2005年 04月 18日
家路。
まあいい場所に住んでいたもので、
会社から自転車での帰り道にちょっと遠回りをすると
いわゆる西麻布交差点だったりする。
焼肉も食べたし地下の店で卓球もしたし(となりのテーブルは金子賢だった)、
ちょこっと奥に入ったとこにはまあなんというか良いお店がたくさんあって、
都市の新陳代謝と言わんばかりに興亡を繰り返しているのであった。
ここから家まで徒歩で20分ほどと近いが、同時に、
タクシーでも初乗りほどで帰れるという事で
根性のない僕は交差点、ホブソンズの前からさらりと、
タクシーをよく拾って帰った。
ホブソンズでは2度ほどしか買った事しかないと思う。
言わずと知れたアイスの店であるが、
六本木のアマンドのごとくにランドマーク的な意味合いが強い気もする。
もちろん店にとってはただのランドマークでは困るわけだけども。
交差点をはさんで向かいの「権八」も、
「千と千尋」的な存在感を誇っている。
「権八」も2回ほど行ったきりだと思う。
前の会社にいたころは、仕事が遅く毎日朝方帰宅に近かったため、
平日はかなりの割合でタクシー帰宅だった。
芝浦でタクシーを拾い、いつも発する行き先は「渋谷橋まで」。
渋谷橋は駒沢通りと明治通りのクロスポイントで、
この横断歩道をいちいちアップダウンするのがめんどくて。
より家に近いところ、フレッシュネスバーガーから九十九ラーメンを望む。
九十九は僕にとってのブービー・トラップで、
飲んで帰宅しようとするとこの朝4時までやってるラーメン屋が、
暮れてなお煌煌と光を放ち僕をおびき寄せるのだった。
じゃあ別ルートを、と思っても、
そちらはそちらでとんこつラーメンの雄「一風堂」がある。
ラーメンの誘惑からは逃れられない。
九十九は今でも休日には、30人からの行列ができる。
それほどでもないとは思うのだけど、この場所まで来てしまったら、
また恵比寿の街に戻って探すのもめんどくさい、
なんていう要素もあると思う。
九十九のテラス席というか外の席で、
一度女性連れの清原が食べているのを見た事がある。
全体にサイズが大きくて、遠近感が狂う。まるでゴリラのようだった。
フレッシュネスは僕の休日の朝ご飯でよく。
いつもベーコンオムレツバーガーを好んで食べていた。
飲食店が数店と、奥にインテリアブランドの店があるプライムスクエア。
しかしまあそれ以外に何があるというわけでもない。
ロイズレストランは筑紫楼に変わり、
その他の数店も「ERAWAN」になったりダイナーになったりしている。
けっこう入れ替わりが激しい。奥には僕の通うジムもある。
ここは都心のくせに静かだし人がそれほどこないということで、
本当によく撮影に使われている。
でも僕は芸能人の顔がよくわからないので、
多分いろんな人を見逃しているとは思う、が、
芸能人の顔がよくわからないので自分でも定かじゃない。
故・天本英世はすぐわかったが。
あれぐらいわかりやすくないとダメらしい。
そういったアンテナはないに等しいと言える。