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北京五輪開幕、そして新しいソファ。

金曜日。

北京オリンピックの開会式をヨメと見る。
新しいスタジアム、圧倒的な物量の花火、
蒼い闇の演出。見事だと思った。
この日は比較的早く帰って来たので、
家でビールを飲み、食事をした。
12時過ぎには眠る。

北京五輪開幕、そして新しいソファ。_a0022014_18211100.jpg

土曜日。

朝イチで駅前の医者へ。
その後、注文していたソファカバーを受け取る。
今日はソファが来る日なのだ。
そして図書館へ行き、本を借りて来た。
サマー・リーディングとばかりに持ちきれないほど借りる。
あとCDを2枚。

書店に寄って「文藝春秋」最新号。
芥川賞受賞作「時が滲む朝」が掲載されている。
作品を読む前に、選考委員の寸評を読む。
石原慎太郎は思ったより叩いていない。
なんか、それなりに評価している感じがした。
逆に辛辣だったのが村上龍。
『今回の候補作は全体的にレベルが非常に低く、
また例によって「どうしてこんなことを小説として書かなくてはならないのか」
というような些末で閉鎖的なモチーフの作品が目立った…』とある。
受賞作の「時が滲む朝」についても、作者が中国人ということで、
『確かに画期的なことだ。だが、当然のことだが、
そういったことは作品としての評価には関係がない』としている。
まあ、昔から村上龍はこれに近い事を言っていたからね。

家に帰ると、ほどなくしてエアコンの工事業者がやってきた。
引っ越したこの部屋には備え付けのエアコンが2基あったのだが、
寝室として使っている部屋のほうのが効きがとても悪く、
管理会社に電話したところ直ちに新しい物に代えてもらう事になったのだ。
もちろん工事にかかる一切は管理会社持ちである。
工事の時間は2時間半ほど。2008年度型になって、めでたしめでたし。
その工事の間、ソファの本体が届いた。
朝受け取って来たソファカバーをかけて、これで部屋が一変した。
その直後、保険会社の人がアポイント通りにやってきて、
さまざまな保険の手続きをした。これが1時間半ほど。

なんだか集中的に忙しかった土曜日の午後も、もう夕方。
明らかに涼しさを増した新しいエアコンのある部屋に寝転がって、
図書館で借りて来たうちの一冊、森永博志「ドロップアウトのえらい人」を読む。
へえ、このタイトルってあの「ウゴウゴルーガ」から取ったんだ。
読んで行くと、中に見覚えのある名前があった。
それは以前銀座のあるBARで一度会って、
その後自分の会社の作品集を送ってくれたデザイン会社の社長・Fさんだった。
Fさんとの連絡はそれきりになってしまっているけど、
こんなところで名前を見るとは思わなかった。
そういえば森永博志氏もよく出入りしているというBARだった。

テレビをつけるとオリンピック。
響宴はしばらく続くが、明日の夕方のサッカーをとりあえずじっくり見よう。
相手はナイジェリア、かつてアトランタで前園たちが敗れ、
そのままブラジルをも凌駕して金メダルまで到達したことのある国だ。
日本代表、すなわち「反町ジャパン」は今ひとつピリッとしない。
僕は、次代の日本代表は水野や家長が背負うと思っていたのだが、
彼らはどちらも出場できていない。どうやら見込み違いだったようである。

さて、晩ごはんを作るとしますか。
しかしソファがあると部屋が落ち着くよね。
by shinobu_kaki | 2008-08-09 18:18 | ライフ イズ

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