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Number654.655.656 日本代表特集

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代表選手23人の発表、ドイツ戦の大善戦と、
トピックスの続くサッカー日本代表。
ワールドカップ直前特集号だ。
つっても、大会が始まればNumberは「週刊誌」になるらしいが。

表紙は中田英寿&三浦知良。
日本サッカーを牽引してきた2人の貴重な対談。
今回の予選ブロックの対戦相手はオーストラリア、クロアチア、ブラジル。
そういえばカズはこの3つの国のリーグでそれぞれプレイしていた。
因縁といえば因縁である。面白い。

「98年のチームはハングリーだった」と語る2人。
98年フランスW杯出場時、カズは当時の岡田監督から外されている。
当時の記憶は苦くないはずはないが、カズは屈託なく語る。
というかラモスあたりは98年、
「94年のチームに比べてハングリーさがない」と怒っていた気がするが(笑)
まあ、時代とはそーゆーものである。

中田「(クロアチアは)3カ国の中では一番やりやすいかなと」
カズ「よく決定力不足って言われるけど、(略)ペナルティエリアの中で
勇気を持って、1対1でどんどん勝負できるかどうか」
カズはともかく中田がずいぶん丸くなったなあという印象。
他の選手達といても、笑顔が見られるようになったしね。

個人的に白眉と思ったインタビュー、
岡田武史「8年前には言えなかったこと」。
上にも書いたが、98年当時のカズを外した心境を語っている。
こうだ。
「勝つためのシミュレーションをした時に、
一番チャンスが少なかったのがフォワードでは彼だった。
それだけのことで、逆に小野伸二あたりは、もしヒデが怪我をしたら、
彼の才能に賭けるしかないかなあと思っていた。
あのチームはヒデがいなくなったら、攻め手がほとんどなかった」

当時の中盤は、中田、名波、山口の3人だった。
このトライアングルは非常に優秀で、アルゼンチンなど、
世界の強豪を相手にしても遜色なかったと本人達は語っている。
岡田インタビュー続き。

「他の誰を代えてもたいしたことはできない。
ならば一か八か伸二に賭けるしかないのかと。
そういうことをいろいろ考えての決断だったので、
私心はまったく入っていない。
最善かどうかわからないけど、
日本代表を考えての決断であったことには自信がある。
逃げ隠れする気もない」

それにしても当時は世論も激しかった。
お疲れさま的な意味でも、カズは連れて行ってあげればいい、
そういう声が多かったと思う。他ならぬ僕もそうですけど。

「人間的にはカズをすごく好きだったし、
彼が苦しんでいた時代から知っているから、
笑顔を引き出してやりたかった。
でも自分は岡田武史ではなくて代表監督なんだと」

常に日本人の中では代表監督候補とされる彼だが、
日本代表の監督を引き受けるつもりは今のところないようだ。


ところで今日の昼、伊藤さんとさとなおさんの対談サイトを見て、
さっそく「味芳斎」(みほうさい)に食べに行った。
我ながらフットワーク良すぎ(笑)
牛肉飯1000円。やはりとても混んでいたが、すぐに座れた。
いわゆるぴりぴりした辛さとは違う、
あとからじわっと追いかける薬膳的な強烈な辛さ…というほど辛くないけど。
スタミナ切れ気味の暑い日の昼食、いい栄養補給になりました。また行こ。

その後、帰り道のタリーズで「エスプレッソシェイク」を。
辛さでジーンとなった口中をひんやり冷やすにはちょうど良し。
ていうか「エスプレッソシェイク」、ものすご美味かった!
by shinobu_kaki | 2006-06-02 01:19 | shinoBOOKS

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