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なんか久しぶりのサッカーネタ。

6月に行われるワールドカップ3次予選に向けて、
岡田監督率いる日本代表選手らが発表された。
まあこれでワールドカップ本選までのメンバー最終決定、
というわけでもないので、あくまで現時点でのということだけど。



GK 

川口 能活(磐田)
楢崎 正剛(名古屋)
川島 永嗣(川崎)

日本のキーパーはここ10年、「川口・楢崎時代」だった。
その前は松永とか前川とかになるから、かなり長い時代と言える。
「時々神懸かりなセーブを見せるけど動きすぎて危なっかしい川口」と、
「ミラクルセーブはないけど波がなく安定感のある楢崎」という2択の構造。
そしてこれは意外に感じるのだが、川口がスタメンの時の日本代表は、
ワールドカップ本選で一度も勝ったことがないのである。
(日本がワールドカップで勝ったのは、トルシエ時代の2002年、
対ロシア戦1-0と対チュニジア戦2-0の2回のみ、どちらもGKは楢崎だった)


DF 

寺田 周平(川崎)
中澤 佑二(横浜M)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野 友一(磐田)
阿部 勇樹(浦和)
井川 祐輔(川崎)
長友 佑都(F東京)
内田 篤人(鹿島)

センターバックは中澤と闘莉王の屈強な2枚看板。
かつて下手だ下手だと言われた中澤だが、
ストッパー系のDFとしてほとんど国内史上最高の選手になってしまった。
(リベロ系のNo.1は、やはり井原だろうか)
阿部は本当に器用な選手で、DFならストッパーもサイドもできるし、
中盤の真ん中、さらにウイングバックもできる。要するにどこでもプレーできる。
さらにFKの精度は中村俊輔に負けず劣らず、かなりのレベルだ。
ここに来て急浮上した長友。安定してタフなパフォーマンスで、
代表左サイドの座を勝ち取りつつある感じ。
左サイドと言えば僕は相馬(直樹)が好きだったが、長友はまたタイプが違う。
加地不在の右サイドは、岡田監督が育てようとしている内田、
それか左右両サイドを器用にこなせる“がんばれゴエモン”駒野。
DFに関して思うのは、松田や三都主の復活はあるのだろうか、ということ。


MF 

中村 俊輔(セルティック)
遠藤 保仁(G大阪)
中村 憲剛(川崎F)
松井 大輔(サンテ)
鈴木 啓太(浦和)
山瀬 功治(横浜M)
今野 泰幸(F東京)
長谷部 誠(ウォルフスブルク)
香川 真司(C大阪)

日本最大のストロングポイント、中盤の選手たち。
中村と変わらぬ世代のはずの小野だが、選考の匂いすらしない。
ワールドクラスの左足を持つ中村俊輔が“主役”だが、
攻守の切り替えが早い中村憲剛も当確か。
今までの試合に選ばれ続けている遠藤は高い技術を持つ選手だが、
決してスピードあふれる選手というわけではないので、
俊輔と並ぶと攻めが遅くなってしまうきらいがある。
タイプの違う松井のほうが攻撃のバリエーションが増える気もするが、
トリッキーな松井はジョーカーとして使われるのかもしれない。
山瀬はもう少し結果を出す必要があるだろう。
守備的役割の一番手は鈴木啓太。
対人では今野が強いが(今野は攻撃力もあって得点が多い)、
どちらか1人と言われたら鈴木啓太になるのだろう。
機を見るに敏、といった風情の長谷部のプレースタイルは好きだが、
中盤の選手の数も限られているからね。
香川。DFの内田と同様、明日の日本を背負う選手という位置づけか。


FW 

高原 直泰(浦和)
玉田 圭司(名古屋)
巻 誠一郎(千葉)
大久保嘉人(神戸)
矢野 貴章(新潟)

中盤の人材豊富さに比べ、ウィークポイントと言われるFW。
高原は技術の高い選手だが、与えられたチャンスの数に対して、
結果を出せなさすぎた印象があるのが残念である。
巻は泥臭くて良い選手だが、凄い仕事をしてくれそうな気はしない。
そういう意味では大久保は少し面白い。ミスが多い気がするが、
なんだか訳のわからない勢いのようなものは感じる。
それでも全体的に、寂しい感は否めない。
FWに適した選手とは、何をしてくるかわからない、
コミュニケーション不全なほどの「モンスター」であると言われる。
完全に1人の世界に入って、ただゴールのことだけ考える、
そんなタイプがいいのだ。タイプ的には久保はバッチリだったが…。
今の代表で言えば、性格だけならGKの川口なんかいいんじゃないか。

個人的にはFWを1枚にして、
山瀬か松井をセカンドトップにするようなバランスがいいのではと思う。
ちょっと杉山茂樹の本のタイトルみたいだけど、「4-5-1」というやつだ。
しかしコレは昔から日本代表チームについては言われていたことで、
極端な話、得点力のないFWなんかいっそ入れなくていいから、
「4-6-0」もしくは「3-7-0」で、中盤の上手い選手で、
ボールを回しまくって試合を支配してしまえばいい、
そんな話も(半分)冗談として噴出していたのである。
FWが「0」だなんて…と思いきや、それをモノにした強いチームがある。
イタリアはセリエAの名門、ローマである。
ローマはトッティを中心とした画期的な「0トップシステム」で…
とか書いているとホントーにキリがないので、このへんにしておきます。

なんだっけ。
あ、そうそう、


がんばれ、日本代表。
by shinobu_kaki | 2008-05-29 18:28 | さかー考 | Trackback(1) | Comments(8)

天然。



天然が許されるのは、結果を出している時だけだね。
by shinobu_kaki | 2008-05-29 10:11 | 言葉は踊る。 | Trackback | Comments(0)

かの船場吉兆が廃業、つまりツブれることになったという。
この件については誰もが想像したと思うが、当然の成り行きではある。
予約の数も激減していたらしいが、このようなニュースが広まる中、
逆に予約する客が1組でもいたことが意外とさえ思った。
かように「食」というジャンルにおいてイメージは決定的なものなのだ。

船場吉兆の主な「罪」についてはWikipediaの吉兆の項に詳しいが、
度重なる賞味期限ラベルの張り替え、地鶏や牛肉の産地偽装、
客の食べ残しを別の客に使い回していたという事実、
さらにそれらの責任をパートの女性になすりつけようとしていた事まで発覚し、
商売以前に人間としての品性を疑うべき一連の騒動であった。

故・伊丹十三監督の映画で「スーパーの女」という作品があるのだが、
あれですね、船場吉兆の上層部はこの映画を観ていなかったのでしょうかね。
だって、今回の騒動の内容ほとんどそのまんま、
この「スーパーの女」の中で「ダメな店の例」として紹介されているのだから。
それとも彼らは「この監督は商売のことを何も分かってない!」などと、
劇中の職人さながらに映画を観ながら毒づいたりしていたのだろうか。

この映画の中における「ダメな店」にあたるのは、とある落ち目のスーパーで、
屋号を「正直屋」という。津川雅彦がオーナー店長である。
そんなダメな店を鮮やかに変身させるのは、宮本信子演じる主婦・井上花子。
花子は副店長として内部から、腐ったスーパーの体質を改良・改善していく。
最後にはスーパー全体の意識改革に成功してメデタシメデタシとなるわけだが、
現実の船場吉兆には残念ながら「井上花子的なもの」は存在しなかったのだろう。
というよりむしろ「板倉亮子的なもの」から査察に入られた感じだ。

飲食店と客との関係は、その食物が「絶対に清潔である」という、
一種の見えない契約、つまり「信用」によって支えられている。
テーブルや座敷で料理を待つ客にしてみれば(オープンキッチンは別として)、
厨房において何が行われているのか知るべくもない。
客は、店を信用するしかないのだ。
だから厨房はいつも掃除を絶やさず清潔でなければならないし、
風邪をひいて咳の止まらなくなった料理人は店に出てはならない。
トイレに行って手を洗わずに包丁を握ってはならないし、
ペットの体毛にまみれたままの衣服でスープをこしらえてはならない。

店は店をいくらでも不潔にできる。だから清潔さに価値がある。
そんな信用のシステムが存在するからこそ、
客は店に行き、知らない料理人の作ったものを口に入れることができる。
それは、ややもすると無条件に盲目的で無防備なのかもしれない。
だが「信用」とは本来、無条件に盲目的なものなのである。
それを店、つまり提供者みずから賞味期限を偽ったり、
肉の産地を偽装したりするというのは話にならない。なぜ話にならないか。
嘘だからだ。嘘は、信用の対極にある。
「肉の産地など、どうせ分かるわけはない」と客を侮り、
ただ利益(売り上げ)のみを優先し、
そして何より信用のシステムを崩したことになるのである。
ここに船場吉兆の罪深さがある。

さて、このような「食に関する信用のシステム」が崩れてしまった場合、
つきつめると自分で畑で食物を育てて食べる、という、
非常に手間のかかる状態に行き着くことになってしまう。
ので、
どうか世の中の飲食関係者の皆さんにおかれましては、
(あと医療関係、食品メーカー等におかれましても)、
我々が安心して購入・利用のできる環境を維持していただきたいものである。


…かんべんしてくださいよ、ホント。
by shinobu_kaki | 2008-05-28 13:40 | エウレーカ! | Trackback | Comments(4)

夢十八夜。


「色つきの夢を見るやつは、頭がおかしい」
と言ったのは誰だったか。
夢は基本的にモノクロームだ、というわけだ。
だが僕の見る夢は思い返してみてもカラーがほとんどだし、
逆にモノクロの夢を見たことなど思い出せないくらいだ。
これは冒頭の言葉が間違っているか、
もしくは僕の頭がおかしいかのどちらかということなのだろう。



夢を見た。

広島を歩いていた。
広島は高校時代、四国インターハイの帰りに尾道に立寄ったくらいで、
それ以来ついぞ訪れたことはなかった。
約20年ぶりとなる広島は実に広々としていて、
この旅の主たる目的であるロケーション・ハンティングには、
実にうってつけの場所だと思われた。
本来同行するはずのスタッフが急遽来られなくなり、
僕は社長と2人で広島の、小石の敷き詰められた広い登り坂を歩いていた。
そして歩きながらぽつりぽつりと話をした。
ふと社長が「もうすこし荷物を増やしてみる気はないか」と、
一見奥深そうで、その実ものすごく分かりやすい比喩を振ってきた。
夢の中でなんと答えたかは覚えていない。

坂道を登りきると、ふいに展望が開けた。
息を弾ませながら絶景を見下ろす。
国宝級の入り江と、奥に太陽の溶ける金色の海が視界に広がっている。
寺院、記憶のどこかで見たような赤い鳥居。
「これが宮島だ」
ちょうど外国人をいっぱいに乗せたバスが通りかかったので、
僕と社長はバス停からそれに乗り込み、
「Oh」だの「Wonderful」だの嬌声をあげる外国人観光客の声を聞いていた。
この光景は確かに素晴らしいが、外国人はいかにもオーバーリアクションだ。
何もそこまで大げさに感激しなくてもいいじゃないか。
by shinobu_kaki | 2008-05-27 10:45 | 夢十夜 | Trackback | Comments(0)

朝。

a0022014_75687.jpg

東京は連日27度の予報、
5月でこれなら夏には40度は堅いな。

部屋に射し込む朝の光で、
体内時計の調節中。
by shinobu_kaki | 2008-05-27 07:56 | ライフ イズ | Trackback | Comments(0)
眠ったら朝まで起きない僕にしてはめずらしく、
午前2時過ぎに目が覚めてしまった。
うまく眠れなかったのではなく、晩御飯を食べた後、
少し横になったらそのまま本格的に寝入ってしまったからだった。
僕の睡眠体内時計はどうやら6時間ほどであるようだ。
8時に眠り、2時に起きる。きっかり6時間。


パソコンを立ち上げ、スポーツニュースでサッカー、
キリンカップ「日本×コートジボワール」の結果を見る。
1-0で勝っていた。
youtubeでダイジェスト映像を確認する。
「象牙海岸」という名前の国、コートジボワールはアフリカの強豪国で、
ドイツワールドカップにおいても強いインパクトを残した。
欧州チャンピオンズリーグの決勝で敗れたチェルシーに所属する、
ディディエ・ドログバやサロモン・カルーなどが中心選手だ。
ドログバやカルーは今回出場していなかったが、
日本は前半21分、抜け出した長谷部のクロスから玉田のゴールが決まり、
その鮮やかな得点がこの試合の決勝点となった。
玉田は、所属する名古屋グランパスの監督であるストイコビッチから、
「日本のベストの選手になれる」と最大級の賛辞を受けた選手だ。
その発言には監督としての心理マネジメントの部分も多分にあるだろうが、
思えば玉田はワールドカップでブラジルから得点を奪った男である。
あと、長谷部のプレースタイルは個人的に好み。


風呂に入ってさっぱりした。
窓を少し開けていると、ひんやりした未明の空気が感じられる。
外は静かに雨が降っていて、時折車の通る音がするだけだ。
小さめの音量で音楽を鳴らしながら、コーヒー。


今日、というか昨日というか、
土曜日の午後は伸びていた髪を切りに二子玉川へ行った。
ここの再開発はかなり規模が大きい。
「都心さえ、あこがれる街」というすごいコピーで広告が展開されている。
二子玉川ライズ公式ホームページ
ちなみにCMに出てくる和服の女性は水越日麻である。
僕も20代の前半の6年間ほどを二子玉川で過ごしたが、
(ちなみに「ニコタマ」と呼ばずに「フタコ」と呼ぶのが地元クオリティだった)、
その「かつての地元」という目で見ても「都心さえ〜」というのはちょっと、
気恥ずかしくなるくらいの大仰なコピーだと思う。
でも同時に、二子玉川の独特の「ブランド」を上手く表しているとも言える。
広告はその「商品」の良い部分を最大限に増幅するものだからだ。
ただ、ものすごく人気だろうね、このマンション(値段は高そうだが…)。
「約束されたマンション」という感じ。
高島屋側のプラウドタワーもほとんど即売状態だったようだし。
こういう部分で、二子玉川という街のブランド価値の高さを思い知らされる。
ブランド価値というのはつまり、
「素敵」と思わせる何かがあるかどうか。


夜明けの空になってきた。雨は降り続いている。
もうひと眠りしようかな。
by shinobu_kaki | 2008-05-25 04:31 | ライフ イズ | Trackback | Comments(2)

用途とデザイン。


デザインとアートを分けるもの、
それは「用途」。

デザインは基本的にある「用途」に向けて生み出されている。
だから使うための機能や空間などもすべてデザインに含まれる。

アートはもっと思想的で観念的。
それによって誰かの感情を動かしたり(自分自身でもいい)、
思想に変化や振動、強い共感などを与えることがアートの目的だろう。
それは極めて恣意的・個人的な作業であると思う。

だから広告における「アートディレクター」という肩書きは、
言葉として不正確な気がする。



アートに関しては巧拙は問題ではない。
だが、巧みなデザイン、稚拙なデザインというのは存在する。

デザインは、現実的だ。
デザインは、人の関係性の中に存在する。
デザインは、環境と切り離せない。
デザインは、「意味」、つまり共有できるコードが明確でなければならない。
by shinobu_kaki | 2008-05-23 10:22 | デザイナーという病 | Trackback | Comments(0)

泣けたニュース。

by shinobu_kaki | 2008-05-22 11:24 | エウレーカ! | Trackback | Comments(2)

錯視のカタログ。


錯視のカタログだそうです。

面白い。
ちょっと目がくらくらしますが…。


そして「安全工学」という文字の連なりが、
なぜが右肩上がりに見えるという。

どうでしょうか。


安全工学・安全工学・安全工学・安全工学・安全工学・安全工学・

安全工学・安全工学・安全工学・安全工学・安全工学・安全工学・

安全工学・安全工学・安全工学・安全工学・安全工学・安全工学・
by shinobu_kaki | 2008-05-21 14:15 | エウレーカ! | Trackback | Comments(0)
坂本勇人はジャイアンツの新しいショートストップである。
高卒2年目、まだ19歳だ。
ジャイアンツのショートと言えば二岡智宏がいるわけだが、
開幕後に二岡がケガで戦線離脱してからは、
ショートのレギュラーとして連続出場を果たしている。

坂本の特長としてあるのが「内角低めにめっぽう強いこと」だ。
ヒザ元への速いボールを、すくい上げるようにして軽々打ち返す、
そんな新人らしからぬバッティングを得意としている。
4月6日の阪神戦ではプロ初ホームランを記録したのだが、
これもインローのストレートをゴルフのようなスイングで捉えたもの。
おまけに19歳3ヶ月での満塁ホームランはセ・リーグ最年少記録だそうだ。

坂本は少年野球時代、あの東北楽天・田中将大と同じチームで、
バッテリーを組んでいたことがあるそうだ。
ちなみに坂本がピッチャー、田中がキャッチャーである。


…という記事を、購読している講談社の「本」という雑誌で読んだ。
かつての「一党独裁制」も今は昔、人気の凋落して久しいジャイアンツ。
(ジャイアンツの人気失墜はテレビメディアのそれとシンクロしているように見える)
「外様」の選手が主力を努めることが多い中、待望の生え抜きとあって、
坂本はメディアに注目される機会が多い気がする。

「僕はボールをバーンと叩いてスピンをかけるのではなく、
(ピッチャーから)ラインを引いてきて、そのラインに自分のスイングの
軌道を合わせることを考えています。ストレートならそのままですが、
スッと落ちたらすくい上げる。そんなイメージです」

なかなか恐れ入るレベルの19歳である。

ところで今朝「ビッグコミックオリジナル」を駅の売店で買ったのだが、
ここにもちょうど坂本の記事が出ていた。
講談社「本」と同じように、いかに坂本がインローに強いかが紹介されていたのだ。
これは一種のシンクロか、と思ったが、なんのことはない、
よく見るとどちらの記事もライターは同じ二宮清純なのであった。
同一のネタをそれぞれ、違う雑誌に書き分けていただけなのである。
by shinobu_kaki | 2008-05-20 13:09 | shinoBOOKS | Trackback | Comments(2)

移動祝祭日


by Shinobu_kaki