2006年 06月 05日
夢十二夜。
自分が死刑を宣告された夢をみた。
これは初めてのことだ。なかなか不思議な気分である。
死刑を宣告される羽目になった容疑というのは大したことではなく、
確か、なにかの仕事をすっぽかしたとかそういう程度のことだったと思う。
死刑になるようなことではない。
また、執行される死刑の内容も結局わからない。
というか忘れてしまったのかもしれないが。
引き払うことになった夢の中の僕の仕事机は、
なんだか薄汚れていて本もパソコンももうない。
誰かがかばってくれているようだが、決まったことは覆せない。
普段からそれなりに覚悟していたと思っていたけど、
いざこうなるとやはり不安定な気持ちになるなあ。
幸いというかなんというか、執行される前に目が覚めた。
あまりに珍しいので、夢判断のサイトで「死刑」を調べてみたら、
「重圧やトラブルがすっと消え、穏やかな発展運に包まれる事を意味する」
のだという。
死刑の夢は不安要素を「死刑」にするということで、
意外にも、まったくポジティブな意味だったのだ。ならばよしだ。
それはそうと、昨夜「ナビィの恋」を久しぶりに観た。
楽しい音楽映画である。
おじいの傍らには音楽がある。音楽があるから、人生が寂しそうに見えない。
人が生きるうえで「寂しい」というのは最もネガティブなワードだ。
だから音楽は偉大なのである。
こういうのはやはり、酒など飲みながら観るのが正しい。
とたんに、また沖縄に行きたくなった夜だった。