2008年 08月 26日
出生届と眼下の火事。
窓口内での確認やあれこれで20分ほどかかったけれど、
無事に受理された。これで晴れて娘は名前を含め、
正式に社会的に認定を得たわけである。
市役所(23区じゃないから市役所なのである)の窓口、
正確には出張所が駅前のビルの上階にあり、
そこで手続きを終えたのであるが、
出張所と同じフロアにあるホールの大きな窓の向こうが、
高い山の頂付近のように白くもやに包まれているのに気付いた。
でもそれは自然現象ではなく火事の煙なのであった。
窓越しに見ると、少し先の住宅地から煙が勢いよく上がっている。
火は見えないが消防車がいるのだろう、
赤い光がいくつか煙の中に点滅して見えていた。
子供は、ミルクばかり飲んでいるから当り前だが、
甘ったるい香りがして和む。
「赤ちゃんはポテトスープのような匂い」という人がいたが、
うちの子はちょっと違うようである。
泣く時のパターンというのは、お腹が空いた時と寂しい時が多い。
おむつが汚れた事で爆発的に泣き出すということはあまりない。
あと、ちゃんとミルクのあとにゲップを出してあげる事。
意外とこれが大事なようだということを昨日改めて認識した。
赤ちゃんの小さな体躯をうつ伏せに、肩に担ぎ上げて背中をさする。
担がれた赤ちゃんの姿がくてっとしていて、これまた和む。
柔らかいほっぺたが重力に逆らわずに垂れ下がっている。
「クレヨンしんちゃんってデフォルメじゃないんだね」とは嫁の弁。
肩越しの我が子を見るにつけ、実にその通りなのだった。