2009年 06月 15日
お辞儀はじめました。
昨日の夜、床に座ったままの娘が何度も何度も、
腰からカラダを前に倒して楽しそうだ。
今までなかった動きなので「これはなんだろう?」と思ったが、
すぐにピンと来た。
パパやママの、お辞儀のご挨拶を真似ていたのである。
まだカラダが小さいので、ほぼ90度、
「ぱったん」という感じの前傾になっちゃうのだが、
ニコニコしながら嬉しそうにお辞儀をしている。
そんな娘はもうすぐ10ヶ月になる。
最近はもう、褒めると嬉しそうにしたり、
かくれんぼすると高速ハイハイで追跡してきたり、
名前を呼ぶと振り返るし、
「はーい」という感じで手を上げるし、
彼女はここ1ヶ月ほどで格段の成長を遂げている。
娘のお辞儀は、お隣さんへのご挨拶の時のを覚えたらしい。
というわけで、引っ越しました。
前の家の本当にすぐ近くにね。
週末2日をたっぷりかけて、
怒濤の引っ越し&退出立ち会い&ガス開栓&etc。
疲れました。
そしてネットも昨日、めでたく開通セットアップ。
まだ片付けは終わってはいないけれども、とりあえず人心地。
新しい部屋。
階は低いが、窓を開ければ風が流れてくる。
広めの窓から遠くを見ると緑の丘が見える。
夜になると田んぼからカエルがにぎやかに合唱する。
あらためて都心じゃないなあ、田舎だなあと思うと同時に、
この子が大きくなってゆくにはなんだかちょうどいいかもなあ、
そんな風に思ったりもする。
もちろん自分たちが過ごすにしてもそうだ。
せわしない都心のリズムとはまた違う時間の流れ。
こういうのは価値観の問題だから、どちらがいいとは言えない。
今回の引っ越しで学んだ事はたくさんある。
それは他人との比較じゃない、自分自身の価値観の範囲の中で、
移り変わってゆくであろう「時間」と「暮らし」、
そして自分たちの姿そのものをイメージするということだ。
なかなか得難い数ヶ月だった。
もちろん、すべてはこれからなのだけどね。