2004年 07月 16日
本屋の消滅。
東京、神奈川に7店舗をもち、芸術、文化関係の出版物などに重点を置いた個性的な品ぞろえで知られる書店「青山ブックセンター」(本店・東京都渋谷区)が、16日限りで営業を中止した。取引先の出版取次会社の栗田出版販売がこの日、東京地裁に同書店のグループ3社の破産申し立てをしたため、営業の継続を断念したとみられる。
本店にはこの日、16日限りでの閉店を告げる張り紙が張られた。また、知らせを受けた取引先の関係者が駆けつけるなどあわただしい雰囲気に包まれた。
青山ブックセンターは、デザイン、美術などに力を入れた個性派書店で、おしゃれな店づくりでも定評があった。マスコミ関係者やデザイナーらが足を運ぶ六本木店では翌朝5時半まで営業するなど、書店の深夜営業の先駆けともなった。当初は六本木、広尾の2店だけだったが、90年代から新宿や自由が丘などに相次いで出店した。
asahi.comより
今日の夕方、現地で張り紙をみたササボンからのメールで知った。
よく行ってただけに結構ショック。
六本木店は待ち合わせにちょうど良かった。
オサレ本は売れないからねえ。
店舗も、いちいち家賃高そうなとこばっかだし。
棚も狭しと並んだあの本たちに、僕は思いを寄せてみる。
彼らはいったい何処へ行ってしまうのだろうか?