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sympathy


何かを乗り越えてきたように見える人にシンパシーを感じる。

過去に何か強い喪失の体験があり、
一度は打ちひしがれて、無力感を味わいながらも、
そこからまた自ら生命力を発揮して、
しぶとくたくましく歩いているような人。
そういう人は男女問わず素敵だ。


誰かがいった、「不幸自慢は禁止」だと。
確かにその通りだと思う。
誰しも何がしかに傷ついた経験はあるし、
それを自分だけが特別なものであるように言うのは、
ありていに言えば甘えであり、
他人へのリスペクトを欠く行為になりかねない。

それでも、その人が自身の経験を振り返り、
はっきり「傷」と認識しながら、
それを言語化して相対化し、乗り越えるプロセスというのは、
「不幸自慢」などという形容では表せない、
一個の人間の「物語」として心を打つ。


真っ暗で、手を伸ばしても何にも触れない。
足元もおぼつかず、どこまで続くのかもわからない。
しかしいつか終わることだけはわかっている。
その上で、歩いてきた道だけが見えるのだ。
そういうイメージがこの生にはある。

そんな理不尽さに憤慨して、
もっとマシな環境を寄越せと運命を恨んで、
でもそんなものには怒りをぶつけられないから、
自分のルールに反したことをしているように見える他人を恨む。
それはやっぱり、タフさが足りないし、イージーだと思う。
気持ちはわかるが、少なくともありたい姿ではない。

人はどこかでそんな「志」に殉じるものではないかと思う。


ソーシャルではいろんな人の生きる姿が見える。
ほんとうに様々な人がいるが、
さまざまな感情を言語化しながらみんな生きている。
時々、そのこと自体にたまらなく感動してしまうことがあるのだ。



by shinobu_kaki | 2017-10-21 21:41 | ライフ イズ | Trackback | Comments(0)

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