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「ほら、あの人。何だっけ。名前出てこない」
「誰?」
「坊主の。目、細くて。ちょっとデカくて」
「坊主でデカい?
 怪僧ラスプーチン?」
「ちがう、もっと若い。そして死んでない」
「いやラスプーチンは、かつて殺しても死なないと言われて…」
「そうではなくて、いま生きてる。プレーしてる」
「プレー?何してる人?」
「あ、サッカー選手」
「それを早く言いなさいよ」
「でも名前が出てこない。のどち○このあたりまで出てるのに」
「その伏せ字はやめろよ!」
「じゃあ、のどちん…」
「ごめん。伏せないのもやめよう」
「ほら、あの人、知らない?」
「知らないよ!ヒントくれよ」
「なんか、あの、不動産ていうか、ゼネコンぽい名前の」
「不動産?ゼネコン?三井?住友?」
「財閥系じゃなくて」
「財閥系じゃないのか」
「じゃない。あと、海外でやってる」
「中村?」
「いや、俊輔じゃない」
「清水?竹中?」
「つうか、そんな選手はいないだろうがよ!」
「突然伊坂幸太郎風にキレんなよ!」
「ああ、もう気持ち悪い。誰だっけー」
「ゼネコン…長谷工…、あ、長谷部!これだろ!ドイツでやってる」
「長谷部…長谷部…、いや違うなあ」
「うーん、あとは藤和不動産とか…あ、テイ・トウワ?」
「非常に懐かしいな。でも違う」
「えー。もう、わかんなくなっちゃったよ」
「ブー。時間切れ。正解は森本でした」
「知ってたのかよ!」

というわけでイタリアはセリエA、カターニャの森本が、
あのローマを相手に2得点の大活躍だそうです。
これって凄いことなのでは?


カターニャ×ASローマ-Youtube


上のリンクのYoutubeで見たけど、
なかなか日本に少ないアニマル・タイプのFWとして、
結構いいんじゃないでしょうか。

ぜひ代表に呼んでくれ!!
(岡田監督は嫌いなタイプっぽいけど)
by shinobu_kaki | 2008-12-22 19:26 | ダイアローグ・アワー | Trackback | Comments(0)

湯川秀樹「天才の世界」

ノーベル物理学賞を受賞した博士・湯川秀樹に、
工学博士の市川亀久彌がインタビューするという形式の一冊。
「天才が天才を読み解く」といったコンセプトの本である。
形式については、対談と言えば対談なのだが、これは市川本人が本書で、
あくまで湯川秀樹主導の一冊であるといった発言をしているので、
インタビューという言い方が個人的にはしっくりくる。

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この本で採り上げられている「天才」は以下の四人。

弘法大師(天才について/多芸型の典型 ほか)
石川啄木(愛される啄木の歌/センチメンタリズムとペシミズム ほか)
ゴーゴリ(ゴーゴリの一生/宿命論への共感 ほか)
ニュートン(天才の典型/ニュートンの生い立ち—幼児期の生活環境 ほか)

この四人は2つのグループに分けることができる。
すなわち万能型の弘法大師空海とニュートン、
そして言わばナイーブ型の啄木とゴーゴリ、という区分である。

特に再三登場するのが啄木についての見解で、
湯川氏や市川氏がこの明治末期の若き詩人のこしらえる歌に、
非常な共感を覚えているのがわかる。
特に、26歳で他界する少し前の時期の作品が良い、という。
湯川氏に言わせると「作る歌ほとんど全てが上手い」。

ちなみに、何かに対する印象というのは円グラフで表すことができる。
例えばAという人物に初めて会った時、彼がしたたか酔っ払いだったとして、
その後シラフのAに会う機会を持てなかったとしたら、
あなたのAに対する印象というのは「Aは酔っ払い」ということのみだ。
つまり印象円グラフは「酔っ払い」が100%を占めるであろう。
そして啄木の話だが、僕が彼の人物像に比較的詳しく触れたのは、
関川夏央と谷口ジローのコンビによる漫画「坊ちゃんの時代」第三巻、
「かの蒼空に」が主たるものであるがため、
僕の啄木に対する印象というのはどうしてもよろしくない。
すなわち、金にルーズで計画性に欠け、小心でひがみっぽく、
他人の善意にぶら下がって自律せずに生きる茶坊主的書生である。
上記のマイナス要素のみで、僕の印象円グラフが埋められているのだ。

その「坊ちゃんの時代・かの蒼空に」の中に、
啄木こと石川一が質屋での金策を断られるシーンがある。
そこで質屋のオヤジに啄木は、亡き樋口一葉との才能の差を告げられる。
面と向かって言われたわけではないのだが、
あなたと一葉では格が違う、という意味の言葉を浴びるのである。
「樋口さんは別格です。あの方は天才です」と。

そのような啄木像に接した経験があったから、
この「天才の世界」における啄木の天才評は意外なものではあった。
いや、もちろん後世に名が残っている啄木なのだから、
通り一遍の才能ではないということはわかる。歌も美しい。
しかし本書において、湯川秀樹による啄木の評価というのは、
明治期の質屋による樋口一葉との評価比較に対し、
(小説ではなく短歌や詩で、ということではあるが)むしろ逆転している。
「樋口一葉よりも普遍性において後世に残る。啄木には世界性がある」
そう言っているのである。

しかし理系の極致であるはずの湯川博士が、
実に文学に精通していて驚く。

啄木についてだけど、
やっぱり僕は「社会的にルーズな芸術家」というのが、
どうしても好きになれないんだよね、昔から。
ヴァン・ゴッホもそうだしなあ。
by shinobu_kaki | 2008-12-22 10:51 | shinoBOOKS | Trackback | Comments(0)

外は嵐。


窓の外はすごい風。

こういう時になぜかわくわくするのは、
自分が安全圏にいるからなんだろうな。
by shinobu_kaki | 2008-12-21 23:50 | ライフ イズ | Trackback | Comments(0)
クリスマスと言えばイルミネーション。
ということで、
いまや比較的近場というべき多摩センターへと行ってきました。

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バスで多摩センターへ。
まずは「お好きな方には聖地」サンリオピューロランドへ。

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と言っても入り口まで行ってみただけなのですが、
なんとここで小さな奇跡がおき、
ちょっとしたクリスマスプレゼントを受け取る事になりました。
いやあ、色んな事があるもんですね。

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右の端に見えるビルはベネッセ。
それにしてもベネッセはすごい場所にある。
すごいというのは、まったくオフィスの匂いがしないエリアに、
いきなりポツンとあるのがすごい。
舞浜駅前にオフィスビルがあるようなもんである。

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「おひざもと」だけあって、こんなものも。

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大きなツリーの他に、そこかしこに小さなイルミが遊んでいる。
これがなかなか凝っていて楽しい。

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16:30からクリスマス演奏が始まった。
奏者はみな、サンタを始めなんらかの仮装をしている。
よく見るとドラえもんがいたりして、いまひとつ一貫性に欠ける。

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空の色もいい感じになってきた。
夜明け前と夕暮れの空の表情は似ている、と思ったり。

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駅方向へ。
駅から街へ降り立った人に、シナモンロールがお出迎えだ。

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ちょっと品川水族館のような趣きの、
ブルーのイルミネーション・ドームである。
いよいよ日が暮れて来た。
帰って娘をお風呂に入れなければね。
by shinobu_kaki | 2008-12-20 19:00 | チープ・トリップ | Trackback | Comments(2)

マンチェスター・ユナイテッド 5-3 ガンバ大阪


早めの帰宅で、ラスト20分間だけ観た。
だけどこの20分間にあらゆることが起きた試合だった。
そういう意味で、僕はラッキーだったのである。

2-0という点差のついた時点で、
マンUが多少ペースを落としていた、という事実はあるだろう。
それにつけこんだにしてもガンバの攻撃は痛快だった。
中心選手の二川と佐々木をケガで失ったことにより、
遠藤をいつもよりも低めの位置でプレーさせるガンバ。
遠藤にボールを集めたかったから、とはガンバの西野監督。
前線の選手ほど相手からのプレッシャーはきつくなる。
それを後ろにポジションすることで、比較的自由にボールを扱える。
これは西野監督の作戦、いや、苦肉と策と言えなくもない。

それにしても遠藤は上手いね。ちょっと感心した。
さすがに日本代表の不動のレギュラーだけある。
実にしなやかに相手をかわすし、自らシュートまで持っていく。
間違いなくこの試合の中でベストの1人だったよね。

そして遠藤と言えば「コロコロPK」である。
個人的にこの試合、一番の見せ場だった。久しぶりにわくわくした。
遠藤の独特のPKというのはすでにひとつの「芸」であり、
中村俊輔のFKと並んで、世界に伍する日本の武器だと思う。
そんな「おいしい場面」がこの舞台で実現したのだ。
しかも相手は、いまだ世界一線級のキーパー、ファンデルサール。
遠藤もきっちり決めてくれて、これは嬉しかったなあ。

遠藤には感心したけど、ルーニーも凄かった。
後半出てきて、あっという間に2点取った。
やっぱりルーニーって上手いんだ、圧倒的に。
ガンバの選手を煙草のパッケージに例えるわけじゃないけど、
比較するものがあるとそのすごさがよく分かるね。

もちろん今回もテレビで観ていたわけで、生観戦じゃない。
コンディションとしては海外サッカーを観る時と変わらないはずなのだが、
相手が見知った日本のクラブチームということで、
まるでマンUの選手が目の前でプレーしているかのような、
ぐっと距離感の縮まった感じがあった。これは面白い感覚だったな。

そして気性の荒さもルーニーのひとつの属性だ。
あの、まとわりつく安田を蹴り飛ばしてたのはレッドじゃないのかw
それにしてもレベルが違うというプレーぶりだったね。
強くて、速くて、上手い。これは強いはずだ。
ルーニーがガンバにいたらマンUに勝っていた、という声を聞く。
もしかしたらそうかもしれない。
だが、ルーニーはガンバ大阪の選手ではなかった。

後半の5分間で奪ったあの3点があったおかげで、
マンUの勝利は揺るぎないものだったと思うけれど、
そういった「勝負の趨勢」を抜きにした部分で、
まるで裸で殴り合うような、見ていて面白い試合だったね。
西野監督と言えばどうしてもアトランタのブラジル戦の思い出があり、
まるで閉じこもった亀のような戦い方で1-0の勝ちを拾うような、
そんな戦法は選んでほしくなかったのだが、
どうやらそれは杞憂に終わったようで嬉しい。
負けても満足だなんて、勝負の世界の価値観においては良くないのだろうが、
(ラスト20分だけだが)いち観客として見ていて実に面白い試合だったし、
何よりプレーしていたガンバの選手は、
この試合が本当に楽しかったのではないだろうか。

さて、このクラブワールドカップも日曜日が決勝である。
マンチェスター・ユナイテッド対リガ・デ・キト。
もともとの力関係通りに、欧州王者と南米王者の決戦となった。
そしてその前の時間、3位決定戦としてガンバ対パチューカが行われる。
これはテレビにかぶりつきである。日曜の夕方が楽しみだ。
by shinobu_kaki | 2008-12-19 18:37 | さかー考 | Trackback | Comments(0)

会社の同僚(ちょい年下)何人かに聞いてみたら、
あのラーメン二郎を「知らない」という。

ものすごくびっくりした。
行った事がないというより、そもそも知らないらしいのだ。

もう、岩明均「ヒストリエ」でいうところの、
エウメネスの心境ですよ。すなわち、


文化がちが〜う!

by shinobu_kaki | 2008-12-19 16:48 | ライフ イズ | Trackback | Comments(6)

マトリックス・ブッシュ


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ブッシュ靴投げ事件、ゲームやアニメで大人気:
「マトリックス・ブッシュ」も


>George W. Bush大統領に靴を投げつけたイラク人記者は、
>大統領にはうまくかわされたものの、
>ウェブの時代精神にはピッタリとはまって大当たりをとった。

誰が上手いことを(ry

上記のリンクから、
大統領に靴を投げたりするゲームで遊ぶことができます。

それにしても仕事早いなー。
クリエイターが楽しんで作っているのが伺えます。
才能の無駄遣い、とは思わないね。
いいんじゃん。

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ついでに。
ちょっと古いネタなのかもだけど、
やっぱり感心したし、すごく面白いので貼っときます。

Wario Land: Shake It – Amazing footage!

すごいね。
by shinobu_kaki | 2008-12-18 10:45 | エウレーカ! | Trackback | Comments(0)
自分自身が主人公のモデルのマンガ、であるらしい。
個人的には、最近になって急速に面白くなったマンガ。
作者は東村アキコ。週刊モーニング連載中。

1巻から通して読むと、最初の頃は
「同じ職場で娘に干渉する風変わりなお父さんエピソード」が中心。
このへんは個人的にまったくダメで、
もっと話が進んで周りのキャラクターが確立された頃に面白くなり出した。
いや、もっと正確にはごく最近の「ウィング関先生」がらみで、
すごく面白くなった。それからさかのぼって読んだわけである。
で、最初の数巻はやっぱりダメだった、と。

この人、本ストーリー周辺の小ネタが地味に面白いんだね。
腹黒キャラの節子(本名は「なのは」なのだが)とか、
黒木さんネタとか(うるう年にだけ、とあるきっかけで
悪い心が千倍とかに膨れ上がり「黒・黒木」に変身する- Wikipediaより)
コントグループ「信頼関係」ネタとか、面白いのはそのへん。
小さいところで時々僕のツボにはまってしまう。

まあ、なんだかんだとメジャー誌であるところの
週刊モーニングにこれだけ連載を続けていて、
単行本も実に8巻(かな?)を数える。要するにちゃんとロングランなのだ。
それだけの力のある作家さんと言わなければなるまい。

個人的に好きなセリフは副主任の、
「もう、白木でいんじゃね?」


ひまわりっ 〜健一レジェンド〜 - Wikipedia
ひまわりっ~健一レジェンド- amazon.co,jp
by shinobu_kaki | 2008-12-16 15:25 | shinoBOOKS | Trackback | Comments(2)

冬がはじまる。

今朝は寒かったね。
実に今日から「冬」という感じ。

まず玄関のドアを開けると、
遠くの山がうっすらと白く雪をかぶっていて、
その奥にはいつもよりくっきりと白さを増した富士山。
空気が澄んでいるのでなおさらシャープに見える。

エレベータで1階へ。玄関を出て、
自転車置き場から「愛車」に乗って駅へ向かう。
頭上の電線から水が滴っている。
明け方に凍りついた水分が、朝の陽射しで溶け出したのだ。
そういえば自分の吐く息も真っ白だ。

横断歩道をひとつ越えて、小さな川にかかった橋を渡る。
見ると、川面からゆらゆらと湯気が立っている。
それだけ気温が低いってこと。
家々の屋根は、よく見ると白く霜が下りたようになっていた。

…とまあ、家を出てからちょっとの間にも、
こんなに寒さを実感できた朝である。

今朝は駅に日経が置いてなかったので、
主にAERAを読みながら出勤。
特集「村上春樹『ノルウェイの森』再読」。
どこかで聞いたようなタイトルに笑ってしまった。
by shinobu_kaki | 2008-12-15 11:50 | ライフ イズ | Trackback | Comments(0)

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なんかね、
別に何があったわけでもないのだけど、
いつもの時間を過ごしながら自分の考えを整理しているうちに、
自分の行動、一挙手一投足であるとか、
発言することや、選ぶことのあれこれ、
もっと主体的に、自力的にしてもいいなと思えた、
そういう意味では静かで有意義な週末でした。

誰しも、他人と比較しての、
本質的なアドバンテージなんてあるようでないんだよね。
思う存分やればいいのだ。


さて、年賀状は宛名書きに入っています。
今年はやっぱり、親バカ年賀状になりました。
by shinobu_kaki | 2008-12-14 18:39 | ライフ イズ | Trackback | Comments(0)

移動祝祭日


by Shinobu_kaki