2006年 10月 23日
パブリック・プレッシャー
ストレスにいいことなんてない。
ストレスは害悪だ。
ストレスは親のカタキだ。
ストレスは人類のテキだ。
ストレスなんてないほうがいい。
時々、「適度なストレスは必要なんだよ」
なんていう的外れな意見を言う人がいるが、
適度である時点でそれはストレスではない。
せいぜい「緊張感」とかその程度のものだ。
とは言え、辞書を引くとストレスは、
「物理的・精神的負荷」程度の意味で使われており、
程度の大小に関わらず全て「ストレス」と呼ぶらしいが、
そんなことはこの際どーでもいいのだ。
ストレスのない暮らしを想像してみるがいい。
ラクチン人生だ。
そこにはまさに理想郷がある。
あのジョン・レノンも名曲「イマジン」の中で歌っていた。
ような気がする。(注:歌っていません)
話は変わるけど、
ストレスの類義語で「プレッシャー」というのがある。
wikipediaによると、この2つは同じ意味として扱われているが、
ニュアンスが少し違う気がする。
プレッシャーは何か、人生のいち場面における言わば瞬間的なもの、
ストレスはもっと日常的・継続的なもの、というイメージだ。
むしろプレッシャーという言葉は、チャンスの時に使われている気がする。
例えば9回裏ツーアウト、ランナー2・3塁、点差は1点、
ここでヒットを打てば逆転サヨナラ勝ちというようなシビレル場面で、
「さあ、ここはバッターの山本君にストレスがかかります」とは言わない。
ここは誰がどう見たって「プレッシャー」がふさわしい。
というわけで、wikipediaの扱い(ストレス=プレッシャー)は間違いである。
なんだっけ。
そうだ、ストレスは敵という話だ。
ストレスがあると毎日がつらいよね。
我々は現代人として、日夜ストレスと戦わなければならない。
リラックスが一番です。
お風呂に入ったり、お酒を飲んだり、お昼寝したり。
でも、適度なストレスは身体に良かったりして時に必要なんですよね。