2005年 10月 15日
モハメッド・アリの予言。
アメリカはぶっ壊れてしまうよ。
アラーの神が神罰をお下しになる。
暴力、犯罪、地震…ありとあらゆる悪行の代償を払わされることになる。
アメリカの命運は尽きてしまったんだ。
モハメッド・アリ(1975年「PLAY BOY」インタビューにて)
もともと「カシアス・クレイ」という名だったアリだが、
ムスリムであったことを公表して改名。
「カシアス・クレイ」のほうがセクシーで良い名だという人もいる。
引退後はパーキンソン病にかかり、
震える手で開会式の聖火を点火した姿はインパクトがありすぎた。
「元ボクサー」というには存在がちょっと巨大すぎて、
なんだか大統領レベルの威厳があったように思う。
アリは言わば、大統領でもかなわない「スーパースター」であったわけだけれども。
上記の発言は、最近のアメリカの状況を思うと、とても予見的で面白い。
アメリカにおいて栄光を勝ち取ったアリは、
「アメリカ市民」であること以前に、
黒人として、同時にアメリカを憎んでもいたのだった。