2008年 01月 22日
雪を待つ男。
「週末、雪が降るかなと思って楽しみにしてたんスよ」
「降んなかったね」
「すごい楽しみだったんッスけどね。待ってたのに」
「雪を待ってたの?外で?」
「そうッス。いや、外でじゃないッスよ。家の中で、窓から見てたんス」
「意外にロマンチックな男だねえ」
「でも結局降らずじまいッスよ。がっかりッス」
豪雪地帯の生まれ育ちである僕にとっては、
雪など別に楽しみにするものじゃない。
しかもこないだ正月に、いやというほど雪を拝んできたばかりだ。
まあ、同じ寒さなら雪のひとつも降っていたほうが情緒があるってもんだけど。
それにしても寒いね。手足が冷えてしょうがない。
風邪をひかないようにしないとね。