2005年 06月 24日
夏の音、夏の朝。
夜の遅い仕事だけに、昼前出社なんてザラである。
そんな中、僕は最近、可能な限り早く出社しようと試みている。
サマータイムというわけじゃないが、
始まる前に仕事の準備をするというのは大事だし、
誰もいない余裕にまかせて机の周りをキレイにしてみたりもできる。
最近、手帳を真っ黒にするようになった。
とにかく何かあったら書き込むようにしてる。すぐ、忘れちゃうからね。
同僚のスペイン土産、FCバルセロナの小さい手帳には書き込みがびっしりだ。
暑いのでTシャツで仕事。今日はミーティングに出る用があるので、
その上にジャケットを羽織ってきた。夏に強いから暑くない。
会社に来て、無造作にCDプレーヤーのスイッチを入れると、
流れてきたのはリップスライムの「楽園ベイべー」だった。懐かしい。
夏にまつわる曲は多いが、このへんのエリアで夏っぽくて好きなのは、
真心ブラザーズの「エンドレスサマーヌード」、
スチャダラパーの「サマージャム '95」あたり。
夏だーいすき、とか言っちゃったり♪ってやつだ。
昨日、ミュージカルバトンの記事を書いていて思ったんだけど、
やっぱり音楽にまつわる記憶ってたくさんある。
というか、音楽を聴くと何かしらの記憶がリマインドされる。
だいたい映像がついてくる。不思議だけど、そういうものなんだろう。
イメージ、というのはつまり映像だからだ。
そういう意味で僕にとって夏を思いだす音楽と言えば、
ニコタマに住んでいた時代によく通っていたバーというかパブというかで、
いつも流れていたスタイリスティックス。アルバムタイトルは分からない。
本当は季節を問わずかけられていたCDだったのだろうけど、
なぜか思いだすのは夏の暑い盛り、土曜日の夜、
予定もなくてビールとウイスキーばかり飲んでいた20歳そこそこの、
無為でヒマで無目的で怠惰な、そんな平和で退廃的な光景。
今朝、自販機でボスのカフェラテを買おうとしたら、
僕の前に何か買っていたおばちゃんになぜかラテをおごってもらった。
ありがたく頂きました。おばちゃん、ごちそうさま。
出社からほぼ1時間経過。
まだ、誰もこない。こういうのってなかなか気分がいい。