2006年 01月 24日
堀江貴文、一夜で「容疑者」。
あまりに状況がホットなのでこちらを書かずにいられない。
堀江貴文、逮捕。
「ホリエモン」から一夜で「容疑者」へ。
号外も出た。
新聞も全紙がそれだ。
それにしてもメディアも作為的というか意地悪で、
号外の堀江容疑者の写真は特に人相の悪いものを使用している。
ちなみに月曜に発売された「AERA」と同じものだ。
身内に死亡者も出ているし(自殺・他殺はいまだ明らかにされず)、
実際にとんでもない損失を被った人も多いだろうから、
この大騒ぎもむべなるかななのだろうが、
さながら天下を取ったと思われた堀江容疑者およびライブドアの、
暗転のコントラストたるやあまりに鮮やかだ。
この騒動に至るまでの堀江貴文の半生をテ−マに、
恐ろしく面白いノンフィクションが書けそうである。
実際に何冊も書かれるだろうが…。
GM(ゼネラル・モータース)の創始者、
ウィリアム・C・デュラントの話を思い出した。
M&Aなどによる企業拡大、
ウォール街を巻き込んだその最期まで、
今回のケースとかぶるところ多数である。
しかし改めて思ったのは、検察の怖さである。
やつらが動いた時点で、それは容疑者は「クロ」ということなのだ。