこちらで詳しくレビューされてます。

ところで最近の小林まことの描くキャラクターだが、
ちょっとアンバランスなほどに目が大きいと思うのだがどうでしょう?
これはあれかな、バランス云々よりもキャラの目が大きいほうが人気が出る、
みたいな話があったのかなあと邪推してみる。
絵なんて年月とともに変わっていくものなのでしょうがないが、
個人的にはやはり『柔道部物語』の頃の描線がすごく好きなのですよ。
by shinobu_kaki | 2009-06-20 09:30 | ライフ イズ | Trackback | Comments(2)

移動祝祭日


by Shinobu_kaki