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ジャイアンツ坂本に関する2つの記事。

坂本勇人はジャイアンツの新しいショートストップである。
高卒2年目、まだ19歳だ。
ジャイアンツのショートと言えば二岡智宏がいるわけだが、
開幕後に二岡がケガで戦線離脱してからは、
ショートのレギュラーとして連続出場を果たしている。

坂本の特長としてあるのが「内角低めにめっぽう強いこと」だ。
ヒザ元への速いボールを、すくい上げるようにして軽々打ち返す、
そんな新人らしからぬバッティングを得意としている。
4月6日の阪神戦ではプロ初ホームランを記録したのだが、
これもインローのストレートをゴルフのようなスイングで捉えたもの。
おまけに19歳3ヶ月での満塁ホームランはセ・リーグ最年少記録だそうだ。

坂本は少年野球時代、あの東北楽天・田中将大と同じチームで、
バッテリーを組んでいたことがあるそうだ。
ちなみに坂本がピッチャー、田中がキャッチャーである。


…という記事を、購読している講談社の「本」という雑誌で読んだ。
かつての「一党独裁制」も今は昔、人気の凋落して久しいジャイアンツ。
(ジャイアンツの人気失墜はテレビメディアのそれとシンクロしているように見える)
「外様」の選手が主力を努めることが多い中、待望の生え抜きとあって、
坂本はメディアに注目される機会が多い気がする。

「僕はボールをバーンと叩いてスピンをかけるのではなく、
(ピッチャーから)ラインを引いてきて、そのラインに自分のスイングの
軌道を合わせることを考えています。ストレートならそのままですが、
スッと落ちたらすくい上げる。そんなイメージです」

なかなか恐れ入るレベルの19歳である。

ところで今朝「ビッグコミックオリジナル」を駅の売店で買ったのだが、
ここにもちょうど坂本の記事が出ていた。
講談社「本」と同じように、いかに坂本がインローに強いかが紹介されていたのだ。
これは一種のシンクロか、と思ったが、なんのことはない、
よく見るとどちらの記事もライターは同じ二宮清純なのであった。
同一のネタをそれぞれ、違う雑誌に書き分けていただけなのである。
by shinobu_kaki | 2008-05-20 13:09 | shinoBOOKS

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