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フェーズ。

今回のインフルエンザ騒ぎで、
「フェーズ3」とか「フェーズ4」なんて言葉が出てきたけど、
(参考:フェーズ4って何?-てんどう2の四方山話
この「フェーズ」って言葉、一般的な浸透具合はどうなんだろう?

本来は「位相」という意味らしいが、ちょっと難しいよね。
なんだか分からない。でも広告業界的にはよく使うんですよね。
仕事において僕は「ステージ」とか「段階」に近い意味で使っている。
(間違っていたら恥ずかしいなあ)。
でも、前にも書いたが、「ダンコンの世代」という人が本当にいたり、
「物議を醸し出す」という言い方を未だにする人がいるのだから、
まあ多少の粗相は許してもらう事にしよう。

カタカタ語というのはちょっとした独特のチカラがあって、
特に流行りだしたカタカナ語は「皆が使いたがる」という特徴を持っている。
そして、具体的なカタカナ語の効果のひとつとしては、
「なんとなく、賢しらに聞こえる」というのがあるよね。
要は「頭良さそう」に見せる効果が(まあ)なくもない。
ただこれは反面リスクがあって、
「軽薄そう」「嫌みったらしい」「カッコ付けてんのがカッコ悪い」という、
さまざまなマイナス評価につながる危険もある。
何事もほどほどに、である。あと、普段のキャラも大事ね。

さらにもうひとつの効果として、
「ネガティブな言葉がネガティブに聞こえづらい」がある。
例えばこれは、世に言う「フリーター」が最も顕著だ。
「無職」と言うよりうんと聞こえがいい。
もちろん厳密に定義付けすると違う部分も多少あるかもしれないが、
「フリーター」という言葉を知らない人に説明すると、
おそらく説明の途中で「無職」という言葉が出ざるを得ないであろう。
他にも「ローン」と「借金」、「リストラ」と「退職勧告」などがある。
どれもなかなかにハードな状況を表す言葉である。
この「カタカナ語化」については、
かようにハードいや酷薄な人生におけるさまざまな局面を、
なるべく殺伐とさせないための「印象のクッション」とでも言うべき、
衝撃吸収の効果があるのではないだろうか。

まあ、それを良しとするかどうかはまた別の話であるが。
by shinobu_kaki | 2009-04-30 11:42 | 言葉は踊る。 | Trackback | Comments(0)

昭和の日。

今日は「昭和の日」である。
昭和天皇の誕生日ということで祝日だ。

「昭和」という時代はなにしろ長く、
ひとつの元号をいただいた時代としては世界最長なのだそうだ。
そしてなんというか、かなりダイナミックな時代であった。
恐慌があり、内乱があり、戦争があり、復興があり、繁栄があった。
決して穏やかではなく、激しい音を立てて動いている様は、
「激動の」という枕詞がよく似合った。

それで言うと「平成」に繋がる言葉としては、なんだろう、
「大不況」とかになるのかな。微妙ですね。
どちらにせよ非活動的というか、スタティックな感じがする。

じゃあ「明治」につく言葉を考えると、
教科書的だけど「維新」とか「新政府」が思い浮かぶ。
つまり新しい価値観による国づくりである。
文学や風俗は時代を映す鏡だと思うが、
この時期のそれらは、「瓦解」と呼ばれたいわゆる明治維新の変動を受け、
自我が引き裂かれそうになる中での表現だったのだと思う。
なんとなくだが、「明治」は今の時代よりよっぽど国際的な気もする。

「大正」だと、まあ単純だが「デモクラシー」であるとか、
「浪漫」だったりがまず浮かぶが、
ちょっと「平成」に似た時期なのじゃないかとの指摘もあったりして、
となると「平成」の後は昭和的な激動の時代がやってくるのだろうか?

時代レベルのうねりについてはよくわからないけど、
最近、自分も含めて周りの人の人生がよく動いている気がする。
今日は今日とて、友人が結婚式を開いている。
どうかお幸せにね。
by shinobu_kaki | 2009-04-29 07:18 | ライフ イズ | Trackback | Comments(0)
まあ異論は多々あるだろうけど、
ビートルズにおけるジョージ・ハリスンの立場っていうのは
結構、微妙にしんどいものだったんじゃないかと思うんだよね。

もちろんジョージ・ハリスンは音楽史上における英雄だし、
ちゃんとヒットも飛ばしているし、
英国王室から「Sir」の称号が与えられる(見込み)ほどの人でもある。
ただ、あのビートルズという4人グループにおいては、
ジョン・レノンとポール・マッカートニーの2人が突出しすぎていた。
史上最高レベルの才能を持つ2人はパーソナリティもかなり強烈で、
そんな2人とず〜〜っと一緒にやらなければならなかったのは、
ジョージ・ハリスンおよびリンゴ・スターの悲劇とも言える。
ただし、この強烈な2人と一緒でなければ、
ジョージとリンゴがこれほど有名になることもなかったはずで、
そこはまあ、どちらが良いかというのは難しいところだ。
ただ、リンゴはドラマーということもあるが、
ちょっと引いたポジションで飄々としているキャラクターがあった。
それに比べるとジョージはその地味さで損をしている印象が拭えなかった。
ジョン・レノンが回想録の中で、
「ジョージは10歳も年下で、オレの周りをちょろちょろとうろついていた」
みたいな発言をしていたような記憶があるんだけど、
実際にはジョン・レノンとジョージ・ハリスンは3歳ほどしか違わなかった。
つまり、それくらい下に見ていたという風にも取れるんだよね。

で、ここでやっとタイトルに繋がるのだが、
草なぎ君の今回の話を聞いてジョージ・ハリスンを思い出したのである。
もちろん飲酒云々じゃなくて、SMAPにおけるポジションとして、
木村拓哉、中居正広、香取慎吾に比べると、
(もちろん素晴らしい人柄や個性はあるけれど)「華やかさ」の面で、
草なぎ剛は少々トーンダウンする部分があるだろうということ。
そして「人気商売」であるタレント業において、
「華のあるなし」というのは結構重要なポイントではないかと思うですね。
ある舞台挨拶で、舞台から草なぎ君が客席の木村拓哉に手を振ったら、
客の目が木村拓哉に釘付けになった、みたいなエピソードがあるくらいである。
そりゃ多くの人は、どっちかちゅうとキムタク見るよね。
でもこれがシビアで残酷な「華」の部分でしょ。「スター性」というか。
だから草なぎ君が、自分の独自の色を見つけに韓国に傾倒するのは分かる。
実際に「チョナン・カン」としてアジアでは相当有名になったしね。
ジョージ・ハリスンもインドへ行ったでしょ。似たものがあると思うんだよね。

話は戻るけど、広く社会的にも芸能人として認知され生きている彼にとって、
「自分は脇役」というニュアンス込みでやっていかなければならないのは、
いくら穏やかな人柄でも、わりかしストレスじゃないかと思うんですね。
だから今回の事件につなげてどうこうじゃないけど
(正直言って、警察とメディアがやり過ぎなのは明らかだ)、
「草なぎ君もつらいんだろうな」というインサイトの部分を感じさせたのは、
タレントという職業の属性において(ここはすごく言いづらいところ)、
今後を考えてもあまり得策じゃなかったんだろうなあと思う。

ただ、僕はどっちかちゅうと、
草なぎ君とは飲んで話してみたいとか思うけどね。
キムタクとはあまりそう思わない。なんか気を使いそうだから。
そしてこういうところがまさに「華」というか、
「芸能人オーラ」のありなし、みたいなこととも直結しているんでしょうね。
呼び方ひとつとってもそう。
例えばフルネームの呼び捨てにするか、「君」づけにしちゃうかなんて、
まさに距離感というか、存在感の種類の話だからさ。
by shinobu_kaki | 2009-04-28 12:35 | エウレーカ! | Trackback | Comments(0)

はやおき。

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おはよー。

ただいま5時半。
なんだか早起きしちまいました。

もう陽が昇っている。
ちょっと前は、5時半なんて薄暗い時間帯だったのに。

朝がだんだん早くなっている。
by shinobu_kaki | 2009-04-27 05:35 | ライフ イズ | Trackback | Comments(0)
これ、ひっくり返りました。
すごいねー。

今日のコボちゃんの攻めの姿勢が半端ない件(日刊スレッドガイド)

コボちゃんみたいな新聞4コマって、
日々のことだからある程度ストックしているんじゃないかと思うんだが、
今回のこのニュースに「あえて」ぶつける気概というか企みというか。
まあ、一種の悪意と言ってもいいかもですが。やるなあー。
(コラージュという噂もあるが、どうなんですかね?)


ちょっと違うけど、これ↓を思い出しました。
ベッカムと庭木職人(pya!)
by shinobu_kaki | 2009-04-26 10:11 | エウレーカ! | Trackback | Comments(2)

噛む。

娘に前歯が生えてきた。
下の歯が先らしい。
うんと小さな白いかたいものが、小さくちょこんとついている。
さてその他の歯はまだかというと、そろそろのようで、
以前下の歯が生えたときと同様に、
最近ちゅぱちゅぱと口から音を出している。
だからもうすぐ生えるのだと思う。

歯が生えると、何かと噛みたくなるのが人情のようで、
娘もテーブルの端だとか、パパのキーボードだとか、
テレビ台のフレームだとか、パパの鼻だとかをフガフガと噛んでいる。
鼻を噛まれたパパは少し痛いのだが、
可愛いので噛まれるがままになっている。
あるいはパパの顔からメガネを鮮やかに奪い取ると、
フレームの部分をカジカジと噛むことも多い。
このメガネは娘が生まれた次の日に、
このような事態を想定して安く買った対娘用のメガネだ。
そんなこともあってか、メガネを強奪されたパパも、
一心にメガネをかじる娘をニコニコと見ている。

あっ、でもケータイはダメー!
by shinobu_kaki | 2009-04-26 08:46 | パパなのだ。 | Trackback | Comments(0)
昨日の金曜日は「ちょっとした頼まれごと」の多い、
めずらしい日だったな。
週明けにクライアント提出予定のツールのレイアウトをやりながら、
あいまあいまでちょっとしたアレコレをこなしていき、
気がついたら夕方を過ぎていた感じ。

時節的にはもうすぐゴールデンウイークである。
なにが「ゴールデン」なのか知らないが、つまりは大型連休だ。
この、5月の休みについてはいくつか想い出がある。

東京に出てきてすぐの連休は、仙台から友人が遊びに来てくれた。
当時まだ仕事にも慣れていなかった僕は、
へとへとになった身体を、連休と、久しぶりの友人との時間で癒していた。
あの時、二子玉川のボロアパートに射し込んでいた5月の陽射し。
僕は窓際に寝転がって、休みの嬉しさをかみしめるように、
たっぷりとした日の光を顔で受けた。そんな記憶が鮮明にある。

それから5年ほど経ったある年の連休は、
会社も2社目に変わったばかりで、家も二子玉川から高津に引っ越していた。
色んなことが仕切り直しのタイミングだったのだ。
僕は一人で新幹線に乗り込むと、何冊かの本を持って西へと向かった。
初めての九州、博多に遊びに行ったのである。
飛行機でなく新幹線だったのは、あえて長旅をしようと思ったからだった。
だが鈍行で行くほどのんびりもしたくなかった。
横浜を過ぎ、名古屋を過ぎ、京都を過ぎた。
京都はこの後も何度か遊びにいくことになるのだが、今回は素通りだ。
大阪を過ぎ、広島を過ぎ、関門海峡を越えて九州へ渡った。
初めて降りた博多の街はちょうど「博多どんたく祭り」の時期だった。
街全体が熱に浮かされたような感じで、いやおうなくテンションは上がる。
本当は九州に住む友人と待ち合わせていたのだが、
残念ながら友人が直前に体調を崩してしまい合うことが叶わなかった。
僕は事前にチェックしていた行きたい場所をひとりして次々に巡って行った。
福岡ドーム、長浜、キャナルシティ、天神、夜の中洲、川沿いの屋台。
2泊、いや3泊しただろうか。帰りはさすがに飛行機で帰って来た。
博多の駅から福岡空港までのアクセスの良さには驚いた。

今日は雨だが(東京はね)、5月の連休はいつも良く晴れる。
行楽日和と言われるゆえんでもある。
今年は特に大きな予定はない。
不景気のムードが世の中を覆い、仕事がないので大型連休になってしまうという、
かつてなかった種類の嘆き節が聞こえてきている。
仕事の忙しい人間にとって連休は喜ばしいものだったのだが、
(僕なんか本当に涙が出るほど嬉しかった)、
どうも最近の、停滞気味な仕事の稼働状況を考えると、
必ずしも「休み=幸福」とは言えないようである。

とはいえ、休める時には休んどきましょうね。
by shinobu_kaki | 2009-04-25 09:42 | ライフ イズ | Trackback | Comments(0)

映画



すべての映画は、ドキュメンタリーである。
by shinobu_kaki | 2009-04-24 11:02 | 言葉は踊る。 | Trackback | Comments(0)

檜町公園にて。

会社の、自分の席の窓から東京ミッドタウンが見えるんだけど、
あそこのすぐ下の公園でコトが起こったってのが不思議。
まあコトって言ってもある有名芸能人が深夜に酔っぱらって、
全裸であぐらかいてたところを通報されて捕まったってだけなんだけど。
檜町公園っていうのがいいね。見つかりやすい都心の公園。
これが砧(きぬた)公園だと広すぎてなかなか発見されないとか、
上野公園だと人慣れした鳩が全裸の彼のとこに大群で集まってくるとか、
なんだか絵づらがどんどんシュールになっていく。
檜町公園ぐらいだったら寂しくないしキレイだしミッドタウンはあるし、
選択として良いのではないだろうか(←なにがだ)。

しかし仮に僕が、昨日の夜から今朝にかけて徹夜仕事になったとして、
ちょっと食事がてらミッドタウンあたりまで足を延ばしてみよう、
そんな気まぐれを起こしたとしたなら、公園の真ん中にちょこんと座る、
全裸の草彅剛くんにひょっこり会えたかもしれないわけでしょう。
こういう変なところで東京の面白さを感じたりしてね。
地方にいると、都心で起こるあれこれは「情報」にしかならないけれど、
東京にいるとニュース性のある出来事がとたんにライブになるわけだ。
もちろん東京で起こること限定だけど、傾向としては、
都心の出来事を地方でキャッチするという流れのほうが多いでしょ。
ちょうど電車の「上り」「下り」みたいに情報が流れている。

電車と言えば、山手線の正式な起点と終点はどの駅か知ってますか?
なんて、僕もさっき見つけて「へえ」とか思ったクチなんだけど、
正解は、起点が「品川」、終点が「田端」なのだそうです。
このへんに詳しいかな。
山手線は品川から田端までと聞いたことがあります。
なぜ東京駅とか入らないんですか?-Yahoo!知恵袋

僕なんかどうもややこしくてイマイチ頭に入ってこないんだけど、
「鉄」の方とか、こういうのよく知ってんでしょうね。
僕はどうも「鉄」ではない。昔っからそうだ。
by shinobu_kaki | 2009-04-23 19:03 | エウレーカ! | Trackback | Comments(6)

備忘録200904


街を歩け。

普段から街を歩き、道行く人を見て、
店を覗き、あらゆる移り変わりを肌で感じることだ。
街にこそ「今」がある。


強みで勝負せよ。

自分のストロングポイント、つまり「強み」を知る。
欠点があるのは当たり前のこと。だからそこは気にしなくていい。
強みで勝負しないと勝負には勝てない。


当事者目線で当たれ。

当事者と傍観者では、物事に対する真剣味が違う。
真剣味が違えば集中も違う。
集中をせずに臨んでもろくなことはない。


クオリティをあきらめるな。

精度、すなわちクオリティを上げるには労力がいる。
楽に流せば物事は済んでしまうかもしれないが、
力を注いで仕上げたものとそうでないのとは雲泥の差が生まれる。
それは成果についてもそうだが、経験そのものの差にもなる。
ぬるい経験にそれほどの価値はない。


プロなら安心感を与えよ。

提供者はお客に安心感を与えなければならない。
お客はリスク、つまりお金や時間を払っているのだから、
払ってくれたリスクに見合うものを提供できなければならない。
「頼んで良かった」と思ってもらうには結果だけではだめで、
そのやりとりのプロセスにおいても後悔をさせないことだ。
by shinobu_kaki | 2009-04-22 17:36 | Forget me not. | Trackback | Comments(0)

移動祝祭日


by Shinobu_kaki