日本は非礼を許さない。

どうやら雨の週末である。

前にも書いたが、休日の雨というのは嫌いじゃない。
僕は週末ごとにアウトドアに遊びに行く趣味があるというタイプでもないし、
もちろん外出は好きだけれど、インドアに閉じこもって、
静かに本やマンガやネットに興じるのがそれなりに好きなほうだからだ。
それに、外が雨という状況でそこから回避された室内にいる、
というシチュエーションは奇妙な安堵感をもたらす。
豪雨の時に止まった車の中にいるようで、
自分がセーフティな場所にいるという思いからか、
不思議と落ち着いた気持ちになれるのである。

それにしても日本人の「やりすぎた人」に対する厳しさったらないね。
朝青龍、亀田一家、ちょっと前の堀江貴文もそうだけど、
共通するのは「礼節を欠いた子供(ガキ)っぽさ」があるところ。
あの中田英寿も一時はバッシングの対象だったけど、
意外に礼儀正しい青年だったということが判明して、
それから世間は中田に優しくなった気がする。そういうのってある。
沢尻エリカのあれも言わば礼儀がなってないことへのバッシングだ。
挨拶とか言葉遣いがいかにその人の印象を決めるかってこと。

あのイチローも突出した実力でマイペース、
場面によっては上司に反抗も辞さずというタイプなのだが、
彼は自分の言葉を持っていて、受け答えもしっかりしている大人だった。
そういうタイプの人はバッシングされない。隙がないのだ。
大仏のような顔をした松井秀喜はもう完全な「人格者」で、
叩かれるどころか、引退したら本を何冊も出しそうな感じである。
でも、日本人は野球人にはおしなべて優しい気がする。
なぜだかは知らないけどね。

それにしても、この日本人の「ネガティブな一体感」はすごいね。
個人というより集団の単位で、一斉に同じ方向を向いて怒濤のごとくだ。
どうかこれをポジティブに逆転して、サッカーに活かすことができたなら、
ワールドカップベスト16の常連になれるかもしれないのに。
by shinobu_kaki | 2007-10-26 09:01 | エウレーカ!
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