2004年 07月 04日
ズルズル真鶴〜半島トレッキング篇〜
その名前が付いたと言われる真鶴。
東京の暑さとプラスイオンにまみれた僕は、
涼やかなマイナスイオンを求めて、発作的にその真鶴半島へ旅に出た。
日帰りの小旅行。
真鶴は2回目で、以前にやはり小旅行的に小田原に泊まった翌日、
ちょうど港祭りの日に半島を歩いて一周して以来だった。
最初はバスを使おうかと思ったのだが、
真鶴駅から半島の先まで歩いても30分ほどしか掛からない。
恵比寿から自転車で葛西まで行ってしまう僕にとっては
まったくの徒歩可能圏内である。
前日徹夜明けで飲んでぐっすり寝てしまったため、
出発が昼過ぎ少し経ってからになってしまい、
真鶴に着いたのは夕方近く、4時を少々まわった時間だった。
例によって人気のない街のどこからも、海岸線が見える真鶴。
アップダウンの激しい道沿いにならぶ、ひものと海産物屋の多い真鶴。
それでも半島の真ん中らへんは結構な山道であり、
ざくざくと落葉を踏みしめながら歩く。
林のなかは明らかに空気が違う。木々がサワサワと鳴る。
人の姿はなかった。