2008年 07月 16日
2008.07.16
今日は早起きして立寄り。
いつもは乗らない電車に乗って、
いつも買う日経新聞を控えめに開く。
芥川賞、直木賞受賞者決定。
電車の中で「へー」と声を出しそうになった。
出していたかも知れない。
芥川賞は、楊逸(ヤン・イー)さん。中国人女性だ。
中国人作家の受賞は初、日経の見出しを借りるなら、
「日本語以外が母語の作家で初」。
こういう、垣根を越えた瞬間というのはいい感じ。
そのうち文芸春秋に全文が載るだろう。
審査委員の石原慎太郎のコメントを読みたい。
直木賞も女性。井上荒野(いのうえ・あれの)さん。
今回はどちらも女性なんだね。
ロナウジーニョ、
FCバルセロナからイタリアのACミランへ。
一時、これ以上ないほどの輝きを見せていたロナウジーニョ。
旬という意味では彼はもう終わってしまった。
なぜだろう。
現監督グアルディオラの選手時代の件といい、
バルサは去る選手に対して冷たい印象があるが、
バルサに限らずビッグクラブはまあこんなものかもしれない。
「ひかり電話」広告で不当表示、NTT東西に排除命令。
メリットを訴求するあまり、やってしまいそうな事。
携帯もそうだけど、それくらいこの商品は差別化しづらい。
資本主義的発想で他社に先んじようと思っても、
商品自体に差がないものだから、どうしても無理が生じるのだ。
ソフトバンクの「¥0」もそうだけど、
誤解を招くまぎらわしさは悪、というわけである。
ここのところずっと、
社会全体に「嘘はいけない」という空気がある。
良い事だと思う。健全だ。
社会という生命体による自浄作用。