2006年 10月 11日
トリビア「世界史は世界だ」その2
「敬礼」のポーズは中世ヨーロッパ、騎士達が甲冑の顔部のバイザーを
指先で押し上げたポーズに由来する。
ドイツ第三帝国(Das Dritte Reich)の第三とは
神聖ローマ帝国、ドイツ帝国に次ぐ、 3番目の帝国という意味である。
のちにフランス大統領となるド・ゴールは、
ペタン政権下の軍法会議で銃殺刑を宣告されていた。
罪状は 「戦時国外逃亡と国家反逆罪」。
古代ギリシャでは、男はバイセクシュアルが常識だった。
美少年に言い寄られて受けつけなかったら変人扱いされた。
ハンガリーでは 塩が足りないことを 「シオタラン」という。
万里の長城は、昔は平壌まで伸びていた。
ワーグナーの曲はヒトラーが好んでいたことから、
現在のイスラエルでは放送が禁止されている。
ビルゲイツの父親の名も、祖父の名もビルゲイツ。
20世紀を通じて、民主国家同士の戦争は一度も発生していない。
※補足
フォ−クランド紛争の時のアルゼンチンはぎりぎり軍事独裁であった。
エカチェリーナ2世が無血クーデターで政権を奪取した際、
モスクワ中の居酒屋を兵士に無料で解放した。
しかし、その料金を支払うのに実に3年もかかってしまった。
エリザベス1世は(当時としては)異常にきれい好きであったため、
1ヶ月に1度は必ず風呂に入った(!)。
吉田茂がサンフランシスコ講和会議に出席したときに
通訳をつとめた外務官僚は 宮澤喜一だった。
ロダンの「考える人」は、地獄について考えている。
ライト兄弟は5人兄弟だった。
「レ=ミゼラブル」で有名なユゴーは・・・
EUの基礎(欧州の統一貨幣)を初めて構想した人物である。
ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」の
ツァラトゥストラとはゾロアスター教のことである。
世界一短い手紙は、「? 」と一文字だけである。
その返信は、 「! 」と一文字だけであった。
※補足
ヴィクトル・ユーゴーが、自らの著作『レミゼ』の売れ行きを出版社に尋ねたのが”?”、
出版社が応えて、すごい売れ行きです、という意味で、”!”。
「天高く馬肥ゆる秋」という言葉は
一見のどかな草原風景を想像してしまいがちだが、
本当の所は「秋になったから、夏草をたっぷり食べて肥えた馬に乗って
騎馬民族が攻めてくるぞ」 という実に物騒な意味が本来の使われ方である。
(もちろん攻め込まれるのは中国歴代王朝)
テディベアは、
セオドア・ルーズベルトが狩りの際熊を助けたエピソードから作られた。
日本では万歳三唱を法律で定めていた。
「アラビアンナイト」に出てくるアラジンはアラブ人でなく実は中国人。
ポーランド共和国の初代首相はピアニストのパデレフキーである。
夏目漱石は、『ら抜き言葉』を使っていた。
カマンベールチーズの名付け親は ナポレオン3世。
実はタバコの方が大麻よりも毒性が強い。
スパゲッティのカルボナーラはイタリアの政治団体「カルボナリ党」からきている。
商品に定価をつけたり、値札をつけるようにさせたのはナポレオン。
日本の誤植事件で最大のものは、
雑誌「キング」の「明治大帝」→「明治犬帝」と言われている。
「ちびくろサンボ」はチベットの民話である。(アフリカに虎はいない)