2006年 04月 04日
モーリス・ラヴェル
僕の誕生日は3月7日ですが、
同じ誕生日の有名人に作曲家のモーリス・ラヴェル(1875~1937)がいます。
有名な曲はもちろん「ボレロ」、「亡き王女のためのパヴァーヌ」など。
「オーケストレーションの天才」「管弦楽の魔術師」などと呼ばれたラヴェルですが、
曲のタイトルがちょっとへんてこで、そこを買われたのか、
マンガ「のだめカンタービレ」でもラヴェルの曲はたびたび出てきます。
じゃあ、どんなふうにへんてこなのか?
グロテスクなセレナード(Serenade grotesque)
いきなりどうかと思われます。自分でグロテスクって。
実は、自筆譜では単に「セレナード」。あとで誰かがつけたのでしょうか。
蛾(Noctuelles)
や、別に…曲名としてあっていいんでしょうけど、突っ込みたくなります。
「蛾」かよと。何か他に。
道化師の朝の歌(Alborada del gracioso)
なにやら楽しそうです。
それか、「素」に戻った道化師の倦怠とかそんな感じ?祭りのあと的な。
絞首台(Le Gibet)
キャァァーーーーーーッ!!
おやゆび小僧(Petit Pousset)
「姫」じゃないのね…。
そういえば、「おやゆび姫」はなぜ「おやゆび」なのか、と考えたことが。
その時出した結論としては、「なかゆび姫だと、なんか品がないから」でした。
パゴダの女王レドロネット(Laideronette, impératrice des pagodes)
や、これも別にいいんですけど…言いづらっ!
高雅で感傷的なワルツ(Valses nobles et sentimentales)
自分で言うか。
ボロディン風に(A la maniere de Borodine)
シャブリエ風に(A la maniere de Emannuel Chabrie)
そうですか。
クープランの墓(Le Tombeau de Couperin)
有名なのかな?味わいがありますね。いいタイトルです。
一寸法師(Petit poucet)
一寸法師キター!(* ゚∀゚)=3
ドビュッシーの墓(Le tombeau de Claude Debussy)
墓シリーズです。墓が好きなのでしょうか。
私に雪を投げるアンヌへの(D'Anne qui me jecta de la neige)
アンヌ、ひどくね?
で、アンヌへの何。
つれない人(L'indifférent)
演歌調でしょうか。
草の上で(Sur l'herbe)
草の上で何を… (ノ∀`)タハー
壷のなかから一飛びに躍り出た(Surge de la croupe et du bond)
名作「ハクション大魔王」の元ネタがここに。
おーい(呼び声) (Aoua!)
2秒くらいで終わりますか。
噂どおり、味わい深いスコアが満載でした。ラヴェル。
まあ、あんまりクラシックのタイトルに詳しいわけじゃないですけど、
なんかあれですね、やっぱ魚座って変わってますね。
(参考資料/wikipedia)